【DIYで節約術】たった1000円で古い椅子がお洒落にリユース!
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監修・ライター
背もたれも座面もボロボロになって、もうお払い箱かな?って思っている椅子、ありませんか? ちょっと待って! 捨てないで~! ゆぴのこさんなら、きっとなんとかしてくれそう!
Q1 うちに古い鉄脚の椅子があるんですけど、こんな背もたれのある椅子ってリユースできますか?
A1 できますよ~! 使えるものはできるだけリユースするのがDIYのいいところ。自分好みの椅子にチェンジしちゃいましょう!
1)まず破れて情けなくなってしまった座面のビニールを外して、鉄脚だけにします。さすがに鉄です! しっかりしたもの! サビや汚れはサンドペーパーを使って落とします。
2)鉄脚を鉄用の塗料で塗ります。刷毛塗りが苦手だったらスプレータイプの塗料でもOK。できるだけ戸外で塗ってくださいね。
ほら、こんなにピカピカに変身!
3)背もたれと座面用に厚さ3cm、幅16cmの木材を用意。
椅子なので座り心地を考えて、木材は柔らかい杉材などがオススメ。加工するときも柔らかいとラクチン♪ 木目も好みのものを選びましょう。
のこぎり(あればジグソー)で背もたれと座面部分をカット。座面は2枚使って、裏側に小さな板を当てて釘を打ってつなぎます。
4)角に丸く線引きしてカット。
カッターで思い切って角を面取りします。歪んでも傷がついても大丈夫。それがかえっていい味に。
サンドペーパーをかけて仕上げます。
5)次にアンティーク感が出るブライワックスで着色します。色はジャコビアンを選びました。
いい感じでしょ?
6)背もたれと座面を、ネジで鉄脚に取り付けて完成!
Q2 この椅子のリユースで特に気をつけるべきポイントは?
A2 背もたれのラインです。下にいくほど狭めると、きれいに仕上がりますよ。
Q3 もう1点、鉄脚スツールのクッション部分を変身させる方法も教えてください。
A3 スツールも背もたれのある鉄脚の椅子と同じように、元の座面をはずします。
座面の生地はお好みで。コーデュロイや麻もいいですね。季節に合わせて張り替えるのもフレッシュ!
Q4 スツールのクッションの張替えって、具体的にはどうすれば?
A4 もう座りたくないようなスツールですが……。こちらをリユースしましょう。
座面のクッションを外して鉄脚に塗料を塗るところまでの工程は背もたれのある椅子と同じです。
1)まず、座面の底板作り。
板2枚を合わせてノコギリ(またはジグソー)で丸くカットします。オシャレに仕上げるには小さめがいいかも。
2)次に、中に詰めるクッションを作ります。布を丸くカットして袋状に縫い、綿を詰めたら閉じます。
中に隠れて見えないものだから縫い物が下手でも気にしない! 市販のものを買ってきても大丈夫ですよ。
3)カバーの生地を用意。今回はブラウンのフェイクレザーで男前に!
4)鉄脚、底板、クッション、生地の順に置き、引っくり返してタッカーでガチンガチンと留めていきます。
5)仕上げに、好みの鋲を金槌で打ちつけたら出来上がり♪
Q5 かっこよくイメチェンした椅子のオシャレな使い方は?
A5 椅子としてはもちろん、コーナーに置いて、グリーンをディスプレイしたり、サイドテーブル代わりにしてもいいかも。
それだけポンと置いても存在感あり!
Q6 それぞれの椅子のリユースにかかる費用はどれくらい?
A6 脚の部分は作らなくていいので、両方ともホームセンターで、1000円以下でできちゃいますよ。板も1mもあればいいし、杉だとけっこう安く手に入ります。
廃棄寸前だった椅子がこんなにステキによみがえるなんて感激! しかもなんてリーズナブル! アイディアとセンスがあれば、お金を使わなくたって男前インテリアも楽しめるのですね!