マイナンバーカード、〇割が取得!マイナポイントが追い風に
目次
みなさんからいただいたアンケートの結果を公開する「みんなのお金感覚」。
今回のお題は、「マイナンバーカード取得した?」です。
マイナンバーカードとは、マイナンバーが記載された顔写真付きのICカードのことです。金融機関等の本人確認書類としても利用でき、様々な行政サービスを受けることができます。健康保険証としても使えるため、医療機関や薬局でカードリーダーを見かけるようになりました。
それでは、気になるアンケート結果の発表です!
9割がマイナンバーカードを所有
今回の調査では、9割以上の方がマイナンバーカードを所有、または申請中と回答しました。
マイナンバーカード取得には、マイナポイント事業が大きく影響
マイナンバーカードを取得(申請)した方に対し、その理由をうかがいました。
最も多かった回答は「マイナポイントがもらえるから」。マイナポイント事業が、マイナンバーカード取得に大きく影響していることが分かりました。
次いで、「住民票などの各種証明書をコンビニで発行できるから」、「身分証明書として使えるから」、「健康保険証として使えるから」など、各種行政サービス等の利便性に関する回答が多くなりました。
その他、「今後の制度を利用するにあたってマイナンバーカードが無いと困る方向になりそうだから。」「将来取得が義務になるなら、ポイントが貰える今の内にと思った。」など、今後のことを考えて取得された方や、「職場から言われたから」という方もいらっしゃいました。
申請しない理由は、情報流出のリスク
一方、マイナンバーカードを取得していない方にも、その理由をうかがいました。
「情報流出のリスクが怖いから」が最も多く、次いで「申請が面倒だから」、「メリットを感じないから」の順になりました。
その他、「転居手続きが後々面倒だから。」、「最終的に何でも紐付けされそうだから。」などの回答がありました。
マイナポイント、多くの人は最大20,000円を申請
では、マイナポイントをいくら申請したのでしょうか?今回調査した内容は、次の通りです(情報は調査時点)。
1:マイナンバーカード取得(キャッシュレス決済サービスの利用で25%還元、最大5000円分)
2:健康保険証としての利用申し込み(7500円分)
3:公金受取口座の登録(7500円分)
マイナンバーカード取得(申請)した方の7割は、上記3つ全てを合わせて2万円分のポイントがもらえるように申請していました。
先述のようにポイント事業がカード取得に大きく影響していましたので、みなさん一番お得な方法を選択したと考えられます。
マイナポイントは生活費に
最後に、マイナポイントの使い道についてうかがいました。
今回の調査では、ほとんどの方が「生活費」と回答しました。現在様々な物が値上がりしており、家計負担が増えています。そのため、このマイナポイントも生活費に充てた方が多いのではないかと考えられます。
次いで、「娯楽や旅行などの自分へのご褒美」、「家族や友人へのプレゼントなどの交際費」の順になっており、マイナポイントがちょっとしたおこづかいになったようです。自由回答でも、子どもへのおこづかいという回答がありました。
以上が今回の調査結果です。
今回の調査では、約9割の方がマイナンバーカードを取得(申請)していました。そして、ほとんどの方が最大20,000円分のマイナポイントを取得し、生活費に充てていることが分かりました。
今後、マイナンバーカードが利用できる場面が増えることが予想されますので、効果的に活用していきたいですね。
それでは、次回もお楽しみに!
【基礎データ】
募集期間:2023年3月25日~3月27日
対象者:募集期間中、Wallet+アプリ内の募集記事からアンケートにご回答いただいた方
有効回答数:1129人
年代別回答数:10~20代80人、30代168人、40代288人、50代344人、60代以上249人
性別回答数:女性722人、男性388人、無回答19人