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水やりは1年に1度だけ!超ズボラでも育てられる屋内用観葉植物。

僕らの愛用品 mori

水やりは1年に1度だけ!超ズボラでも育てられる屋内用観葉植物。

監修・ライター

ルックスの良さにグッときて、使い心地もバツグン! 使うたびに誰かにオススメしたくなる「僕らの愛用品」。今回は、春の訪れにぴったりの“植物のある暮らし”を手軽に叶える観葉植物を紹介したいと思います。

びっくりするほど管理の手間いらず。画期的な屋内用観葉植物。

春爛漫の季節が到来。環境に変化がおきる場合も、そうでない場合も、春は新鮮な気持ちにさせてくれますよね。僕も“新生活”らしいことを楽しみたくて、植物を育て始めることにしました!

とはいえ、これまで何度も観葉植物を枯らしてきた僕。ズボラな性格のせいか、愛情が足りなかったのか、部屋の空気の流れが滞っていたからか、はたまた…。「どうせ買ってもまた枯らしてしまうのでは」としばらく躊躇していましたが、この春ふたたび植物を育ててみることにしたのです。
その観葉植物がこちら!

プランターではなく、実験や研究で使われる試薬瓶に入っているのが珍しいでしょう?
しかも水やりは年に1度でよくて、ズボラな僕にもってこいなのです!

この観葉植物は「BOTTLE by BOTANIST」と呼ばれ、インテリアデザイナーと造園家のユニットがプロデュースしたもの。植物を試薬瓶に入れて密閉することで、瓶の中の水分が蒸発して結露し、水滴になって植物につたわり光合成のサイクルが生まれる仕組み。だから水やりは1年に1度でいいというわけ。これは画期的!

オンラインショップでは植物のサイズが4種類あり、僕は小サイズ(試薬瓶250ml)と大サイズ(試薬瓶1,000ml)のボトルキットを購入しました。

キットに含まれるのは、試薬瓶と植物、黒い砂利、そしてピンセット&スポイトのツールセット。自分で瓶に植えていくのですが、これがちょっと実験気分で楽しい。

まずは瓶に砂利と水を注ぎます。

瓶を揺らしながら、植物の根っこが砂利に埋まるようピンセットで押し込みます。優しく、優しく…。

スポイトで水を抜いたら完成! 超簡単!

「BOTTLE by BOTANIST」の植物は、「アヌビアス・ナナ」という水草の一種。
西アフリカ・カメルーンに分布するサトイモ科アヌビアス属に分類される変種で、やや光沢のある濃緑の葉っぱが特徴。とても丈夫な植物だそうで、わずかな光でもしっかり育ち、大きいものでは15cmくらいまで成長するとか! 高温にも強く、管理の負担がほとんどないから初心者にも安心です。

必要なのは15~30°Cに保たれた環境と室内の明かりだけ(直射日光はNG)。あとは、植物の酸欠予防のために月に1度、瓶の栓を数秒あけて空気の入れ替えを行うこと。ホント手間いらずで楽チン。

インダストリアルなミニマル感と、結露したガラスから伝わるグリーンの生命力。ゆっくりと成長する様子を日々観察していると、元気をもらえたりリフレッシュできたり、生きていることの尊さを感じたり、心が豊かになる気がするんです。植物のパワーってすごい!

次の水やりは来年の春ですね。
ズボラな僕でも今回こそは、枯らさずにしっかり育てていけそうな気がします! 


【アイテム詳細】
〈BOTANIST(ボタニスト)〉
屋内用観葉植物キット
・「ボトルキット バイ ボタニスト 250ml アヌビアス・ナナ ミニ」
8,580円(税込)
ボトルサイズ:H143×φ70mm
・「ボトルキット バイ ボタニスト 1,000ml アヌビアス・ナナ」
13,750円(税込)
ボトルサイズ:H215×φ105mm

キット内容:試薬瓶(ラベル付き)、ミネラルバラス(砂利)、アヌビアス・ナナ(植物 ※250mlはアヌビアス・ナナミニ)、ツールセット(ピンセット・スポイト)

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