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20代での住宅購入体験談、成功と失敗を分けた理由があった

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20代での住宅購入体験談、成功と失敗を分けた理由があった

【画像出典元】「iStock.com/Lordn」

ほとんどの人にとって一生で一番大きなお買いもの、マイホーム。住宅を購入するのか、そのタイミングはいつか、どれくらい収入や頭金があればいいのか。失敗したくないからこそ悩みは尽きません。

最近では20代で住宅購入に踏み切る人も少しずつ増えているそうですが、実際20代で購入するとどうなるのでしょう。そこで今回は、20代に住宅購入した人のリアルな体験談を紹介します。ぜひ参考にしてください。

<体験談1>わずか1週間のスピード契約でも、後悔なし! 

マイホームに満足
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体験者:Aさん
DATA:20代後半、男性、既婚、子ども1人、年収400万円

下の子どもが生まれるのをきっかけに住宅を探そうということになり、一戸建て、マンション、中古か新築かなどさまざまな条件で下調べをスタート。20代でローンを組むと、早く払い終えられる、月々賃貸にお金を払うよりもトータルで安く済むことがわかりました。

そんなとき中古の一軒家ながら、立地・環境・間取りなど2人で考えていた理想の物件が売りに出されまして。予算外の物件だったので悩んだのですが、子どもが大きくなったら妻も働きに出ようということになり、1週間後には契約しました。子どもが幼稚園に上がり、教育機関・病院、公共施設などが徒歩圏内にあることのありがたさを改めて感じ、買ってよかったなと思います。

<体験談2>言いなり契約で後から後悔

マイホームにがっかり
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体験者:Bさん
DATA:20代半ば、女性、既婚、義父母と同居、共働き、収入550万円

住宅購入を考えたきっかけは結婚です。親と同居が前提だったので、二世帯住宅を購入することになりました。まだ私も若かったので何もわからず、義父母の知り合いである住宅メーカーの営業さんが勧めるがまま家を建ててしまいました。

子どもが生まれた今、なにもかも後悔ばかりです。まず2世帯合わせて6人暮らすには小さい、間取りが不便、収納スペースが狭い。若くして家を建てたので予算も少なく、また購入可能金額が低かった大きな原因だと思います。義父母との仲もイマイチだし、夫は30歳を目前にして転職して支払いが厳しい時期もあったし、もっと計画的に購入すればよかった・・・。

20代でマイホーム、成功と失敗のわかれ目は?

資金計画を作ろう
【画像出典元】「Photo AC」

AさんとBさんはどちらも20代、検討から契約までの期間が短期間であるのが特徴ですが、結果には大きな差が出てしまいました。

まずAさんの場合、いろいろな物件を比較することからスタートしています。予算はいくらか、どんな間取りがいいか、場所はどこかなどしっかり話し合いができていたようですね。予算オーバーでも、妻が将来的に働くことでカバーするということになっています。

それに対しBさんの場合。義理のご両親のことを考えてかもしれませんが、ほとんど比較検討や話し合いなどはしていないようです。まだ若いので収入もそれほど多くなく、資金も少ないなら、もう少しお金を貯めてからという計画があってもよかったのかもしれません。

住宅購入にはやはり資金をはじめとした計画が必要。特に20代での住宅購入では資金が少なくなりがちなので、どうするのか考えておく必要があります。頭金やローンの年数、どんな間取りが理想か、どこに住みたいかなど家族で細かく話し合いましょう。理想のマイホーム目指して頑張ってくださいね。