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クレジットカード付帯の海外旅行保険だけではダメ?注意すべき4つのこと

そなえる 権藤 知弘

クレジットカード付帯の海外旅行保険だけではダメ?注意すべき4つのこと

【画像出典元】「iStock.com/svetikd」

目次

海外旅行に行く人にとって、意外とかかる出費が海外旅行保険代です。毎回旅行会社に促されて保険に入っているけれど、これってクレジットカードについている保険だけではダメなのかな?と疑問に思っている人が多いのではないでしょうか。

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海外旅行保険とは?

海外旅行中のケガや死亡・後遺障害・治療費用や、賠償責任、携行品損害、救援者費用などの危険(リスク)を補償します。保険期間は「海外旅行を目的として家を出てから帰宅するまで」なので、国内で移動中に起きた事故にも対応しています。

海外旅行保険の補償の対象となる主な事故例としては、次のようなものが挙げられます。

1. 自分がケガや病気をして入院・治療を受けた
2. 他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりした
3. 誤ってホテルの部屋を水浸しにしてしまった
4. 持っていったカメラを落として壊してしまった
5. ケガや病気で長期入院することになり、現地の病院に家族に来てもらった

どうでしょうか?なんとなく「ありそう」な内容だと思います。

クレジットカードに付帯している海外旅行保険の種類2つ

クレジットカード
【画像出典元】「iStock.com/alexialex」

さて海外旅行保険がどんな時に役立つかを見てもらいましたが、ここで注意点です。クレジットカードに付帯している保険には自動付帯と利用付帯の二つのタイプがあります。ご存知でしたか?

自動付帯型:カードを所有しているだけで自動的に補償される

利用付帯型:「旅行代金の支払いをカードで行わなければ補償されない」など、保険適用に一定の条件がある

このように、自動付帯と利用付帯では保険が使える条件が大きく異なります。そのため「クレジットカードに保険がついているから大丈夫」と安心していると、いざというときに実は保険がなかったということになりかねません。ご自身のカードに付帯している保険の適応条件がどのタイプであるかをしっかりと確認しておきましょう。

クレジットカード付帯の海外旅行保険で注意すべき4点

それではクレジットカードに付帯している保険を活用していく上での注意点を見ていきましょう。

【1】保険が適用される条件が設けられていないか?

利用付帯で上述したように、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険には、適用となる条件が設けられている場合があります。保険適用となる条件の有無をあらかじめ確認しておきましょう。

【2】各保険金額・補償限度額を確認しましょう

保険の疾病治療費などの限度額が設定されているものが大部分です。補償額を確認しましょう。

【3】旅先でのトラブルへの対応は?

旅先で思わぬトラブルが発生することもあります。トラブルに対応する補償やサポートがあるか、ご自身のクレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償やサービスを確認しておくと安心です。

・日本語での相談窓口があるか?
・旅先での治療費立て替えは可能か?
・航空機遅延への補償があるか?
・持病や既往症の悪化への補償があるか?
・妊娠に起因する治療への補償があるか?

クレジットカードに付帯している保険では日本語窓口を設けている会社も多いようですが、現地で困らないようにあらかじめ相談窓口の電話番号や日本への電話のかけ方などを調べておくことをおすすめします。

また保険の範囲が本人だけなのか同行の家族も対象であるかも併せて調べておきましょう。

【4】保険はいつまで使えるの?

クレジットカードの海外旅行保険の適用期間は最長90日間であることが大部分です。一般的な旅行であれば大丈夫でしょうが、海外での滞在が長期にわたる場合やルートが途中で変わり現地で航空券を購入する場合などは保険の期間外や対象外になるケースがあります。

ゴールドカードの補償内容について

怪我をした男性
【画像出典元】「iStock.com/ElenaNichizhenova」

クレジットカードの中にはいわゆる普通のレギュラーカードの他にランクが上のゴールドカードやプラチナカードなどがあります。
レギュラーと比べて年会費が高い分、やはりゴールド以上のカードでは保険の内容・補償金額などが高く設定されていることが多いようです。
例えば傷害・疾病治療費用などの保険金額がレギュラーカードだと上限100万円であるのに対しゴールド以上であれば200万まで補償されるなど安心感が違います。

海外での医療費の窓口負担は日本と比較して極めて高いので補償される金額が高いということはメリットになります。

クレジットカードの保険は、条件の事前確認が重要です

お盆休みを利用して東南アジアへの旅行を計画している30代の女性に「海外旅行保険はどうするの?」と尋ねたところクレジットカードの保険があるから大丈夫とのこと。旅行代金に関してはカードを使わず銀行振込をしたとのことでした。しかし相談者のカードは利用付帯型の海外旅行保険で、今回の場合は適応外であることが分かったため、旅行に行く前にインターネット経由で損害保険会社の保険へ加入したというケースがありました。

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まとめ

保険を利用するケースにならないことが一番ですが、思いがけないことが起きることもあります。ましてや海外でトラブルが起こった場合、日本語以外で対応することは一般的には非常に大変です。そんな時にキチンと役立つように「使える保険」に加入していることが重要です。
損害保険会社の海外旅行保険と併用して備えるか、もしくは自動付帯のクレジットカードの保険と利用付帯のカードを複数持参するなどして十分な補償金額を確保しておくことが重要です。

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