春の食材を味わいに、大分県の小さなオーベルジュへ行こう!
オーベルジュとは、食事を提供する宿・宿泊施設のあるレストラン、のこと。豊かな自然に恵まれた九州には、素晴らしいロケーションと海の幸山の幸を生かした料理が自慢の、小さなオーベルジュが数多くあります。
1日数組限定の宿だからこそ味わえる、温かいもてなしと心のこもった料理、そして大自然の中でくつろぐ静かな時間・・・。日常を忘れるとっておきの場所へ、ぜひ出掛けてみませんか?今回は大分の素敵なオーベルジュをご紹介します。
「心地よい滞在」モダンな宿で味わう極上の料理と贅沢な時間
湯布院の奥に広がる塚原高原の森に佇む【forest inn BORN】は、2名限定の離れの部屋が3室のみと、まさに大人の隠れ家。温かみのある北欧調のインテリアはシンプルでスタイリッシュ。寝心地にこだわったシモンズのベッドや、デンマークのルイスポールセンの照明など、まるでデザイナーズホテルのような空間です。
料理は、人気レストラン「ポール・ボキューズ博多」の元料理長である佐藤シェフが手掛ける、地元大分の新鮮な食材を使ったフレンチのフルコース。見た目の美しさにもこだわった洗練された味を、存分に堪能できます。
露天風呂付客室では、森林浴をしながら好きなだけ温泉に。小さな宿ならではの、プライバシーを大事にしながらのんびりとした時間を楽しむ、本物の贅沢な一日が過ごせます。
料金は和洋室離れ(2名1室)の場合、おひとり1泊2食付き 1万8138円~(税別) 、露天風呂付離れ(2名1室)の場合、同じく1泊2食付きで 2万3138円~(税別)となります。
「心からのくつろぎ」わがままも聞いてもらえる真のおもてなし
絶景で有名な深耶馬渓。その6万坪の敷地の中にある【オーベルジュ 楓乃木】は、四季折々の大自然を間近に感じられる癒しの宿。部屋は広々とした二間続きのモダンな和室で、心からゆったりと落ち着くことができます。
自慢の源泉かけ流しの美肌の湯は、野趣あふれる露天風呂と大きな窓から緑が望める内湯があり、どちらも大自然を満喫。
評判の料理は、フランス・リヨンでの経験を持つシェフの手による本格フレンチ。ヤマメなど郷土の旬の食材を使った、しみじみと美味しい気取らないフレンチがいただけます。希望であれば鴨や鹿、キジなどのジビエも相談可能。
また、何よりうれしいのはワインの持ち込みもOKというところ。これは料理自慢のホテルや旅館ではめったにない希少なシステムです。
朝食は趣向を変えて素朴な和食がいただけるのも、ほっと身も心も落ち着く重要なポイント。食事を目当てに訪れても、期待以上の喜びがもらえる満足度の高い宿です。
料金は、スタンダードプラン(2名1室)でおひとり1泊2食付き2万2000円~(税込)。お得な早割もありますよ。
「なにもしない贅沢」時間を忘れてゆっくりと癒されるひととき
飯田高原の広大な雑木林に囲まれた1日3組限定の小さな宿【オベルジュ 森の家 たきび】。なるべく雑木林を切らずに建物を作り、排水にも気を使い、周囲の自然との共存を実現しています。
また、レストランには時計もなく、ディナーはゆっくり2時間。利用は中学生以上で、宿泊料も1年中変動しないリーズナブルな金額・・・など、ゲストがくつろぐための時間と空間作りを何よりも大切にしています。
料理は美味しくて健康によい和漢膳(和食薬膳)の9品のコース。添加物などは一切使わず、ソースはもちろんタレやポン酢もすべて手作りというこだわり。ソムリエのオーナーが厳選したワインも、セラーに常時約300本と充実しています。
旬の食材を使った身体が喜ぶ食事と美味しいワインを、会話を楽しみながら時間をかけてゆっくりと味わう非日常的な夜。心が震えるような体験をぜひ。
周囲には森しかなく、部屋にはテレビもありません。だからこそなにもせずなにも考えず、頭をカラッポにして心からリラックスできることでしょう。疲れている人にこそ訪れてほしい、ゆっくりと流れる時間から元気をもらえる・・・そんな温かい癒しの宿です。
料金は、2名1室の場合、おひとり1泊2食付きで 1万5220円(税・サ込)です。
料理が素晴らしく、かつロケーションや施設にもこだわった、オーナーの心づかいを感じる小さな宿、オーベルジュたち。5万円の予算があれば、ふたりの特別な一日が叶います。
この魅力的な場所で、ぜひ大切なパートナーや友達と一緒に、贅沢な時間を過ごしてみませんか?