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年に6回の金運日が到来！【5月前半のお金・恋愛・仕事占い】

カルロッタのハピリズム暦占いマリ・カルロッタ・フォルトナータ

2023.5.1 06:00 更新

監修・ライター

イタリア仕込みのタロット占い師

マリ・カルロッタ・フォルトナータ

占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、5月上旬の暦占いをお届けします。

5月上旬は、二十四節季の【立夏（りっか）】の頃。
夏が立つと書く「立夏」は、その文字の通り、夏の始まりを意味します。草木の緑も青々しく、夏の先触れも感じさせるさわやかな季節です。

この頃は、「こどもの日」の祝日で、端午の節句の季節でもあります。
5月5日の端午の節句は、男の子の節句です。男児の健やかな成長を願って、こいのぼりや鎧、かぶとの飾り物を飾ったり、ちまきや柏餅を食べたり、菖蒲湯（しょうぶゆ）に入ったりするおうちもあるのかもしれません。

ちなみに、端午の節句のアイテムにはそれぞれ意味があります。
こいのぼりは、子供の健やかな成長と出世を願う意味。柏餅は、柏の葉は新芽が育つまで落ちないことから、子孫繁栄を願う意味。菖蒲湯は、魔除け・厄除けの効果があるとされる菖蒲を入れたお湯につかることで、子供が健康に育つことを願う、という意味が込められています。

また、端午の節句は、元は中国が由来の行事で、中国では陰陽の考え方から、奇数を陽のものとし、縁起が良いものとしていました。

そうすると、5月5日は陽数の重なるめでたい日なのですが、縁起が良いものが重なると、陽気が強すぎるために逆に不吉ともされ、この日には邪気を払い、身を清めなければならない、とされていました。そこから、邪気を払うとされる薬草である、菖蒲（しょうぶ）を入れた湯に入って身を清める、菖蒲湯（しょうぶゆ）の風習が生まれたそうです。

端午の節句が中国から日本に入ってきた際、この菖蒲（しょうぶ）の言葉が、同じ言葉の音から勝負（しょうぶ）に通じるとされ、そこから、端午の節句に鎧やかぶとを飾る風習が起こったとも言われています。言葉のつながりで日本ならではの風習が生まれるというのも、なんだか面白いですね。

さて、今月上旬、もっとも運気の良い日は、

◆5月11日◆

になります。この日は、

・己巳の日（つちのとみのひ）
・建（たつ）

という、二つの吉日が重なる日です。

・己巳の日（つちのとみのひ）
己巳の日は、金運にまつわる運気の強い吉日「巳の日（みのひ）」が、より強力になった日です。

まず、12日に一度やってくる「巳の日」自体が、とても強い吉日です。この日は巳、すなわち蛇がつかさどるとされ、その蛇を使いにしている女神、財運と美、芸術をつかさどる弁財天の加護がある日です。財運を引き寄せ、美や芸術に関する技能の向上も見込めるのが、この巳の日です。

そして、この巳の日の中でも、よりパワーが強力になったものが「己巳の日（つちのとみのひ）」です。巳の日が12日に一度やってくるのに対し、己巳の日は60日に一度しかやってきません。つまり、年間6回しかないのです。

レアなだけあって、この日に財産を増やすこと、歌舞や音楽にまつわること、恋愛に関することなどにチャレンジすると、巳の日以上に驚くような嬉しい結果がもたらされるでしょう。

・建（たつ）
暦占いでいう十二直の中の大吉日となります。『万物を建て生じる日』という意味を持ち、婚礼や結婚にまつわるあれこれ、またお金に関することをするのは基本的に大吉です。
新しい衣服に袖を通すことや、新しく事業を始めること、開店、旅行などにも非常にすばらしい運気を運んでくれます。ただし、土いじりや蔵開きをすると運気を落とすと言われているので、これらは控えた方が良いでしょう。

5月11日にやってみると吉なラッキーアクション♪

◎お金持ちになりたいあなたは

己巳の日は分かりやすくお金が増える日であり、お金持ちになれる運を引き寄せやすい日です。
この日に、蛇柄のアイテム、あるいは蛇皮でできているものを使うと、非常に強いお金の運気を引き寄せられるでしょう。靴やカバン、お財布やカード入れを蛇皮にしたり、蛇柄の洋服などを身に着けてみたりしてもいいかもしれませんね。