SNSも旅の写真も☆進化したスマホレンズでもっと楽しく♪
インカメラで自撮り、アウトカメラで風景や料理の写真と、毎日大活躍のスマホカメラ。最近のスマホはさらにインカメラ機能が進化して、きれいに撮れる500万画素&広い範囲が撮影できるレンズ付きが増えてきました。カメラに取り付けて使うスマホレンズもつぎつぎに発売されて、写真の楽しみ方が増えています。人気のスマホレンズを紹介します。
セルカ棒はもういらない!?自撮りは広角レンズで
セルフィーブームが続く中、セルカ棒を使って撮影する姿も珍しくなくなりましたね。とはいっても、セルカ棒は目立ってしまうので恥ずかしい、ディズニーランドなど場所によっては使用できないというデメリットが。そこでブームになっているのが、レンズに装着して使うスマホレンズ(セルカレンズ)です。
自撮りやグループショットに使うスマホレンズは広角レンズ(ワイドレンズ)といって、通常のレンズよりも広い範囲(角度)を撮影できます。近距離から、セルカ棒を使ったときと同じような広がりのある写真を撮れますよ。レンズだけなのでかさばらず、グリップ式なら装着も簡単。レンズの倍率によって範囲が変わりますが、0.4倍くらいのレンズがおすすめです。
さらに広角レンズでは、左右や上下に広がりが出るので、建物や風景を撮ると迫力ある写真になるのもうれしいところ。SNSでアップする旅の思い出写真も、もっとすてきになります♪ レンズによって、四隅が切れて黒くなるケラレという現象が起きることがありますが、取り付け位置を調節したり、アイフォンなら写真をスクエアに、アンドロイドなら縦横比を4:3に変更すると解消されますよ。
広角レンズのほかに魚眼レンズ、マクロレンズの3点セットが人気です。魚眼レンズは人間では見ることができない、ほぼ水平(180度)の視野を一度に写しだすレンズ。犬や猫の鼻が大きくて身体が小さいおもしろ写真は、魚眼レンズで撮影されています。空を見上げた写真やペットの写真を撮るのに人気です。接写してクローズアップできるマクロレンズは、植物などの超アップな写真がすてきに撮れます♪
1つのクリップに3つのレンズをつけはずしして使うタイプもありますが、「Qtopのレンズキット」は3つ全部にクリップが付いているので、装着がラク。0.36倍の超広角レンズと20倍のマクロレンズ、魚眼レンズの3点セットで、付属のポーチが付いています。
フェスや運動会で活躍!遠くから顔を写せる望遠レンズ
フェスや運動会など、遠くから人の顔写真を撮りたいことがありますね。そこで活躍するのが望遠レンズです。普通のレンズでは小さく映る人物の顔を望遠レンズはクローズアップしてくれます。オートフォーカスのデジカメは便利ですが、重くてかさばりがち。スマホに取り付けるクリップ式望遠レンズは軽くて手軽に使えます。
ただし、望遠レンズはレンズの特性上、どの会社の製品も長さがあるので、会場についてから装着して、ピント合わせなどの調整をすませておくのがおすすめです。
望遠レンズは旅先での撮影にも活躍。由緒ある建物の特徴ある箇所をクローズアップしたり、街並みのすてきな雰囲気を構図に納めたりと、趣のある写真を楽しめます。
「シェアラ(SHEAL) カメラレンズキット」のレンズは倍率12倍という高機能。クリップ装着タイプなので、付けはずしが簡単です。写真を撮るときは、望遠鏡のリングを調整すると、きちんとピントを合わせられますよ。
どんな場所でも顔を明るく美肌に見せる♪ライト付きスマホレンズ
自撮りするならきれいに映りたいもの。顔の明るさなどは、撮影後にアプリで調整できるようになりましたが、画質が荒くなってしまうことも。撮ったままの画像のほうが自然できれいです。自撮りに使える広角レンズに、顔を明るくするリングライト付きの商品はいかが。
8つのLEDリングライトで顔を明るく照らしてくれるのは「クリップ式自分撮りリングライト」。「クリア」「ホワイト」「オレンジ」の3種類のフィルターがあって、好みの肌色を演出してくれます。瞳の中に白い光点ができるので、目がイキイキした印象に♪ バッテリーの充電は、付属のmicroUSBケーブルで。EDリングライトの明るさはLowとHiの2段階に切り換えられて、Lowが約4時間、Hiが約45分間の連続使用が可能です。
このほかにも、家具の隙間や水道管などの様子を調べられる内視鏡、子どもの自由研究や地肌のチェックに役立つ高倍率のマイクロスコープなど、スマホの機能を使ったレンズが販売されています。自撮りで楽しむ以外にも、使い道が広がりそう。
レンズはスマホの機種によって使えなかったり、不具合が出ることがあります。アイフォンでもバージョンで違いがあるので、購入前に確認してくださいね。