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MVNOで賢くスマホ節約生活!メリットとデメリットも紹介

2000円でかなうコト

MVNOで賢くスマホ節約生活!メリットとデメリットも紹介

1度持ってしまうと手放すことが難しいスマホ。便利ですし、暇つぶしにもなりますし、まさに文明の利器ですよね。しかしこのスマホ、毎月の通信料は決して安いものではありません。もしスマホの通信料をもっと節約することができたら…そんな悩みに応えてくれるのが「MVNO(エムブイエヌオー)」です。大手キャリアと同じ通信ネットワークを約3分の1というお得な料金で利用できるというMVNO。そんなMVNOのメリット、デメリットをまとめてみました。

MVNOって聞いたことあるけど・・・一体なに?

MVNOとは他社の無線通信インフラを借りて、リーズナブルな料金で音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のことです。
MVNOが発売するSIMは格安SIMと呼ばれており、こちらの方が馴染み深いという人も多いのではないでしょうか。
現在30社ほどあるMVNO事業者から提供されている格安SIMを契約することで、無線通信を利用することができます。
NTTドコモなどのキャリアのネットワークを使うのですが、インターネットに繋がるところは独自に用意。
以前はキャリアしか提供できなかったモバイル通信サービスですが、MVNOが認められたことによりIT・通信業界だけでなく、流通業界などの異業種からも会社が参入してきています。

MVNO最大のメリットは、やはり通信料の安さ!

MVNOを選ぶ最大のメリットはやはり通信料金の安さです。価格帯はプランによって異なりますが、ほとんどが大手キャリアとの契約よりも遥かに安く使用できます。
例えば大手キャリアの月額利用料は、通話カケ放題と2GBの最小データパックで6500円程度。VNOは通話料は別となるものの、月1600円程度とかなりの差です。
通話はほとんどしない、データ通信はWi-Fi環境がメインという方はMVNOがお得になるでしょう。
また、キャリア契約では一般的に「2年縛り」というものがありますよね。2年以内に解約すると違約金が発生するというものです。
しかしMVNOならば基本的には契約期間の縛りがないため、1ヶ月で解約しようが、1年で解約しようが自由です。
自分に合わないと思えば早々と大手キャリアに戻したり、他社のMVNOに切り替えることができます。

MVNOのデメリットは、実際の店舗が少ないこと!

料金の安さや契約期間の縛りがないなど、いいことずくめのMVNO。しかしデメリットがあることも必ず理解しておきたいところです。
まず、MVNOの場合、キャリアメールが使えなくなります。「~@docomo.ne.jp」や「~@ezweb.ne.jp」などのメールですね。
また家族間の無料通話や通話のかけ放題プランがないため、通話がメインでスマホを持っていた人には逆に料金が高くなる場合もあるので注意してください。
通常は30秒20円(税別)の通話料がかかります。
そして、最大のデメリットはMVNOには実際の店舗があまり普及していないこと。
大手キャリアは全国にサービス店や代理店を持っているので、何か不具合があればすぐに直接相談することができます。
しかしMVNOの多くはインターネット上の手続きや契約となるため、何かあった時には自分で解決する力が必要となってきます。
スマホの知識があまりない人や、分からないことを自分で調べることが苦手な人は、MVNOを不便に感じることがあるかもしれませんね。


生活費の一部である携帯電話料金を、MVNOを利用することによって少しでも安くできるのであれば嬉しいですよね。しかし、MVNOにはメリットもあればデメリットもあります。購入の際にはしっかりと見極めることが必要ですね。