くらし

初夏の旅は日本国内の離島が狙い目。のんびり過ごす自然いっぱいの離島はココで決まり!

10万円でかなうコト

今年は、国内に数多く点在する自然いっぱいでバカンス気分たっぷりの離島への旅はいかが?北海道から沖縄まで、今行きたい、オススメの離島をご紹介します。

【鹿児島/与論島】一人旅で「南の島で何もしない贅沢」を実現!

与論島 百合ヶ浜

与論島は鹿児島県最南端の島です。鹿児島本土から南へ約563km、沖縄本島から北へ約23km、まるで沖縄のようなロケーションですが、実は鹿児島県。環礁で囲まれ、エメラルドグリーンの海と白亜の砂浜の美しさは群を抜いており、「東洋の真珠」と称されるほどです。人口約6000人、島周は約21kmのこじんまりとした島なので、のんびりとマイペースな一人旅にもピッタリです。

与論島といえば「サンドバー」で知られる百合ヶ浜が必見のスポット。春から夏にかけて、大潮の干潮の時間帯に姿を現す幻のビーチです。大ヒットした旅行書「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編」でもとりあげられ、話題となりました。百合ヶ浜以外にも美しい海に囲まれ、どこにいても絶景を楽しむことができます。

ハイビスカスやブーゲンビリアなどの亜熱帯の植物鑑賞も楽しみのひとつ。「癒しの島」とも呼ばれる与論島ではひたすら美しい自然を堪能し、何もしない贅沢を味わうのも一案です。アクセスは鹿児島もしくは沖縄から、飛行機もしくは船で。所要時間は飛行機の場合、沖縄から約30分、鹿児島から約70分、船の場合、沖縄から約4時間、鹿児島からは約20時間となっています。

毎年5月下旬ごろからは梅雨、7月~9月にかけては台風シーズンになるため注意が必要です。

福岡発 与論島フリープラン2泊3日

http://www.jtrip.co.jp/j-nansei/fkk/area/rnj.html

(4名1室)3万8100円~

【北海道/礼文島】シニアに人気の島へ! 両親と一緒に”親孝行旅行”

礼文島

日本最北の離島として知られる礼文島は、「花の浮島」とも呼ばれ、300種類以上あるといわれる高山植物に出会えるスポット。シニア世代の旅先として人気を集めています。利尻島とセットで観光するケースが多く、稚内港から船で移動します。所要時間は約2時間、礼文島と利尻島間は約40分となっています。

礼文島は、花が咲きはじめる5月から観光シーズンに突入。最大の見どころは、「桃岩展望台」。高山植物の宝庫といわれ、礼文島に咲く花のほとんどを鑑賞することができるスポットです。可憐な花々を眺めながらののんびりとした自然散策は、両親との楽しい時間になりそうですね。

礼文島観光とあわせて、ダイナミックな自然に囲まれた利尻島観光も楽しみましょう。北海道銘菓「白い恋人」のパッケージデザインとして有名な「オタトマリ沼」や、湿地性植物の宝庫「南浜湿原」など自然たっぷりの見どころ満載です。島へのアクセススポットとなる稚内では国内最北の温泉「稚内温泉」にも立ち寄りたいところ。利尻富士を眺めながらの湯浴み体験は格別ですよ!

美しき利尻島・礼文島ちょっぴり花散歩と花咲く富良野・美瑛 4日間

http://www.hankyu-travel.com/tour/detail_d.php?p_course_id=100440&p_hei=60

8万9900円~

【静岡/初島】家族旅行の帰りに東京に一番近い離島の自然を満喫!

ダイビング

温泉地として有名な熱海から南東約10kmに位置する島周約4kmの小島「初島」。熱海から高速船に乗って30分で到着。首都圏から最も近い離島として注目を集めています。実は、縄文時代の遺跡が全域に渡って出土するなど、太古からの歴史も持つこの島。現在は、リゾートアイランドとして開発が進んでいます。

初島の魅力はなんといっても豊富なアクティビティ。ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツや、初心者でも楽しめる釣りのほか、遺跡や文学スポットなどに触れながら島内を一周できるウォーキングで、初島の自然を満喫できます。特に人気が高いのは、自然体験施設、初島アドベンシャー「SARUTOBI」。専用のハーネスを着用して樹々の上を渡る、いわゆるアスレチックで、子どもからシニア世代まで家族みんなが楽しめるスポットです。

宿泊では、最近ブームの「グランピング」が可能。グラマラスとキャンピングをかけたグランピングは、ちょっと上質なキャンプ。テントヴィラやトレーラーヴィラに宿泊し、夕食は海鮮バーベキューを堪能することもでき、大人から子どもまで大満足できそうです。

福岡から東京旅行の帰りに熱海・伊豆まで足を伸ばして、初島の美しい自然を満喫してみては? 熱海や伊豆、箱根などは有名観光地なので、好みに合わせて充実した旅ができそうですね。

福岡発 ANAシティプラン東京 1泊

http://nippon.his-j.com/tour_detail/FK-FTN2227-ZET/

(4名1室)3万5800円~

東京発 JRで行く伊豆 1泊2食

http://www.jtb.co.jp/kokunai_htl/list/A06/22/2203/tour.html#htl_contents

(4名1室)1万3500円~


この他にも日本国内には多くの魅力あふれる離島が点在しています。自然いっぱいの中、都会の喧騒を忘れさせてくれる離島への旅。次回の旅行で計画してみませんか?