100均すのこに見えない!達人の技でお洒落な棚をDIY
監修・ライター
組み合わせ次第でいろんな使い方ができる「すのこ」。
しかも100円ショップで簡単に入手でき、軽くて加工が容易、形状をそのまま利用できるのでDIYの材料としても人気を集めています。
そこで今回は、100円均一だけど100円均一に見えないキャスターシェルフの作り方をご紹介します。
写真下が完成品です。稼働式なのでブックラックやおもちゃ入れに大活躍です!
「100均キャスターシェルフ」の材料
使うすのこは45×20㎝を11枚!
内訳は、前面1枚、側面4枚、底面2枚、中板1枚、天面1枚、背面2枚です。
ダイソーにもセリアにも売っていますがサイズは同じなのでミックスしても大丈夫です。
そして100均のすのこは厚み約6㎜と非常に薄いので、
すのこ同士を組み立てただけでは十分な強度は保てません。
そもそも6㎜にビスはなかなか打てない(^^;
そこで必要なのが補強用の角材。
サイズはなんでもOKですが、最低でも20㎜はほしいです。
見えない部分ですし、塗装もするので安価なものでOK!
ここでは20×27㎜を使用。
・400㎜×2本
・230㎜×2本
また、1面にすのこを2枚繋げて使うので繋げ材も必要です。
すのこは軽いので100均で売っている工作木材でOK。
ここでは6×24㎜を使用。
・400㎜×2本
デザインで側面を斜めにカットするのですが、
切れ端がむき出しになっているとクオリティが下がるので、
そこをカバーするため6×6㎜角材も用意しましょう。
こちらもダイソーの工作木材コーナーに910㎜3本セットが100円で売っています。
・320㎜×2本
その他、
・キャスター
・お好きな塗料
・ミニビス20㎜
・小鋲16㎜
使う道具は、
・ドライバー1番
・のこぎり
・サンドペーパー
「100均キャスターシェルフ」の作り方
1)まずは底板から作っていきます。
すのこ2枚の両端を6㎜ずつのこぎりでカットします。
すのこは薄くて柔らかいので、女性でも容易にカットできるのもうれしいポイントです(^^♪
すのこの角材側を上に向け、下の両端に角材400㎜を敷き、すのこ側からミニビスで固定して2枚のすのこを繋げる。
底板はこれでOKです!
2)次に側板を作ります。
2枚のすのこを並べ、片側下から215㎜の位置より反対側の上角に向かって線を引く。
線を引いた部分をのこでカットします。
カットしたすのこ1枚としていないすのこ2枚を並べ、6×24材400㎜を真ん中の角材の下に合わせ、ミニビスで固定して2枚のすのこを繋げます。
斜めにカットした部分に6㎜角棒を木工ボンドで接着してしっかりと圧着します。
乾いたら飛び出ている両端を横の木と平行になるようにカット処理します。
すのこの角材側を下に向け、上部に角材230㎜を合わせ、ミニビスで固定する。
飛び出た部分はのこでカットします。
同じものをもう一つ作って側板はこれでOKです。
3)次に前板。
ここ、写真を撮り忘れたのですが(^^;
すのこの板が4枚繋ぎなのですが、3枚繋ぎのところでカットしておきます。
カットした部分は背板で使うので捨てずにとっておきます。
4)ここで塗装します。
すのこは隙間がたくさんあって組み立てたあとだと非常に塗りにくいので、ここでパーツごとにペイントしておきます。
塗装前にサンドペーパーで木肌を整えてあげるとペイントがきれいに仕上がります。
5)パーツを組み立てます。
底板の両端に側板を合わせ、側板側から底板の補強角材に向かってビスで固定する。
側板の中央の角材にすのこ1枚を乗せる。
ここは固定せず乗せるだけでOKです。
固定したい方はしてもOK。
天板を乗せ、同じく側面の補強角材に向かってビスで固定します。
前板を合わせ、側面のすのこに向かって小鋲で固定します。
ここは圧がかからない場所なので補強の必要はなし。
ただ、すのこの厚みが6㎜しかないのでビスだと割れてしまいます。
必ず小鋲で。
最後に背面にすのこ2枚と前板の端材を合わせ、前板と同じく小鋲で固定します。
6)お好みでキャスターを付けましょう。
ここではダイソーの2個入り100円のものを使用。
裏に角材がある部分はビスでしっかりと、ない部分はM3のネジとナットで固定します。
隙間部分にあたるところは固定していません。
各2ヵ所しっかり固定できていれば問題ありません。
完成です✨✨
仕上がりサイズW400×D412×H505㎜(キャスター含む)。
立派なシェルフができました!
ペイントすることで一気にすのこ感も消えました!
キャスター付きで移動も楽ちん♪
側面の斜めカットが決め手!
ほんのひと手間でオシャレ度もぐんとアップします⤴⤴
2段仕様、上にもディスプレイできるのでグリーンを飾ったり、ブックラックやおもちゃ入れにもピッタリ!
棚としては高さが低めなので、ソファやベッド横にもさりげなく馴染みます。
これをイチから木材で作ろうとすると一気にハードル上がっちゃいますが、すでに形状ができ上がっているすのこを使うことで手軽に作ることができます。
身近で簡単に手に入るすのこはDIY次第で使い方も無限大∞!
ぜひ作ってみてください(*^^*)