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結婚式で親からみんないくらもらってる?負担が多いのは男女どっち?

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結婚式で親からみんないくらもらってる?負担が多いのは男女どっち?

【画像出典元】「iStock.com/Rawpixel」

理想の結婚式を実現するには、ある程度まとまった資金が必要。家族に資金援助してもらう予定、という人も多いと思います。でも友だちに「いくら出してもらった?」なんて聞きにくいですよね。そこで今回は「結婚式の資金、みんなどれくらい援助してもらってるの?」「負担が多いのは女性側家族?男性側家族?」など、なかなか聞けない結婚式のお金事情をご紹介します。

みんなどれくらい家族に資金援助してもらっているの?

電卓をたたく人
【画像出典元】「iStock.com/insjoy」

親世代には結婚式や披露宴は家と家との結びつき、各家の冠婚葬祭のひとつと考える人も多く、資金援助するという家庭は7割ほど。3組のカップルのうち、2組以上が資金援助を仰いでいることになるので意外に多く感じますね。

金額に関してはマチマチで0円という家庭から、結婚式代全額を負担する家庭までさまざま。援助金額の平均は195万1000円ですが、「親はいくら出さねばならない」という決まりはないため、各家庭の考え方や経済状況によるといえるかもしれません。(データ出典元:「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」)

費用の負担が多いのは女性家族?男性家族?

ウエディングパーティのイメージ
【画像出典元】「iStock.com/VictoriaBee」

どちらが多く負担するかに関しても明確な決まりはありませんが、地域によっては女性家族が多く出す、男性家族が多く出すといったしきたりがあるところもあります。地域柄、両親の考えを含め、曖昧なまま進めてしまうとトラブルのもと。両家の資金援助が決まったらどうするのかしっかり負担方法を決めておきましょう。下記は負担方法の一例です。

【それぞれ同じ金額を負担】
例えば結婚式代が400万円だとしたら、カップル200万円、それぞれの家庭が100万円ずつ支払う方法です。平等でわかりやすく、しかも簡単に算出できるところがメリット。

【ゲストの人数で決める】
披露宴のゲストの人数により金額を算出する方法。ゲストの割合に偏りがあるときにお勧めします。招待人数が男性家族側が6割、女性家族側が4割だとしたら金額も6:4で割ります。

【項目別にどちらか支払うのかを決める】
会場費、演出代、衣装代、料理、引き出物など項目別に払っていく方法です。女性側の衣装代がかさんだとき、男性側に指定したい会場があるときなど、こだわりがあるときに使うのがおすすめ。

結婚資金の負担はいつ、どうやって決めるのがベスト?

両親顔合わせ
【画像出典元】「Photo AC」

両家がどんな方法で費用を負担するかは、それぞれの両親が揃うときに決めるとよいでしょう。結納の場、食事会の場などがおすすめです。

お金の話はとってもデリケートなこと。話し合いの場では、両家の経済状況、地域の習慣など、できるだけいろんなことを話し、確認しましょう。自分たちの常識・価値観を押し付け合うことのないよう、相手の違いを認めつつ話し合えるといいですね。

また、事前に調べておいたり、ちょっとした根回しをしておいたりすることで話し合いがスムーズに進むこともあります。円満に話し合いを終えるためには、新しく夫婦となるふたりの両家への配慮も求められるのです。

結婚式の資金援助は多くの親がおこなっているものの、その金額・方法についてはケースバイケースであり、各家庭によって異なることがわかりました。それぞれの意見を調整し、みんなに納得して祝ってもらえる素敵な結婚式を目指したいですね。