温泉プラスαがうれしい♪この冬おススメの長崎の温泉地はココ!
冬のお出かけといえば、やっぱり温泉。でも、温泉だけではちょっと物足りない・・・。そんな欲張りさんのために、1500円でもうひとつ旅の楽しみをプラスしてくれる長崎の温泉をピックアップ。旅に役立つ情報をお届けします。
雲仙温泉で目覚めた朝は「花ぼうろ」鑑賞ツアーへ
雲仙といえば、古くからその名が知られ、江戸時代にはケンペル、シーボルトによって海外にも紹介されたブランド温泉。硫黄を含んだ強い酸性泉で、殺菌効果や美肌効果があり、皮膚病やリューマチ、神経痛などに効能があります。
山懐に抱かれて湯けむり漂う温泉街、キリシタン殉教の舞台となった雲仙地獄と、雲仙ならではの温泉情緒が堪能できます。雲仙ビードロ美術館、おもちゃ博物館、足湯広場など、遊びどころもいっぱいありますよ。
日本初の国立公園で、仁田峠や白雲の池などの自然散策もおすすめ。春は雲仙ツツジ、夏はヤマボウシ、秋は紅葉狩りと四季折々に豊かな自然が魅力です。
そして、冬限定の名物が「花ぼうろ」。厳冬に山々をクリスタルのように飾る霧氷を地元ではこう呼んでいます。花ぼうろが見られるのは、気温が氷点下になって、霧が発生し、風がある日の朝だけ。とってもレアなんです。
花ぼうろの時期は「雲仙灯りの花ぼうろ」(2018年は2月3日~2月24日)というイベントが行われます。夜は花ぼうろをイメージしたイルミネーションが木々をデコレーション。毎週土曜は花火が上がって盛り上がります。
1500円で体験できるのが、プロの雲仙ガイド「さるふぁ」の「朝の花ぼうろ日和ツアー」。花ぼうろのついた朝、9時に雲仙温泉観光協会を専用バスで出発。仁田峠からロープウェイで登り、妙見岳周辺で花ぼうろをたっぷり鑑賞できますよ。
詳しくは雲仙温泉観光協会へ。
歴史の島平戸で味わう美人の湯&天然ひらめ
碧い海に浮かぶ鮮やかな赤い橋を渡ると、異国情緒あふれる南蛮文化の歴史の島、平戸。世界遺産候補となっている隠れキリシタン関連の史跡も数多く、新鮮な海の幸にも恵まれていて、小旅行にはぴったりの場所です。
平戸城、平戸オランダ商館、平戸ザビエル記念教会と、市内のそぞろ歩きを楽しんだら、温泉宿へ。平戸温泉の湯は、とろっとした感触の炭酸水素塩泉。保湿効果が高く美人の湯といわれています。海に面した露天の湯で、島影の間に沈んでいく夕陽を眺めながら入る湯は格別ですよ。
冬季限定プラスアルファのお楽しみは「ひらめまつり」。天然のひらめがたくさん獲れる平戸では、1月下旬から3月31日にかけて、市内の料理屋や旅館でひらめメニューが提供されるんです。ほんのり桜色のひらめは甘みがあって最高です。
平戸市漁協旬鮮魚館の「ひらめ丼」1500円、寿司・割烹宝の「ひらめ握り定食」1600円など、お手頃価格で旬のひらめを味わえます。予算があればひらめ尽くしのコースはいかが。約6000円くらいで食べられます。
2月28日までは、平戸に宿泊してレンタカーや公共交通機関を利用すると、キャッシュバックしてもらえるキャンペーンもやっています!
小浜温泉名物「小浜ちゃんぽん」食べ歩き
橘湾の海岸沿いに広がる小浜温泉。源泉は高温の塩化ナトリウム物泉で、効能は神経痛やリューマチ・痛風・婦人病など。沈む夕陽を楽しめる絶景の貸切露天風呂、普賢岳の溶岩を使った情緒たっぷりの石風呂など、魅力的な風呂がたくさんありますよ。
人気の新名所は 全長105mの日本一長い足湯「ほっとふっと105」。海を眺めなからの足湯で身も心も癒されます。誰でも使える蒸し釜があるので、卵や野菜を持ち込んでの蒸し料理もおすすめ♪
小浜温泉のプラスアルファのお楽しみが名物「小浜ちゃんぽん」。大正期、長崎・茂木港から海を越えてやってきたちゃんぽんが、小浜の豊富な食材を使って進化。たっぷりの具の上に、生卵を載せていることが多いです。長崎、天草と並ぶ、日本三大ちゃんぽんのひとつなんですよ。
小浜観光協会では小浜ちゃんぽんマップを用意しています。ここに登録されているのは17店ですが、お寿司屋さんには、必ず「ちゃんぽんと寿司」セットがあるほど、小浜の住民に愛されているとか。600~800円未満と庶民にうれしいお値段です。
1500円で味わえるぜいたくちゃんぽんとして有名なのが、雲仙荘の「コラーゲンちゃんぽん」。なんとフカヒレや豚足が入っています。旅行雑誌にも掲載された女性に人気の品で、1日限定30食。食べたい人は事前に予約しておきましょう。
予算1500円で旅の楽しみをワンランクアップできる温泉を紹介しました。イベント詳細はこれから発表というところもあるので、お出かけ前には、各観光協会の情報をしっかりチェックしてみてくださいね。