個性きわだつ男前な部屋を実現! 質感と細部にこだわるリノベのすすめ
年末年始になり、大掃除や身辺整理を始め出すと、「もっと理想のイメージに近づけたい」といった住まいに対する願望がふつふつと沸いてきませんか? いっそ、思い切って中古マンションをフルリノベーションしたい!と思っているあなたにおすすめの設計会社の活用事例をお教えします。
まずはカウンセリングで、住みたい部屋、送りたい生活のイメージを出し尽くす
カフェ風だったり、ナチュラルテイストだったり、インテリアに関する事例って女性向けのものに偏っているなと感じていたところ、とっても個性的な家や店舗のデザインを手がける会社を発見しました。
福岡市中央区薬院の設計&デザイン会社『コードスタイル』です。カフェやインテリアショップのような外観ですが、こちらがコードスタイルの『ラボ』と呼ばれる店舗で、スタッフの田﨑研二さんいわく、「お客様の求めているものを徹底的に知るために、ここで何度も打ち合わせを重ねる」のだそう。
設計だけでなく、中古物件探しから受けてくれるコードスタイル。「どんな街で、誰とどんな生活を送りたいのか、具体的なイメージから抽象的なキーワードまで、いろんなことを話し合います」と田﨑さん。その中で、同社が実現できることと、不可能なことをしっかり共有した上で実際の物件手配、設計、工事などに進んでいくとのこと。
さらに、不定期でリノベーションに関するセミナーや音楽ライブなども開催。そういったイベントをきっかけに、相談に訪れてみるのも良さそうです。
コードスタイルのリノベーション事例。福岡市中央区の一見普通のマンション
こちらの間取り図、一見よくある普通の3LDKの間取りですよね。ところが、実際に行って見てびっくり! 全然普通じゃないんです。
「こちらは『無骨さと無機質さ』というテーマでリノベーションを行った例です」(田﨑さん)
かっこいい!
この部屋のお施主様は30代のご夫婦。アイアンなどを効かせたインダストリアルな雰囲気を好まれ、そういったテイストのオリジナル家具も手がけているコードスタイルにリノベーションを依頼。最初のカウンセリングで出たキーワードが、先の『無骨さと無機質さ』だったそうです。
こだわったポイントは、壁や床材の質感とアンティーク風の家具に合うテイストとインテリア小物。
全体を通して、レンガ、コンクリート、ウッド、アイアン、ガラス、タイルと、実に多様な素材が使われた部屋なのですが、不思議と統一感があって居心地も良さそうに感じます。
こういった施工事例のお宅を実際に見学できる「エスコートハウス」という企画もコードスタイルでは行っているそうです。
モデルケースを参考にして自分の理想の部屋に
最近では、中古物件とリノベーションをセットにして販売する不動産会社も増えています。が、せっかく自分の家を持つのですから、120%満足できる部屋にしてもらいたいですよね。
設計会社を選ぶ時に一番参考にできるのは、過去のモデルケース(施工例)です。どんな物件をどんな風に仕上げてきたのか、事前に写真や実物を自分の目で確かめておくことは欠かせません。
コードスタイルでは、webサイトでモデルケースを公開しているので、ぜひチェックしてみてください。アイデアの参考にもなりますよ。
おしまいに、福岡市中央区天神の福銀本店中2階にある「住まいるギャラリー」でも、改装にかかる費用から、業者選びのアドバイス、また実際の間取り変更案の作成など、リノベーションに関するさまざまなことを建築士に相談できます(無料)。
そのほか、住宅購入の準備やインテリアなどを学ぶ住まいに関するセミナーも定期的に開催。ぜひこちらにも気軽に足を運んでみてください。
※本記事中の写真はすべて【画像出典元】CODE STYLE CO.,LTD
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