1日分の化粧水を可愛くスマートに持ち運べる!簡単ストローパッキング
旅行や出張、ちょっとしたお泊りなどは、なるべく荷物を減らして身軽に出かけたいですね。女性必須のコスメグッズの中でも、化粧水や美容液、シャンプーなどのスキンケア用品はかさばるホームサイズの容器が多く、持ち運びが大変。旅行中は試供品や市販のお泊りセットで代用する手もありますが、環境が変わる場所に行くからこそ、使い慣れている化粧品が安心です。ストローと手持ちの化粧品を使えば持ち歩きしてもかさばらずお薦めです。簡単に携帯コスメ容器を手作りする方法を紹介します。
ストローで作れる簡単な携帯コスメ容器
ストローパッキングは、ストローの両端を接着させて、携帯コスメ容器を作るアイデア。化粧水、乳液、クレンジングなど、さまざまなコスメ用品を中に入れて手作りできます。韓国で大流行し、日本でも評判になっています。その魅力はつぎの3つ。
その1) かさばらずに持ち運べる
化粧品1回分をストローに密閉できます。海外旅行中に朝晩使うなら、2本分×泊数で準備すればOK。きっちりと必要なだけ持ち運ぶことができるのでかさばりません。
その2) 使用後の処分が簡単
使用後は普通のストローとして処分できます。旅先で少しでも荷物を減らせるのはうれしいですよね。
その3) 安く作れてキュート
材料になるストローの大きさや柄の種類が豊富で安いことが魅力。かわいい色や柄で選んだり、中身によって色違いで揃えたりできて、とってもキュート。スペシャルな保湿液など、普段からポーチに入れておいてもかわいいですよ♪
簡単パッキング法その1 ヘアアイロンでDIY
ストローの素材はポリプロピレンなどのプラスチック。熱を加えると溶ける性質を利用して、両端を接着させることができます。ヘアアイロンを使うと、手軽で簡単です。
準備するもの
・ストロー
・化粧水や乳液など
・ヘアアイロン
・はさみ
・キッチンペーパー
・(スポイト、注射器など)
1) ストローを化粧品1回分が入る適当な大きさにカット。ストローの先端部分をキッチンペーパーでくるんで、ヘアアイロンで押さえます。熱でストローが溶けて先端の穴がふさがります。
2) 反対側から化粧水など密閉したい溶液を入れます。直接入れるのが難しい場合は、スポイトなどを使ってください。
3) 開いている先端を1)と同じ要領で密閉します。
アイロンがストローに直接触れると溶けたものがくっついてしまうので注意してくださいね。
簡単パッキング法その2 ライターとペンチでDIY
ヘアアイロンがない場合は、100円ショップでも買えるライターとラジオペンチを使って作れます。やけどに注意してくださいね。
需品するもの
・ストロー
・化粧水や乳液など
・ライター
・はさみ
・ラジオペンチ
1) 適当な大きさにストローをカット。先端部分が5mm~1㎝くらいはみ出るようにラジオペンチではさみます。
2) はみ出た部分をライターの火であぶります。すぐにストローが溶けるので、ラジオベンチではさんでくっつけます。
3) 反対側から密閉したい溶液を入れて、反対側も同じ要領でくっつけて密閉します。
ストローパッキングに役立つミニ知識
ストローに入る量はストローの口径と長さで決まります。1回分をたくさん入れたいときは、口径の大きいストローを選ぶと便利。とくにタピオカ用のストローがおすすめです。
一度封を開けると使い切りになるので、過不足なく使えるように、中身にはちょうどいい量を入れておきたいですね。化粧品で1回に使う使用量はどのくらいか知っていますか? 化粧品の使用量の目安として、よく使われる「パール大」とは1.2ml、「500円玉大」なら5ml、「さくらんぼ大」は10mlといわれています。
1回分をストローに入れるとき、どのくらいまで入れたらぴったりの量になるか計算してみました。直径7mmのストローの場合、約3.2cmでほぼ1.2ml、13cmまで入れると約5mlになります。また、直径12mmのタピオカ用ストローでは、約9cmが約10mlに相当します。
コスメグッズをスマート&コンパクトにパッキングするアイデアはほかにもあります。クリーム系はふたがぴっちりできるコンタクトレンズケースがおすすめ。ローションタイプのクレンジングだったら、あらかじめコットンに適量を含ませたものを、ジップロックのような密封できるビニール袋に入れておくのもいいですよ。
ヘアアイロン、ペンチのどちらの方法でも簡単に手作りできるストローパッキング。スキンケアの荷物をぐんと減らし、旅行中の持ち運びが楽になるストロー容器をぜひ試してみてくみださいね。旅先にはソーイングセットのミニはさみなど、封を開けられるグッズの用意もお忘れなく。