撥水力とリフレクター効果が秀逸! ハイスペックな折り畳み傘
監修・ライター
ルックスの良さにグッときて、使い心地もバツグン! 使うたびに誰かにオススメしたくなる「僕らの愛用品」。今回は、天気が不安定になるこの時期に欠かせない折り畳み傘をピックアップ。“ちゃんとした折り畳み傘を持ちたい”と思っている人には特におすすめの一品です。
折り畳み傘の代名詞的〈Knirps〉が手がける、高機能な逸品
梅雨まっ只中ということで、天気予報を欠かさずチェックしている今日この頃。昨年は予期せぬ夕立やゲリラ豪雨でびしょ濡れになることがたびたびあったので、今年は梅雨明け後も折り畳み傘を持ち歩こうと思っているところです。
そんな中、最近新調した折り畳み傘が機能的で満足度が高いので、みなさんに紹介したいと思います。
それがこちら、ドイツの傘ブランド〈Knirps(クニルプス)〉の折り畳み傘です。〈Knirps〉は1928年に世界で初めて折り畳み傘を生産した老舗ブランドで、ドイツ規格に合わせた堅牢なつくりと高い品質、ハイエンドなデザインが国内外問わず高い評価を集め、ヨーロッパでは折り畳み傘の代名詞として親しまれています。
〈Knirps〉の折り畳み傘は、色柄やサイズを幅広く展開していますが、僕が選んだのは「T.220 ガーディアン リフレックス」というシリーズ。シンプルな無地のグレーが光の具合でアイスグレーっぽくも見えて、洗練された雰囲気なんですよ。
落ち着いたデザインの裏には、95年もの長きにわたる技術革新と自社開発パーツが緻密に設計されており、使い心地バツグンの機能性を持ち合わせています。
まずは、ワンタッチの「自動開閉機能」。赤いボタンを押すだけで自動的に傘が開き、再度ボタンを押すと生地が瞬時に閉じるので、どしゃぶりの雨の中でも片手でパッと開閉操作ができて快適です。
シャフト(芯棒)の不意な飛び出しを防ぐ「セーフティーシステム」も搭載されています。これは自動開閉式の折り畳み傘でたまにある、シャフトを押し込む際に途中で手を離すとバネが逆戻りして傘がバサッと開いてしまう危険性を回避する機能。シャフトを押し込む途中で手を離しても、シャフトが元の長さまで戻らず、安全かつ快適に傘を閉じて仕舞うことができます。
そして、耐久性に長けた樹脂ジョイントと、柔軟で丈夫なグラスファイバーの親骨もポイント。グラスファイバーは棒高飛びのポールなどにも採用されていて、しなやかで折れにくい特長を持っています。さらにこの折り畳み傘は8本骨の頑丈なつくりなので、強風にあおられても安易に折れたり壊れたりすることはないはず!
撥水加工もばっちり。傘を畳む際にササッと縦に振れば、表面の水滴を振り落とせて楽ちんです。
さりげない部分ですが、ネームバンドが幅広であることにも注目を。幅広バンドのおかげで生地を織り込みやすく、ホールド力も強いので収納しやすいのです。
夜も大活躍! 実は傘生地としては珍しいリフレクター機能を備えているので、自転車や車のライトに傘が反射し、衝突事故の防止につながります。これなら見通しの悪い雨の夜道でも安心して歩くことができ、お子さんにもおすすめです。
ちなみに、UVカット率95%なので日傘としても活躍してくれます。こんなスタイリッシュな晴雨兼用傘、ありそうでなかったからうれしい!
突然の雨や突き刺すような日差しから身を守ってくれて、街灯が少ない暗い夜道でも安心して使える折り畳み傘。天気がころころ変わりやすい夏も、これさえあれば無敵の気分です!
【アイテム詳細】
〈Knirps〉
T.220 ガーディアン リフレックス 折り畳み傘
9,900円(税込)
サイズ:収納時 直径約6cm×長さ約29cm、使用時 直径約97cm、親骨の長さ 約53cm (8本骨)
重さ:約415g
素材:シャフト アルミ、スチール、フレーム アルミ、グラスファイバー、グリップ ABS樹脂、傘生地 ポリエステル100%(リフレクティブ加工)