お得に旅するなら1月下旬が狙い目!おすすめの国内旅行先はどこ?
せっかくの旅行、もし宿泊費や交通費を安く抑えられたらうれしいですよね。オフシーズンと呼ばれる時期ならリーズナブルなプランがたくさんありますよ。おすすめは1月下旬から。雪景色やイルミネーションなど国内でこの時期しか見られない絶景観光スポットもご紹介します。
旅行にはオン・オフシーズンがある
旅行には、旅費が高くなるオンシーズンと、逆に安く設定されているオフシーズンがあります。オンシーズンは、大型連休や夏休み、冬休みなど多くの人が休みになる時期です。旅行需要が高まるため、宿泊費も交通費も高くなります。
一方、オフシーズンは旅行に行く人が少なく、宿泊費や交通費も安く設定されます。雨が多い梅雨の時期や新年度が始まったばかりの4月中旬、年末年始前の12月上旬はオフシーズンです。そして1月中旬~下旬もオフシーズンの1つ。年末年始に旅行する人が多いため、旅行客が減り、宿泊費や交通費は安くなります。
エリア別のオフシーズンはいつ?
オフシーズンの時期は、イベントの有無や季節などの影響でエリアによって異なることもあります。オフシーズンなら人気の旅先でもお得に旅行できます。
例えば北海道は春休み終了後からゴールデンウィークまでの時期や、10月の紅葉シーズン後、雪が降り始めるまでがオフシーズンです。
人気の観光地、京都もオフシーズンは比較的お得です。おすすめの時期は年明けから2月にかけてと、ゴールデンウィーク明けの5月中旬。旅行する人も少ないのでゆっくりと京都観光を楽しめるのもメリットです。
沖縄は1月下旬や5月中旬がオフシーズン。冬でも比較的暖かい沖縄は、1月も過ごしやすいのでおすすめです。
1月にオフシーズン価格でいける国内絶景スポット
多くの季節でオフシーズンになる1月下旬から2月にかけての時期。寒いイメージもありますが、イルミネーションや雪景色などこの時期だけの絶景を楽しめるスポットもたくさんあります。これからの季節にお得に楽しめるおすすめの場所をご紹介します。
神秘的な「ジュエリーアイス」を見よう!北海道 「大津海岸」
北海道中川郡豊頃町にある大津海岸は、神秘的な「ジュエリーアイス」で話題のスポットです。「ジュエリーアイス」とは、毎年1~2月に、十勝川から流れ出して打ち上げられた氷の塊のこと。海岸を埋め尽くすほどの無数の氷が太陽に照らされて輝く様子はまるで宝石のようです。特に日の出や日の入りの時間帯はオレンジに輝く氷がロマンチックです。
ライトアップされた集落はまるでおとぎの世界 岐阜県「白川郷」
1995年に世界遺産に登録された「白川郷」。100棟ほどの合掌造りの建物が並ぶ風景は、いつ見ても美しいものです。年中人気のスポットですが、雪に包まれる1月中旬~2月中旬は、ノスタルジックな建物と白い雪が織りなす絶景を楽しめます。ライトアップイベントが行われる日もあるので、事前に日程を確認して行きましょう。
自然が作る神秘的な造形美に目を奪われる 埼玉県「三十槌の氷柱」
冬の秩父市を代表する絶景スポットが「秩父路三大氷柱」。湧水が凍ってできたダイナミックで美しい氷柱を見られる「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」「尾ノ内百景氷柱」「あしがくぼの氷柱」の総称で、3カ所を巡るツアーも企画されます。中でも「三十槌の氷柱」は最大幅30m、高さ10mの国内最大級の氷柱を見られる絶景スポット。自然が作る神秘的な絶景はSNSでも話題です。1月中旬からは氷柱が青や黄色、オレンジなどにライトアップされた美しい光景を見られます。
満開の梅の香りに癒される 静岡県「熱海梅園」
120年以上の歴史を持つ静岡県の「熱海梅園」。毎年11月下旬に梅の花が咲き始め、日本で最も早く梅が咲く名所としても知られています。満開のシーズンは1~2月。約60品種、470本の梅が色とりどりの花を咲かせ、甘い香りを漂わせます。梅まつりも開催されるので、グルメ巡りなども楽しんでみてください。
一足早い春を感じる桜まつり 沖縄県「名護の桜」
桜と言えば春のイメージですが、沖縄の桜の満開シーズンは1~2月。ソメイヨシノではなく濃いピンクがかわいらしい緋寒桜(ヒカンザクラ)が見ごろを迎えます。特に、名護城跡にある名護中央公園には約2万3000本の緋寒桜が植えられており、一帯はピンク色に染まります。1月最終の土・日曜には「名護さくら祭り」も開催されるので、狙って行くのもおすすめです。
旅費を抑えながら今だけの絶景を楽しめる冬の国内旅行。雪や氷が作る景色だけでなく、一足早い春を感じられるスポットもあって、縦に長い日本ならではの魅力を感じられます。オフシーズンだからこそ、人も少なくゆっくり観光できるのもうれしいですね。この冬は、お得な国内旅行をぜひ楽しんでみてくださいね。