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一人暮らしを始めたい!初期費用はいくら?安く済ませるポイントも

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一人暮らしを始めたい!初期費用はいくら?安く済ませるポイントも

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就職や転職、進学など、一人暮らしを始める人も多い季節。お子さんが初めて一人暮らしを始めるという親にとっても、心配は尽きませんね。今回は、気になる賃貸契約や引っ越しにかかる費用、毎月の生活費など一人暮らしにかかるお金についてまとめました。

賃貸契約に関わる費用

契約
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一人暮らしを始めるにあたり、まず決めるのが住む場所です。思い描くインテリアや暮らし方など夢は膨らみますが、契約時に支払う敷金・礼金などの初期費用と毎月支払う家賃をどのくらいに設定するかは、その後の暮らしに大きく影響します。

家賃は収入に占める割合で考えるのが重要です。一人暮らしの場合は、月々の家賃は手取り月収の20~30%の範囲に抑えるのが適正。できれば25%以内に抑えると、生活に少しゆとりも生まれます。

年収が300万円なら月々の家賃は6.2万円、年収400万円なら8.3万円を目安に探してみましょう。家賃を考える際は、管理費や火災保険料など、毎月の家賃に含まれない費用を含めた「総賃料」で考えるのが基本なので、忘れないように計算しましょう。

毎月の家賃に加え、契約時には初期費用として敷金・礼金などが発生します。敷金は家賃1~2カ月分、礼金も1~2カ月分が目安になります。また、仲介手数料も必要です。不動産業者に支払う手数料で家賃1カ月分が目安。なので、初期費用として家賃3~5カ月分程度を見ておくとよいでしょう。

引っ越しにかかる費用は2万~8万円が相場

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家が決まれば引っ越しの準備が始まります。引っ越しの費用は荷物の量、移動距離、実際に引っ越しをする時期によって大きく異なります。

一人暮らしの場合、引っ越し業者に依頼したときの相場は2万~8万円です。3~4月は繁忙期になるので、直前に申し込むと割高になることもあります。

家具家電にかかる費用は20万~30万円程度を用意

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初めての一人暮らしの場合は、生活に必要な家具や家電を全て揃える費用も考えておかなければなりません。一人暮らしを始める場合、最低限必要な家電と家具の価格の目安は以下です。

  • 冷蔵庫:3万円~
  • 電子レンジ:1万円~
  • 炊飯器:1万5000円~
  • 洗濯機:2万円~
  • テレビ:2万円~
  • 冷暖房器具:2万円~
  • 掃除機:1万円~
  • ベッド:1万5000円~
  • カーテン:3000円~
  • テーブル:1万円~
  • 収納用ケース:2000円~
  • その他生活用品:5万円~

総額で20万~30万円程度を準備しておくと安心です。

月の生活費の目安は15万~16万円

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初期費用も心配ですが、毎月出ていく生活費についても想定しておく必要があります。家賃を含まない生活費用には、食品、光熱費、通信費などが入ります。総務省の「令和5年度家計調査」によると、単身勤労者世帯の1カ月あたりの平均支出は以下です。

食費:4万3917円
水道光熱費:1万1489円
日用品費:5163円
被服費:5173円
医療費:6580円
交通・通信費:2万6266円
趣味の費用:2万1458円
雑費・交際費:3万837円

合計すると15万883円です。これに家賃を加えた金額を毎月の収入で賄えるかを想定しておきましょう。

初期費用を安く抑える方法

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引っ越し費用や生活に必要な家具や家電の購入費、月々の生活費など、一人暮らしのための費用は思いのほか大きくなります。せめて、一人暮らしを始める際の初期費用をできるだけ抑えて、その後に備えておきたいですね。

初期費用を抑えるポイントには以下のようなものがあります。

家賃を抑える

交通の便がよく、広くて新しい家を選びたい。でもそんな物件は家賃も高いのが相場です。通勤や通学のルートを考えて対象範囲を広げたり、築年数は経っていてもリフォーム済という物件を探したりすると、思いのほか家賃が安い部屋を見つけられます。条件に優先順位をつけて、柔軟に探してみましょう。

敷金・礼金なしの物件を探す

仲介手数料や保証料などはなくなりませんが、敷金や礼金は不要という物件もあります。家賃が割高になっていたり、周辺の治安が悪かったり、物件としての条件が悪い場合もあるので注意が必要ですが、まずは初期費用を抑えるために検討してみるのはおすすめです。

必要最低限の家具・家電だけを買う

便利な暮らしのためには、いろいろな道具が揃っていたほうが良いのですが、あまり使わないのであれば購入しないという選択肢もあります。「今まで実家にあったから」という先入観を取り除いて「絶対に必要」というものだけを購入し、あとは必要に応じて買い足していくとよいでしょう。

夢の一人暮らしですが、初期費用や生活費など、お金の問題で悩むのであれば本末転倒です。自分の収入や生活パターンなどをしっかり考えて、少しずつ、夢の暮らしに近づけていくのがおすすめですよ。