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お得に海外旅行を楽しむために旅立つ前に準備しておきたいこと

横川 楓のスマート女子のススメ 横川 楓

お得に海外旅行を楽しむために旅立つ前に準備しておきたいこと

目次

もうすぐ春の旅行シーズン。少し遠出をして海外に行ってみようかなと思っている人もいるのではないでしょうか。当たり前ですが、日本と海外ではお金の仕組みも単位も異なります。日本以外の国のお金の知識を前もって知っておくことで、時には数万円得することもあります。
今回はそんな海外旅行をするときにチェックしておきたいお金に関する知識や、レートや両替、免税についてお話していきます。

海外旅行と通貨の関係

海外へ旅行をする際に必ずしなければならないのが、日本のお金を海外のお金に換えることです。アメリカならドル、中国なら元、ヨーロッパの一部の国ではユーロなど、それぞれの国で使われているお金に両替をする必要があります。
ここで注意をしなければならないのが、「レート」です。

レートって?

皆さんも、一度は1ドル=〇〇円というような記載をどこかで見たことがある人がほとんどなはず。レートとは、簡単に言えば1円がそれぞれの国の通貨ではいくらなのかを表したものです。そして、レートは常に変化しています。例えば100ドルの買い物を1ドル108円の時にすれば日本円に換算すると10,800円ですが、1ドル110円の時では11,000円となります。このようにおなじ100ドルでも、その時々によって日本円にしたらいくらというのが高くなったり安くなったりするのです。もちろん日本円をより少なく支払える時に旅行に行けるのがうれしいですが、旅行のタイミングで必ずしもレートが良いとは限らないのが難しいところです。

「円高」・「円安」を知っておこう

レートについて考えるときにぜひ知っておきたい知識が、「円高」・「円安」についてです。「円高」・「円安」というのは、海外のお金から見て日本円の価値が高いか低いかを表しています。1ドル100円を基本の金額としたとき、1ドル50円と1ドル200円との時では、どちらが円高だと思いますか?…答えは1ドル50円の時。金額が安い方が円安と思いがちですが、そうではないのです。1ドル50円の時、100円の商品を買うのに1ドルだけでは買えませんが、逆に100円があれば1ドルの商品を2つも買えるということ。一方で、1ドル200円の時は1ドルあれば100円の商品は2つ買うことができますが、100円では1ドルの商品を買うことができません。つまり、1ドルの商品を多く買うことができるのが1ドル50円の時で、こちらのほうが円の価値が高くなっている円高の状態なのです。
円の価値が高くなることによって、海外旅行や海外での買い物がより少ない円の支払いで済むので、旅行は円高の時のほうがお得だったりします。

実際に海外で両替をするには?

さて、実際に日本円を海外のお金に両替するにはどうしたらいいのかというと、まずは出国の際、日本の空港で両替をすることができます。日本での両替はどうしても現地についてからすぐ現地の通貨を使う場合を除いて、レートが高いことも多いのでおすすめしません。また、現地についてからも、空港で両替をするよりも市内で両替をした方がレートが良い場合が多くなっています。ただ、空港からホテルなど市内へ行くのにタクシーや電車に乗ったり、飲食物を購入したりなど、多少現地の通貨が必要なこともあります。そういったことを考えると、現地の空港で少額両替をし、残りを市内のレートの良い両替所で両替をするのがいいでしょう。
実際に旅をしている方のブログなどで、レートが良い両替所の情報がたくさんでてくるので、渡航までに一度調べておきましょう。

カード払いのほうが得!?

日本同様、海外でも基本的にはクレジットカードで飲食や買い物の代金を支払うことができます。皆さんの中にも、海外で現金をたくさん持ち歩くのは怖いし、現金はあまり使わずになるべくクレジットカードで済ませようと思っている人もきっとたくさんいますよね。
ここで注意をしておかなければならないのが、クレジットカードを海外で利用すると、海外利用手数料がかかるということです。もちろん現金で日本円を現地の通貨に両替する際も手数料が引かれるのですが、クレジットカードの場合、現地で買い物をする度にその金額に対しての手数料が上乗せされる形となります。手数料はカード会社によりますが、大体1.60%~2%のところがほとんどです。
比較すると、やはり現金よりもカード払いのほうがお得ではあるものの、レート換算をした金額よりも少し高くなってしまうというのは覚えておきましょう。
また、JCBカードは日本のクレジットカードブランドのため、海外ではVISAやMasterCardに比べて使えないお店も多いので、JCBをメインカードと使っていたとしてもこの2つのどちらかのカードも持っていくようにしましょう。

外貨預金とセットでお得になる場合も

中には外貨預金の口座を開設しておくことにより、海外ATMでの引き出し、デビットカードとしての利用などがお得になるものも。ソニー銀行ではANAのマイレージがたまるANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETがあり、ソニー銀行で外貨預金の口座を作ることで米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの10通貨の手数料がお得になります。対象通貨をよく利用するという人は、口座開設をしてみてもいいかもしれませんね。こちらはVISAカードなので、ショッピング自体は対象通貨の国でなくても利用可能です。

海外でこんなお金のおろし方も

自分で日本からお金を持って行って両替するほか、海外で、現地の通貨でお金をおろすこともできます。それがカードキャッシング。カードのキャッシングというと、なんだかあまりよくないイメージを持っている人もいるかもしれませんが、海外でのカードキャッシングは、うまく利用すれば両替よりも手数料がかからない場合もあります。お得に利用するポイントは、帰国してすぐにキャッシング分の返済をすること。海外で現金を引き出したとはいえ、お金を借りているので利息がかかっています。利息は借りている期間が長ければ長いほど高くなるもの。早く返済することにより、普通に両替してかかる手数料よりも事務的な実費が安く済むことになるのです。とはいえ、これらの利息の利率や手数料、利用できるATMなどの細かい条件については、クレジットカードによっても異なります。中には、アコムACマスターカードやセディナカードのように海外滞在中にWeb上で繰り上げ返済が可能で利息を安くできるものもありますが、皆さんがメインで使っているであろう多くのカードは繰り上げ返済をするためには電話対応が必要なことがほとんどです。クレジットカードの作りすぎはよくないですし、普段貯めているポイントのことなどを考えると、わざわざ新しく作るよりも、あらかじめ使っているクレジットカードの海外キャッシングのページを必ずチェックしておくようにしましょう。

免税って?

最後にぜひ覚えておきたいのが、免税という仕組み。海外にも日本と同じように商品に税金がかかっていますが、旅行客は一度払った税金を払い戻ししてもらえる仕組みがあります。空港や市内の免税店などすでに免税となっているお店もありますが、一般的なお店での買い物は一度その場では税金も含めた金額を支払い、あとで免税の申請をする場合がほとんどです。10%の税金がかかっている国では、免税をすることにより代金の10%が後で還ってくるということになりますから、とても大きいですよね。
いくら以上で免税かや、免税の申請の際に必要なレシートなどの書類、そもそも免税があるかどうかは国によって異なるので、自分がこれから行く国の免税の仕組みは渡航前に一度調べてみて下さいね。

せっかくの海外旅行。手数料など無駄なところにお金は使わず、買い物やアクティビティにお金を使いたいですよね。ぜひ今回お話したような知識を活用してうまくお金を使い、海外旅行を楽しみましょう!

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