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素材にこだわる時代、床も無垢材を選びたいですよね?

0円でかなうコト 松山 真介

素材にこだわる時代、床も無垢材を選びたいですよね?

目次

床の張り替えを考えています。小さい子どもがいるので天然の床材にしたいのですが、どんなものがオススメですか?家の中でかなりの面積を占めるし、そう何回も張り替えられないので、慎重に選びたいです。

Q1 天然の床材の色やかたさはどんな種類がありますか?

A1 僕は、お客様に素材を吟味して愛着の湧く家づくりをしてほしいという思いから、材木店にお連れしているので、今回も一緒に行ってみましょう。いつもお世話になっている『鷹野材木店』の鷹野さんと質問にお答えしていきます。

(鷹野)“木と共に生活する”ことをミッションに木材や建材を扱う仕事をしています!

小さいお子さんがいる場合、2つの考え方があります。1つは、キズがつきにくいかたい木にする。もう1つは、子どもの体に負担にならないようやわらかい木にするという考えです。一般的にかたいのは広葉樹でナラやバーチなど、やわらかいのは針葉樹でスギやヒノキ、マツなどです。針葉樹は成長が早いので、空気が含まれていて軽く、触り(踏み)心地がやわらかくてあたたかい。広葉樹は重厚感があり、実際にかたくて重いです。色に関しては、天然の色で濃い木ほどかたく、価格は高くなります。それでも最近はこだわりを持つ人が多く、希望される方は増えています。

(松山)リビングを針葉樹、子ども部屋や寝室を広葉樹にするなど部屋によって分ける方法もあります。ちなみに、色だけダークな雰囲気を出したいということであれば、色のついたオイルで染めることもできますよ。

株式会社 鷹野材木店

https://www.facebook.com/takanozaimoku/

福岡市南区柳瀬1-5-12

Q2 「無垢材はキズがつきやすいのでは?」というのが気になるところですが、実際のところどうですか?

A2 (鷹野)やわらかい分、キズはたしかにつきますが、修復の方法はあります。木は呼吸しているので、水分を含ませた布を当ててアイロンをかけると、たとえ深くついてしまったキズも浅くなり、繰り返すと気にならない程度になります。もし子どもが床に油性マジックをつけてしまったとしても、サンドペーパーで少し磨いてワックスをかければ大丈夫。手に負えない場合は、リペアのプロがいます。

(松山)ポリエステルではなくコットンの服を選ぶように、合板フローリングではなく無垢材を選んでほしいです。無垢材は“成熟社会の床材”なんです。同じ木目のものは世の中に1つもなく、それぞれが違う表情の1品モノ。それを丁寧にメンテナンスして長く使うというのは、家づくりにおいては特に重要なことだと思います。

Q3 お手入れも無垢材は少し大変なイメージですが?

A3 (鷹野)水拭きはNGです。お手入れとしては木の持っている色を生かすオイルやワックスが人気です。せっかく無垢材を選ぶのであれば、メンテナンス剤も植物由来成分のものや米ぬかを原料にした、天然のものを使うのがおすすめ。

ホームセンターはまだまだケミカルなものが多いので、インターネットで探してみてください。ここでは「蜜ロウワックス」を使って塗ってみます。スポンジでワックスを塗って布でから拭きするだけ。年に1回程度でOKです!

(松山)この作業が面倒という人もいるかもしれませんが、休みの日に子どもと一緒にレジャー感覚でワックスを塗るというのも素敵です。安くて楽しくて、大切なことを子どもに教えられます。

Q4 手をかけた分、いい感じに経年変化していきますか?

A4 (鷹野)時間が経つとツヤが出て格好よくなるのが無垢材の特徴です。写真のように、時間と共に色が濃くなっていきます。ちなみに最初の色を持続したい場合は、磨けば元の色に戻ります。

貼った時点ではフェイクの合板フローリングがよく見える人もいるかもしれませんが、キズがつくと下のベニヤ板が見えてしまいます。無垢材はキズがついても馴染んで味わいになるのがいいところです。


実際に木材に触れたり、お手入れやキズの修復の仕方も目の前で見せてくれて、無垢材のよさが伝わってきました。なぜ今までフェイクで満足していたのか!早く無垢材の床にすればよかったです。

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