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株初心者は「インデックス投資こそおすすめ」とFPが力説するワケ

ふやす 中村 賢司

株初心者は「インデックス投資こそおすすめ」とFPが力説するワケ

【画像出典元】「PhotoAC」

目次

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの中村賢司です。

突然ですが、インデックス投資やアクティブ投資という言葉、聞いたことがありますか。実はこのインデックス投資こそが、初心者におすすめの投資方法なのです。

言葉は知っているけれども、詳しくわからないという方は、まずはその基本を押さえてから投資の世界に入りましょう。

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1.インデックス投資とアクティブ投資の違いは?

インデックス投資とはパッシブ運用やインデックス運用ともいい、東証株価指数(TOPIX)や日経平均株価などのマーケットの動きを代表とする指標(ベンチマーク)に連動する運用成果を目標とする運用方法です。

景気が良くなればもちろんそれに合わせて価格は上がりますが、逆に景気が悪くなればその指標とともに価格も下がってしまいます。

アクティブ投資とはアクティブ運用ともいい、マーケットの動きを上回る運用成果を目標とし、独自の判断や予測、細かい調査や手法を駆使して行う運用方法です。指標以上の運用成果を目指していますが、残念ながらその指標に追いついていない銘柄もあるようです。

2.インデックス投資とアクティブ投資のメリット・デメリットは?

インデックス運用のメリットは、なんといってもコストが低い点です。投資信託(以下、ファンドともいう)は通常、購入時、保有時、解約時に手数料がかかります。しかしインデックス運用のファンドには購入時の手数料がかからない商品(ノーロードともいいます)が多いようです。

逆に手数料が高いのが、アクティブ運用のファンドです。購入時の手数料は1~3%ほどかかり、保有している間の手数料(信託報酬)は1~2%くらいかかるものもあります。それに対し、インデックスファンドの信託報酬は0.1~0.5%ほどとかなり低く設定されています。

投資信託は、基本的に長期保有するための金融商品ですから、この手数料の違いは将来大きな差となってきます。

ではインデックスファンドにデメリットがないのかというと、そうではありません。

指標に連動するということは、マーケットの下降局面では、それに連動して必ず下がらなければいけません。言い換えると、下がる銘柄に投資しなければいけないのです。

それに対してアクティブファンドは、マーケットが下がっているときには、独自の調査と判断で極力下がらないような投資判断をします。

3.インデックス投資とアクティブ投資はそれぞれどんな人に向いている?

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今まで見てきた中で、なんとなく気付かれたかもしれませんが、ズバリ、投資初心者にはインデックス運用が向いています。

そのインデックス運用に慣れてきた人には、ちょっと勉強をしてアクティブ運用にもチャレンジしてみてください。投資の醍醐味は、自分で銘柄を選ぶところにあります。

アクティブファンドの中には、その運用方針が割安株を中心に投資するバリュー運用や、成長株を中心に投資するグロース運用があります。いろいろな銘柄を比較検討していくと、また楽しくなるでしょう。

4.投資初心者が参考にしてほしいFPからのアドバイスまとめ

新しい扉を開くイメージ
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最後に、これから投資を始める初心者の方は、「どのファンドを選んでいいかわからない」という壁にぶち当たるでしょう。

そんなときは、私たちの大事な公的年金を運用してくれているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオを参考にしてみてください。1つのマーケットに集中投資するのではなく、値動きの違うマーケットに分けて分散投資をしています。

ちなみにGPIFのポートフォリオは、国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%となっています。これは長期投資として基本のポートフォリオです。

さらにインデックスファンドを選ぶときのポイントは、コストの低さです。

いろいろな会社がインデックスファンドを販売していますが、指標が同じであればどのファンドも似たような動きをしています。よって選ぶポイントは、「信託報酬の低いもの」を選ぶと良いでしょう。

それでも銘柄選びに迷うという方は、インデックス運用のバランスファンドを選んでください。

商品名に「4資産」や「4資産分散」というような文言が入っていれば、国内外の債券や株式に分散投資をしているファンドなので、迷わずそれを選びましょう。

この分散方法で長期保有をすれば、世界の経済成長率(約3%)以上のリターンも夢ではありません。

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