2人暮らしルームツアー「見せるベッドルーム」でフォトジェニックな部屋に!
目次
毎回、素敵なお部屋をご紹介する「#こんな部屋に住みたい」。ちょっと気になる噂のお部屋と、その暮らし方を、mymo編集部が突撃取材します。第2回目は、まるで海外のインテリア雑誌に掲載されているような、スタイリッシュなMIYAさん(@miya1975)のお部屋です。
DATA
家族構成:MIYAさん・夫・まるきちくん(トイプードル・7歳)
場所:福岡県内
間取り:1LDK
築年数:約9年(賃貸)
▼関連記事
色数を抑え、ミニマルな家電をセレクト。DIYで作る心地よい空間
開放的なベッドルームが、居心地のよさを演出
モノトーンを基調とした、外国のお部屋のようにクールでスタイリッシュなベッドルームが印象的なMIYAさんのお部屋。大きな窓から明るい光が差し込み、ゆったりとしたプライベート空間を楽しめそうですが、実はこのベッドルーム、リビングを兼ねているため、この部屋を訪れる全ての人に開かれた状態です。
「この部屋の間取りは1LDK なので、だいたい皆さん奥の部屋をベッドルームにするんでしょうけれど、そちらは主人の仕事部屋として使っています」とMIYAさん。もともと、インテリアブログを立ち上げるほどお部屋づくりが好きなことや、散らかっている状態が苦手なMIYAさんにとって、ベッドルームが公開されている状態は特に抵抗がないご様子です。
スペースをとられがちなベッドルームを開かれた状態にすることで、お部屋全体が開放的な雰囲気に。ファブリックの組み合わせで簡単にイメージを変えることができるのもポイントです。
「キレイな状態を保つコツのひとつはルールづくり。私は毎朝、主人と一緒に全体的にパパッとブラシなどでTVや棚回りのホコリを取って、フローリングワイパーでさっと床を掃除します。ホコリや髪の毛などが目に入らないだけでも、随分きれいな印象になりますし、毎日のルーティーンとして決めていたら、そんなに苦になりません」。
スタイリッシュなお部屋づくりができるのは「飽きっぽい」から!?
先日は、ベッドサイドの壁を白いレンガ風のものに張り替えたばかり。「賃貸物件なので、“貼って剥がせる壁紙”などを使っています。こちらの広い壁は、自分で塗りました。最初は白だった壁を紫に、次が現在のブルーグレーです」。
明るいラベンダー色の壁のときのお写真を見せていただきましたが、まったく雰囲気が違います。慣れていない方は、最初は無地のものから試すとイメージとのギャップが少ないそうです。
【壁がラベンダー色だった頃。印象がガラリと変わります。】
【現在のブルーグレーの壁紙。そろそろ白に戻したいのだとか】
また、現在一番のお気に入りアイテムは、真っ白なソファ。なんとこの9年で3台目のソファだそう!デザイナーズのリプロダクト商品なので、スタイリッシュな外観と機能はそのままに、価格はオリジナルよりリーズナブル。同デザインのキッズ用ソファをまるきちくん用に購入したところ、彼も気に入って、日中お二人はよくそこで向かい合って過ごしているのだとか。
【すっかりくつろいでいるまるきちくん。サイズもぴったり。】
「ずっと同じだと飽きてしまうので、買い替えることを前提に選ぶものが多いです。もちろん、ある程度の基準は設けていますが、基本的に消耗品にはお金はかけません」。
得意を活かして、幅広くリサーチ&チョイス
【中身は海外から取り寄せたものも。細目のフレームでぴたりと壁につけるのがポイント】
ベッド上の印象的なギャラリーウォールは、海外から取り寄せたポスターやラッピングペーパーを利用してご自身で製作。フレームの細さや全体のバランスにこだわり、季節や気分にあわせてこまめにチェンジしているそう。
また、リーズナブルで手軽に部屋の印象を変えられるファブリック類もたくさんもっていらっしゃるのだとか。
「自分が行ける範囲のリアルショップや国内のネットショッピングだけだと、選ぶものも限られてきますので、海外サイトもこまめチェックして、気に入れば取り寄せています」。
【柄ものは難しいので、色味を揃えてファーやニットなど、素材でアクセントをつけるとまとまりやすい】
翻訳の仕事もしていたMIYAさんは、注意書きも全て確認しながら海外サイトを利用。コルビュジエのソファや大理石を使ったアルコランプのリプロダクト、海外のポスター、リーズナブルな100円ショップやホームセンターのアイテムなどがしっくり馴染んだ、独自のセンスが光るお部屋となっています。
クールなお部屋のアクセントは、まさかのプチプラアイテム
【クッションカバーやフェイクグリーンに、ニトリや3COINSのものを取り入れることも多い】
「YouTubeやInstagramで海外のインテリアを見るのも好き。番組内で短時間にガラりとお部屋のイメージを変えたり、狭いお部屋を広く快適に見せたりする方法は参考になります」とMIYAさん。
今流行のスタイル、自分の好きなタイプなども分かるようになるため、金額やブランド名にとらわれずにアイテムを選ぶことができるようになるのだとか。
最近では、1年くらい使っていないアイテムや着ていない服などは、フリマアプリを利用して手放しています。「収納も限られていますし、使わないものにスペースをとって家賃を払うのはもったいないですから」。
そんなミニマムでスタイリッシュなお部屋の中に、かわいいぬいぐるみやミニチュアアイテムが散りばめてあるのも、MIYAさんらしさ。冷たい印象になりすぎないように、ナチュラルなアイテムなどもバランスよく取り入れています。
【まるきちくんにそっくりのかわいいプードルの置物は、なんと100円ショップで購入】
広いお部屋に引っ越しをすると、モノが増えてしまいそう、とおしゃっていましたが、「モノにこだわりはあるけれど、執着はしない」というMIYAさんなら、ますますオリジナリティあふれる素敵な空間を見せてくれそうです。