早起きで思いっきりトクしちゃおう♪佐世保朝市の歩き方!
佐世保グルメといえば佐世保バーガーにレモンステーキ・・・だけじゃない! 佐世保朝市では、最高においしい刺身や塩焼きにできる新鮮な魚介類や、食べて安心な地元の旬の野菜が手に入ります。地元っ子なら知っていて当然、観光客の方にもぜひ教えたい佐世保朝市情報をお届けします!
早起きは3割の得!買い時は早朝5時から7時
佐世保駅の南口を出て、フェリー乗り場やさせぼ五番街を横目に佐世保川方面に歩くこと約8分。佐世保朝市は、万津町の佐世保市営駐車場で開かれています。朝市の時間は月曜から土曜の午前3時ごろから午前9時まで。品数が多く人で賑わう時間帯は午前5時から午前7時ごろです。
佐世保朝市が自然発生的に始まったのは太平洋戦争前。現在のアルバカーキー橋付近の川沿いで、漁師や農家のおばちゃんたちが魚や野菜を並べて売ったのが始まりだったとか。昭和46年からは現在の場所で開かれるようになりました。長く市民の台所として親しまれきた名所です。正月の支度をする年末は1年で最も賑わいます。
普段の市場内には40軒ほどの店が並び、獲れたての魚介類、旬の地場野菜、植木や花、海産物の加工品から衣料品、陶器まで、日によってさまざまな商品が売られています。最大の魅力は鮮度と安さ。水揚げされたばかりの魚が市価より2割から3割は安い値段で買えますよ。
狙い目は「ぜんざい会」や「せり市」などのイベント
遊びに行くなら、イベントがあるときが狙い目。毎月、第2・4土曜日の6時半から開催される「土曜せり市」は、誰でも自由に参加できる人気のイベントです。欲しい商品が出てきたら、希望価格を叫んでみましょう。一番高い金額をつけたら購入できますよ。狙った品物をせり落とした瞬間は、最高にテンションが上がります!
毎週土曜日にはフリマも開催されています。参加費用は1日500円で、事前に申し込みが必要です。不要になった服やおもちゃ、手作りの品を販売してみてはいかが?
毎年恒例の季節イベントは、1月10日の「ぜんざい会」と、7月20日の「ちびっこスイカ割り大会」。「ぜんざい会」では、約2000食分のぜんざいと樽酒が振舞われます。寒い早朝、体を温めてくれるぜんざいの味は格別と、たくさんの人が集まります。
旬の魚が買える&味わえる「朝市フードセンター」
早起きは苦手という人は、市場に併設されている「朝市フードセンター」に出かけてみませんか。2016年11月にオープンした新しい施設で、月曜から土曜日の朝4時から夕方6時まで営業しています。魚市場直送の新鮮な魚や業務用の調味料など、安くておいしい食材がどーんとまとめて手に入ります。
店内の奥にあるのは1000円以下でごはんが食べられる「朝市食堂」。市場から直接仕入れた旬の魚を使った「海鮮丼」(600円)、魚をショウガがきいたタレに漬け込んで作る「山かけ漁師丼」(600円)が地元の人にも人気です。月~木は11時から15時、金・土は10時から15時までの営業です。(※日曜日が定休日)
お店の人との会話も、朝市ならでは。魚の選び方や野菜のおいしい食べ方を教えてもらうのもよし。まとめ買いして値切るのもよし。市場での買物体験を楽しんでくださいね。