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スモールに始める、素敵な花壇の作り方をプロがアドバイス

0円でかなうコト 金崎 順子

スモールに始める、素敵な花壇の作り方をプロがアドバイス

AlexRaths/iStock/Thinkstock

「花より団子」ではなくて、団子よりも断然お花が大好きなワタシ。実は最近、念願だった一軒家を立てることができ、素敵なお庭も手に入りました! そんなお庭をもっと自分らしい空間にするために花壇を作りたいのですが、何から手をつけたらいいのか分かりません。ぜひ、失敗しない花壇作りのコツを教えてください。

Q1 初めての花壇作り。まずは何から始めれば?

AlexRaths/iStock/Thinkstock

A1 素敵な花壇ができたらお庭がグッと華やぎますよね。たくさんのみずみずしいお花を咲かせて、季節を楽しんでくださいね。ということでまずは、お庭の中でもっとも日当たり&風通しが良い場所を選びましょう。そして、ご自身がどれくらいの時間を花壇や菜園のお手入れに費やすことができるかを考えて、広さを決めましょう。

開放感のある広々とした花壇を作りたいというご希望をよく耳にしますが、お手入れにくじけてしまってそのまま放置されているような花壇もしばしば見かけます。はじめは無理をせず、徐々に花壇を広げていくことが成功の秘訣ですよ。

ただし、植えたいと思っている植物がある場合は、その植物を育てることに向いたサイズの花壇を作る必要があります。前もって下調べをするなど、プランを立てながら育てましょうね。あとは、花壇を縁取るための見切り材を選んで、植物を植えるための土作りをしたら準備完了です。

Q2 せっかくならオシャレに作りたい。どんな花壇がオススメですか?

有限会社HANAKO

A2 平面を鑑賞する花壇や立体的な植栽を楽しむ花壇、寄せ植え花壇やボーダー花壇、プランター花壇などなど、花壇にはさまざまな種類があるってご存知でしたか?一般的には建物のデザインや住まいの条件、お庭の環境などに合わせて花壇の種類を選ぶことをおすすめします。

たとえば狭いスペースを利用する場合は、平面花壇を用いて大胆に一種類のお花で埋め尽くすとスッキリ&力強く見えます。奥行きのある場所に花壇を作る場合は、手前に背の低いお花を、奥に背の高いお花を並べたり奥の土を高く盛り上げることで立体感が生まれます。

また、花壇の中にちいさな花壇を作ったりテラコッタの鉢を花壇の中に入れ込んだりして、植えるお花の種類に変化つけることでもリズム感がある花壇に仕上がると思います。あとは好みのアンティーク材や額縁、器や小物などで素敵にあしらってくださいね。

写真上は庭の石場を利用したロックガーデンです。写真下もロックガーデン風の庭。ライトアップすると夜も楽しめますよ。

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Q3 ズバリ、草むしりがストレスです。雑草が生えない花壇にすることは可能ですか?

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A3 草むしりを行う理由は、花壇をキレイに見せたり土の栄養を奪われることを防ぐことだけが目的じゃないんですよ。草を取って土を起こすことにより、土の中に空気を送り込んだり、水や肥料の効き目をよくするなどの利点があります。

ほかにも害虫が出づらくなったり、植物が病気になりづらくなったりと、多くのメリットがあるので、なるべく草を抜くように心がけてくださいね。ただ、あまりにも頻繁に草が生えてくる場合は、草の種の育成を抑制する除草剤などもありますので、上手に使ってください。

アドバイスを受けた相談者の感想
確かに最初は張り切っていても、あとあと手に負えなくなるなんてこともありそうですね。まずは背伸びせずに、小さな花壇からスタートしたいと思います。だけど、立体感をつけたり小物で遊んだりして、素敵な花壇に仕上げます!!