厳選!秋の極彩色に染まる福岡の紅葉名所4選
目次
澄んだ秋の風が吹いてきたら、いよいよ紅葉シーズン。秋色に染まる城下町や庭園、闇に輝く紅や黄の木々など、福岡の紅葉名所4選を紹介する。
参道が紅葉のトンネルに「竈門神社」 / 例年の見ごろ11月中旬~12月上旬
【竈門神社 / 色あざやかな参道を歩く楽しさ】
神々が宿る山として崇められてきた宝満山の麓に鎮座する神社。宝満山の登山口として、また縁結びの神様として親しまれている。参道の階段周辺は紅葉が集中していて、見渡す限りの赤いグラデーションが美しい。見ごろは11月中旬~12月上旬。
[竈門(かまど)神社]2018年11月24日(土)・25日(日)竈門神社もみじ祭り、11月15日(木)~12月2日(日)はライトアップ(状況により延長する場合あり) / 福岡県太宰府市内山883 / 092-922-4106(竈門神社)、092-925-1880(太宰府観光協会)
鮮やかに色づいたイチョウが迎える市のシンボル的公園「勝山公園(小倉城)」 / 例年の見ごろ11月上旬~11月下旬
【勝山公園(小倉城) / まっすぐに伸びる紅葉】
勝山公園は小倉城を有し、周りを商業施設などに囲まれる北九州市のシンボル的公園。紅葉の時期は園内のハゼノキやイチョウが鮮やかに色づき、訪れる人を魅了する。小倉城の周囲を彩るケヤキも風格があり見事だ。市役所庁舎の展望室やリバーウォークからは園の紅葉全体が観賞できる。見ごろは11月上旬~11月下旬。
[勝山公園(小倉城)]福岡県北九州市小倉北区城内2-1 / 093-582-2789(建設局みどり・公園整備課※紅葉情報)、093-551-8150(産業経済局観光課※その他観光情報)
美しく色づいた境内を秋の風情と共に堪能「永勝寺」 / 例年の見ごろ11月中旬~11月下旬
【永勝寺 / お寺にあざやかな紅葉が映える】
日本三大薬師の一つで、天武天皇9年に天皇の勅願によって創建されたと伝わる名刹。もみじ寺とも称され、並木道に広がるモミジが素晴らしい。また、展望所からは柳坂曽根の櫨並木と筑後平野を一望できる。大杉が天高く林立する境内には、柳坂の地名起源を思わせる推定樹齢200年以上のアカメヤナギの大木やケンポ梨(いずれも市指定天然記念物)などもある。見ごろは11月中旬~11月下旬。
[永勝寺]福岡県久留米市山本町豊田2155 / 0942-44-1386
雷山の秋を彩る樹齢400年の大楓「雷山千如寺大悲王院」 / 例年の見ごろ11月上旬~11月中旬
【雷山千如寺大悲王院 / 大きなカエデの木が美しい】
雷山中腹に位置し、約1300年の歴史を誇る由緒ある寺院。境内には、福岡県指定天然記念物である樹齢約400年といわれる大楓があり、紅葉の名所としても有名。また、室町時代作庭の心字庭園では、200本以上のモミジが色づく様子も楽しめる。国の重要指定文化財「木造千手観音立像」や「木造清賀上人坐像」、福岡県の指定文化財「木造多聞天像」「木造持国天像」などが安置されており、合わせて拝観できる。見ごろは11月中旬。
[雷山千如寺大悲王院]福岡県糸島市雷山626 / 092-323-3547(雷山千如寺大悲王院) / 9:00~16:30 / 400円(本尊など堂内拝観料、入山料含む)、入山料100円(11月の紅葉見学)
※本記事記載の内容は2018年6月以前に取材した情報が含まれております。