20代共働き夫婦、年収550万円で貯金厳しい…3人目は諦めるべき?
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こんにちは。「お金の専門家」の白浜仁子(しらはまともこ)です!Wallet+ユーザー様からいただいた「FPに聞きたいお金のこと」に、私、白浜がお答えします。
今回は2人の子育て中の20代女性からの相談。貯金ができない現状や第2子の教育費の準備、第3子を産める環境にあるのか等、さまざまな不安が綴られていました。
<竜田 美結さん(仮名)20代看護師からの相談>
「貯金ができません。2歳と0歳の子がいて、今は育休中です。年収は旦那が300万で私は250万。看護師なので収入を上げることは可能ですが、親が遠方で頼れないため働き方を抑えています。貯蓄タイプの終身保険に私1500万円、夫300万円加入しており、その他に個人年金と上の子の学資保険にも入っています。第2子の学資はどれぐらいかけるべきでしょうか。また3人目が欲しいのですが、育てられるのか不安です」
まずは夫婦で将来について話し合い、復職がまだ先なら家計改善が必要
今は仕事をセーブしているとのことですが、近い将来しっかり働くのなら今のような時期があっても仕方ないと割り切っていいと思います。
木を見ず森を見よう、つまり目先のことではなく長期的視点で考えようということです。
ただ、働き方の見直しがしばらく先になりそうなら、根本的に家計を改善する必要があります。まずは、ご夫婦で長期的なライフ・ワークプランを話し合うところから。もちろん3人目のお子さんを設ける前提でです。
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ライフ・ワークプランを考えた上で、今度は貯金についてです。今は、貯金代わりの保険が中心とのこと。保険の積立も悪くないですが、それだけに頼るのはよくありません。
貯蓄性の保険は、預金金利より少し有利なのが魅力でもありますが、契約期間が長い分、一般に低金利である今の金利をずっと引っ張る性質があり、また、一定期間内に解約すると払込額を下回り損してしまうというデメリットもあります。
大切なのは、いつでも現金化できる貯金とのバランスです。先々貯金ができる状況になるかを考慮し、場合によっては見直しを検討しましょう。その上で第2子の教育費の準備はどんな金融商品にするのかという話になります。
貯金タイプの他に掛け捨てタイプの保険も視野に。将来のリスクヘッジを!
また、ご加入中の生命保険は、万一の備えという観点から今一度検討した方がよさそうです。
必要な保障額は、遺された家族にどのくらいお金を準備しておくべきか遺族年金なども含め考えます。特に旦那さんの死亡保障は極端に少ないように感じます。貯蓄タイプだけでは保険料が高くなるので、掛け捨てタイプも視野に入れ賢くリスクヘッジしましょう。
家族が増え大きく人生の変化を迎えるこの時期、たくさんの幸せを感じていらっしゃることと思います。一方でお金などの不安も入り混じる時期です。
まずは、長期的視点で収入がどう変化しそうか考え、それを基に貯金を考えます。お金の置き場所は、貯金と保険のバランスが大切に。
頑張ってください!