涼を誘う「大人のかき氷」でちょっと優雅なひと時を
暑い夏がやってきました! 日本の蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるのは、アイスクリームよりもさっぱりと美味しいかき氷!!
ほんの数年前までかき氷といえば、お祭りの屋台などでガリガリ機械で氷をひいて、真っ赤なシロップをかけて・・・というイメージでしたが、最近ではすっかり様変わり。今回はちょっと新しいかき氷の楽しみ方をお届けします。
お子様にはもったいない! 新しい「大人のかき氷」が続々登場
濃厚かつ芳醇なマンゴーをたっぷりかけた台湾風、氷をザクザク掘るたびにきな粉が出てくる韓国風など海外からの新感覚のかき氷が増えてきました。福岡にも数年前から出店が続き、いろんなかき氷が楽しめるようになってきています。
お値段もそこそこ、シロップや氷にもこだわりのある、新しい夏のスイーツといってもよいのではないでしょうか。もはや、かき氷=子どもの甘味といったイメージはありません。
日本のかき氷は、一説によると平安時代から食べられているとも言われ、なかなか歴史のあるもの。海外のかき氷に押されてばかりはいられません。氷そのものの質の高さ、ふわふわの目の細やかさ、絶妙な氷の温度など、日本人の繊細さが最大限に活かされたかき氷はやはり魅力的です。次は、日本ならではの繊細さに大人の風味をプラスしたかき氷をご紹介しましょう。
「うめのま抹茶のカフェー」の大人のかき氷とは?
「うめのま抹茶のカフェー」は、その名の通り”抹茶”をテーマとしたお店で、店の内装も鮮やかな抹茶グリーンで統一されています。
練り菓子、干菓子など季節に合わせた和菓子と抹茶を楽しめる、和菓子好きにはたまらない店です。また、昼時には「うめのまごはん」と称したランチも用意。親子丼やハヤシライス、抹茶粥など姉妹店の「梅山鉄平食堂」が監修した京風のランチで、女性に大人気!
今回ご紹介するのは、こちらで毎年夏になると登場する、ふわっふわの「大人のかき氷」。
まずは名物「果物あんみつかき氷」からご紹介しましょう。上にのる果物はマンゴー、ドラゴンフルーツ、キウイ、いちじく、オレンジ、りんごなど20種類以上。真っ白なかき氷に色とりどりの宝石のようなフルーツは見た目にも美しく、運ばれてきたときに思わず「わぁ!」と声を上げてしまいます。
でも、こちらのかき氷が「大人のかき氷」といわれる理由は? 実は、別添えのリキュールが用意されていることなんです。爽やかかつ濃厚なマンゴーなど果物の甘みを存分に楽しんだ後は、うめのまオリジナルのコアントローをかけていただきましょう。甘さに馴れた舌に、ほろ苦いお酒の風味が加わり急に大人の味に。引き締まった味となり、いくらでも食べられそうです。
見るだけで涼を誘う、緑鮮やかな抹茶あんみつかき氷
続いてご紹介するのは、お店のウリである宇治抹茶のシロップがたっぷりとかかった「抹茶あんみつかき氷」。
ふんわりかき氷に高級抹茶のシロップですから、これだけで十分美味しいのですが、そこに抹茶リキュールをかけるのがうめのま流。抹茶の風味がさらに豊かになり、ほのかな苦味と爽やかなお茶の味が楽しめる大人のかき氷に変身します。
そのほか、「あんこミルクかき氷」も定番の味。さらに夏本番になったら創作かき氷も登場するそうで、とっても楽しみですね!
「果物あんみつかき氷」「抹茶あんみつかき氷」「あんこミルクかき氷」は各900円(税込)。別添えのリキュールのソースは300円(税込)。昼間からアルコールだなんて、ちょっとワクワクしませんか。
いかがでしたか? かき氷の楽しみ方は人それぞれ。そのまま澄んだ味を楽しむもよし、リキュールをかけて複雑な大人の味を楽しむもよし。あなただけのあま~いひと時を過ごしてくださいね。