ハリー・ポッターの魔法の舞台へ! 往復13万円で行ける「おとぎの国」
監修・ライター
こんにちは。「白いザクロ夫婦」です。
「おとぎの国」といわれたら、どのような場所を想像しますか!? 巨大テーマパークや、子どものころに読んだ童話の世界をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「おとぎの国」をおトクに楽しむことのできる場所をご紹介します。
ハリー・ポッターの舞台~ポルトの本屋(ポルトガル)
1つめはポルトガル第2の都市ポルトにある書店「レロ・イ・イルマオン」。「世界で最も美しい本屋かも?」との呼び声も高く、世界的に知られています。
この小さな書店を目指して、世界中から多くの観光客が集まってくるのです。
人気の理由はハリー・ポッターシリーズの原作者J・K・ローリングが英語教師としてポルトに赴任した際、この書店の近くに住んでおり、ハリー・ポッターに大きな影響を与えたことで有名な書店だからです。
実際に店内に一歩入ると、映画ハリー・ポッターの世界に入ってしまったかのよう。「ここなら私も魔法が使えるかも」と誰もが呟いてしまいそうです。
店内は優雅な曲線でできた階段、天井や壁の彫刻も見事です。老舗の風格が感じられ、ステンドグラスからもれる光と本屋独特の静寂・厳粛な雰囲気とがあいまって、まるでおとぎの国に迷いこんだかのようです。
床に延びたレールはカートに積んだ本を運ぶためなのですが、このカートに乗ればハリー・ポッターの世界にトリップできそうな勢いです。
この本屋だけでなく、ポルトは街全体がとても美しく、特にアズレージョ(ポルトガル・スペインで生産される焼きタイル)でおおわれた壁画がたくさんあって、見ごたえ十分。
また、橋からみる夜景も絶景! ポートワインでも有名な、歴史ある街です。
首都リスボンからはもちろん、スペインの首都マドリードからもバスで行くことができますよ!
【追記】
最新の情報によると、世界中から観光客が集まったことで、本屋に入るのに入場料(3ユーロ)がかかるようになりました。ただし、店内で書籍を購入すると無料になります。お土産やインテリアに、ポルトガル語のハリー・ポッターの本を買うのはいかがでしょうか。
【移動情報】
■主な行き方
東京 → フランクフルト(ドイツ) → ポルト(ポルトガル)
●フライト時間
東京 → フランクフルト(ドイツ) :片道約12時間
フランクフルト(ドイツ) → ポルト(ポルトガル):片道約3時間
●フライト料金
往復約13万円~
■プラハ旧市街(チェコ)
次に紹介するのは、近年人気の高い“中欧”にある、チェコ共和国の首都「プラハ」です。
メインの観光スポットである旧市街は、プラハ歴史地区に含まれており世界遺産にも認定されています。この旧市街を歩くと、まるで「おとぎの国」に迷い込んだかのよう。街ですので、もちろん入場料は0円です!!
旧市街内にある建物はほとんどが歴史的建造物で、とても見ごたえのある建物ばかりです。建物自体は修復されたものが多く、中にはショッピングモールがまるごと入っている建物もあり、古い外観とは裏腹に内装はとてもポップで現代的です。
旧市街広場は旧市庁舎と有名な天文時計とからくり時計があり、ほとんどの観光客が正午の鐘の音とからくりを見るために、時計台の前に集まってきます。旧市庁舎の塔に昇ることができるので、展望台から旧市街を眺めるのもおすすめです。
また建物だけではなく、B級グルメの食べ歩きや無料のアート展などもあり、一日中飽きることなく楽しめる場所です。
・おすすめ撮影スポット
カレル橋のたもとからの撮影がおすすめです。橋の向こう側にはプラハ城が建っており、圧巻の景色です。
日中はお土産の露店がずらりと並んでいてたくさんの人で賑わっていますが、夜はライトアップされて何ともいえないほど美しい夜景です。
橋のたもとにあるレストランで飲むビールは、2ユーロ程度でとてもリーズナブルでした。綺麗な景色に美味しい食事! 最高の組み合わせを楽しめますよ!
私たちが訪れたのは夏でしたが、雪の降る季節だと、さらに「おとぎの国」レベルが上がりそうです。
いつかは冬にも訪れたい街です。
【移動情報】
■主な行き方
東京 → パリ(フランス) → プラハ(チェコ)
●フライト時間
東京 → パリ(フランス) :片道約13時間
パリ(フランス) → プラハ(チェコ):片道約2時間
●フライト料金
往復約12万円~
★まとめ★
航空券やホテル代など高いお金を払ってるのに、テーマパークなどで入場料をさらに払うのはうんざりしませんか。
格安で楽しめる場所を探すのも、旅の醍醐味です。