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FPが見た「節約と貯金の達人がやってる」生活費を下げる効果的な方法

そなえる 内山 貴博

FPが見た「節約と貯金の達人がやってる」生活費を下げる効果的な方法

【画像出典元】「iStock.com/Tempura」

<2019.05.17更新>こんにちは、FP(ファイナンシャルプランナー)の内山貴博です。
切っても切れない「節約」と「貯金」。今回は、普段の生活の中で主婦が上手に節約して貯金をするためにはどうすればいいか、普段貯めているポイントや利用している金融機関の手数料、通信費、光熱費など固定費支出の見直し方、食費の節約方法など、具体的な方法をFPが詳しく解説します。

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1. 節約上手は貯金上手!?

今回のテーマは、多くの人が関心のある「節約」と「貯金」です。ファイナンシャルプランナーとして、多くの“節約の達人”に接してきましたので、そういった方々の特徴をお伝えすることで、ぜひ皆さんも節約の達人の仲間入りをしてください。

でも、その前に1つ確認しておきたいことがあります。節約できると、貯金することにつながるのでしょうか?私は少し違うと思います。節約すべきところとそうじゃないところもあるでしょうし、貯金とひと言にいっても、投資をはじめ資産運用も含めたお金の貯め方、増やし方もさまざまです。もちろん、節約することで貯金に回せる金額がふえるため、両者に関連性はありますが、節約できたことで安心することなく、その節約分をどうやって貯金していこうか、少しでも有利な方法はないかと、もう一歩、増やす方向に踏み出すことが重要です。

2. 貯金と節約上手な人はやっている、毎月の給料振込後にやっていること

給料を受け取って、すぐにすることは何といっても「先取り貯金」です。もちろん、給与天引きにすることもできます。あらかじめ決めた金額を先取りし、残りの金額で生活することで、上手な節約、そして貯金につながっていきます。

また、次のお給料までの予算を考えることも大切です。自動車税など年に1回の支払いなどありませんか?不定期に発生する大きな支出も計画的に準備しておきたいですね。

3. デキる主婦ならやっている!上手な節約の方法~固定費を下げるコツ

家計をやりくりする女性
【画像出典元】「iStock.com/mapodile」

上手に節約できる方法は?キーマンになるのはやはり主婦です。一般的に生活費全般を一番良く把握しており、だからこそ主婦は節約できるところに気付くことも多いと思います。家計を見直す中で、考えられる方法を1つひとつ見ていきましょう。生活水準を変えることなく、上手に節約したいですね。

3-1. 住居費の見直し(家賃・住宅ローン)
住宅を購入している方は住宅ローンは大きな見直しポイントです。例えば以下のローンを借りて住宅を購入し、ちょうど5年返済を終えているとします。

当初借入額 3000万円(元利均等返済)

借入期間  35年

金利    1%

毎月返済額 8万4686円

5年1月にあたる今月の返済額8万4686円は元金と利息、どのような内訳になっているでしょうか?以下、確認してください。

<5年経過直後の返済額の内訳>

返済額/月  8万4686円

そのうち元金 6万2745円

そのうち利息 2万1941円

借り入れ当初は、1回の返済額のうち利息が2万5000円でしたが、徐々に元金返済の割合が増え、利息分は減っています。とはいえ、まだ2万円以上の利息を支払っているため、一定の繰上返済を検討するのも長期的な節約方法といえます。前倒しで元金を支払う分、利息が軽減されます。単純に上記であれば、6万2745円を前倒しで払うことで2万1941円の利息負担が軽減され、支払回数が1回短縮されます。これを5回分、10回分とまとめて返済することで、利息分を節約することにつながるわけです。

とはいえ、目先の収支が改善されるわけではありません。上記で紹介した期間短縮型の繰上返済では、今後も毎月8万4686円返済することになります。長期的には返済期間が短くなり、その分、利息負担が減っているため節約にはなりますが、日々の収支を改善したいということであれば「返済額軽減型」の繰上返済を検討してください。この場合、返済期間は短縮されず変わりませんが、毎月の返済額を引き下げることができます。

このような一部繰上返済をインターネットで行うと手数料無料になる銀行が増えていますので、気軽に少額から行うことができます。ただし、繰上返済を行うと、当然借入残高も減ります。年末時点の残高に応じて適用される住宅ローン減税額もその分、小さくなることになります。減税が適用される当初10年間に該当する場合は、その点も考慮した上で慎重に検討してください。

3-2. 通信費の見直し
通信費の中で大部分の割合を占めているのがスマートフォンの利用料だと思います。毎月発生する費用であるため、少額でも見直し効果は大きなものとなります。夫婦2人、そして子供の分まで含めると結構な金額になります。それぞれ利用形態が異なると思いますので、まずはプランの見直しを、そして格安スマホなども選択肢にすることで随分と節約できる場合があります。

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