くらし

大自然の呼吸。赤土からできたディフューザーという森の贈り物。

僕らの愛用品 mario

大自然の呼吸。赤土からできたディフューザーという森の贈り物。

監修・ライター

-徒然なるままに、その日暮らし-

気づけば冬も本番、9月頃から年末までは毎年あっという間で、一年を振り返ろうと考えているうちにお正月になることも多々。あ、スタバのプレイリストもクリスマス仕様になりましたね。

暖かな家から出るのがさらに億劫になっていく12月、家の中でシーンに合わせた香りでゆっくりリラックスして過ごしたくなるのもこの季節の楽しみ方のひとつだったりします。

そこで、今回ご紹介するのは、デンマーク発のライフスタイルブランド『FRAMA』が韓国のデザインスタジオ『Be My Guest』との共作で製作したフレグランスプロダクト「From Soil to Form」です。

FRAMAは、クリエイティブディレクター・Niels Strøyer Christophersen を中心に、家具・照明・フレグランスなどのプロダクトデザインやインテリアの設計など、マテリアル、シンプルな幾何学、普遍的な美しさにフォーカスし、ライフスタイルにまつわるデザインやプロデュースを行うデザインスタジオ。

2016年のアポセカリーシリーズ 「St. Pauls Apothecary Collection」から、天然由来のエッセンシャルオイルを用いた香りのプロダクトの製作を開始した、デザイン的アプローチのフレグランスを提案しています。

こちらのフレグランス「DEEP FOREST」は、韓国の赤土が放つオーガニックな香りを引き立てるために丁寧に作られた香りで、韓国の深い森から集められた香りのブレンド。

ウッディーな香りをベースに、トップに柑橘の爽やかな香り、ミドルにホワイトローズなどの気品ある浄化香、ラストにシダーウッド、ムスクなどの深林を感じる香りが広がり、仕事終わりの切り替えや、夜の一人酒への導入にピッタリ。

プロダクトである「From Soil to Form」は、韓国の土と木で作られたナチュラルなルームディフューザーで、文字通り、「土壌を形」にという表現がネーミングされており、赤土の香りを優しく放つ特性を用い、程よい香りを持続させる設計となっているとのこと。

表面の質感は、よくディフューザーに使われる磁器の雰囲気とも違い、プリミティブかつ温かみがあるような感覚を覚え、シンプルな形状は、木箱以外の器やアイテムとも組み合わせて使えそう。木や石など、素材を丸っと活かしたデザインのものはよく見かけますが、インテリアプロダクトとしてもデザインが成立しているものはなかなか見ないような。

デスクの端はもちろん、ソファーサイドや、玄関のディスプレースペースに溶け込む適度なサイズ感も自然色の色合いも、主張しすぎず程よく気の利いた上質なプロダクトの感じがナイスです。

外に出るのが億劫になりがちな冬にこそ、ホームウェアやインテリアとして、上質なフレグランスで空間にアクセントを加えてみるのもいいのではないでしょうか。

自然を感じる、あたたかな暮らしが見えそうですね。

【アイテム詳細】

<FRAMA>From Soil to Form | Deep Forest / 28,600円(税込)
https://doinel.net/product/146063708

◯ ルームフレグランス
内容量:10 ml
原産国:イタリア
本体部分:ガラス

◯ ディフューザー
ボックスサイズ:11.3 cm × 11.3 cm × 4.4 cm
素材:パインツリー(ボックス)、韓国産赤土(ボール)