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眠りが脂肪に作用する?睡眠ダイエットで理想のボディに

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眠りが脂肪に作用する?睡眠ダイエットで理想のボディに

睡眠時間が痩せ体質になれるかどうかを左右する、という研究をご存知ですか?人生の3分の1は、寝ている時間がしめています。その時間を無駄にせず、楽して理想の体型が手に入るなら、試してみる価値はありますよね。話題の睡眠ダイエットについてご紹介します。

なぜ睡眠がダイエットにつながるの?睡眠中に分泌される物質に秘密が!

なぜ睡眠のとり方ひとつで、ダイエットになるのでしょう。
その秘密は寝ている間に分泌する「成長ホルモン」にあります。その名のとおり、骨や筋肉など、成長を促すホルモンです。
この成長ホルモンが分泌されるとき、同時にエネルギーを多く消費します。そのため、成長ホルモンが正常に出される身体は新陳代謝が活発となり、痩せやすい体質となるのです。
きちんとした睡眠をとっている人は、それだけで毎日300キロカロリー燃焼しています。しかし成長ホルモンは、しっかりと質のよい睡眠が取れていないと多く分泌されないのです。
人は深い眠りと浅い眠りを繰り返しますが、成長ホルモンは深い眠りのときに多く分泌されます。そのため、何度も目が覚めたり、常に眠りが浅かったりすると、なかなかダイエットにつながりません。

睡眠ダイエットをスムーズに行うための鉄則とは

睡眠のゴールデンタイムは夜10時から翌朝2時といわれています。成長ホルモンが一番分泌される時間なのです。夜はなるべく早めに、少なくとも深夜12時までには眠りましょう。
最初の3時間は必ずまとめて眠るようにしましょう。とくにホルモンが分泌されやすいからです。途中で起きても構いませんが、必ずトータルで7時間程度の睡眠時間を確保してください。
また、寝る直前に食事を取るのはオススメしません。食べたものを消化するため、眠りが浅くなる可能性があるからです。睡眠の3時間前には食事を済ませておきましょう。
深く眠り、脂肪を燃焼させて、スッキリとした朝を迎えられれば、充実した一日につながります。

質のよい睡眠のために今日からできること

眠りの質を上げるために、まずは入眠を見直しましょう。
においや音など、五感が一番心地よくなる状態を見つけてみてください。お気に入りのお香や、照明、音楽など、体がリラックスできるものを探してみてはいかがでしょう。
また、人間は眠る2~3時間前に一度、体温を上げると、寝るころには体温が下がり、睡眠の質が上がるといわれています。
就寝3時間前になったら、ぬるめのお風呂に入ったり、軽い運動をしてみましょう。
生活リズムを整えることも重要です。朝は早く起き、日の光を十分浴びて体内時計を戻しましょう。寝る前は逆に、強すぎる光は避け、激しい運動なども控えましょう。
スマホの光なども、眠りの邪魔になります。10時を過ぎたら部屋を暗めにし、眠くなるまでの時間をゆっくり過ごしましょう。

眠る前にアレを少しだけ食べることで、逆に痩せる効果も・・・?

食事で胃をいっぱいにするのはよくありませんが、逆に寝ている間の成長ホルモンの分泌を促す食べ物もあります。
眠る1時間前にはちみつを大さじ1杯なめると、脳に適度な糖分がいきわたり、成長ホルモンの分泌を活発にします。
消化吸収にすぐれ、美肌にも効果があるので、イギリスなどで流行しているダイエット方法です。
アーモンドも、成長ホルモンの分泌を促すアルギニンを多く含みます。眠る1時間前に、無塩のものを3粒ほど食べるのが効果的です。

睡眠ダイエットはただ眠ればよいというものではなく、質のよい睡眠をいかに上手にとるかが重要な鍵となります。心地のよい眠りは、美ボディにつながるだけでなく、美肌効果もありますし、ストレスも緩和してくれます。スッキリ目覚めて、素敵な一日を始めましょう。