お金

ピカピカの小学1年生のお値段。

「お金0.2から2.0まで」新しい経済のルールと生き方を考える 中村修治

ピカピカの小学1年生のお値段。

【画像出典元】「iStock.com/hanapon1002」

もう3月になってしまった。
ワタシ(中村修治)の次女は、もう大学3年生。
来年の桜を見ることができないかも!?って冗談も、もうジョーダンに聞こえない。
どうすりゃいいのだ!?
教えてくれ!?

こうなりゃピカピカの小学1年生のお値段に想いを馳せてみる。
次女が小学1年生だったのは、14年も前のことである。
ランドセルがおいくらだったのか!?それすら、もう忘れている。

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ランドセルのはじまりは伊藤博文!?

世間一般によく見る箱型のランドセルは、明治20年に皇太子時代の大正天皇が学習院入学の際、伊藤博文首相が天皇の通学用として特注の背嚢(はいのう)を献上したのが始まりとされている。

その格好よさが評判となり、日本国民の憧れとなった。大正時代のランドセルのお値段は約1円5銭。現在の価値で7000円程度だったようだ。

もう赤と黒じゃない「ラン活」!?

戦争も終わり、高度成長期に入るとランドセルを背負った子どもの姿が日本の小学生のシンボルとなった。昭和30年代のランドセルのお値段は2500円。現在の2万~3万円程度である。

昭和40年代から人工皮革で作られるようになると、ますます市場は成長。給食袋や体操着袋などの学用品が増えるにしたがって仕切りやポケットがつくなどの機能化が進む。あの有名なピカピカの1年生のTVCMは、この頃に生まれている。

平成~令和に生まれたのが「ラン活」という言葉。小学校入学を控えた子どもの親が、前年の春ごろからランドセルを購入するための準備にいそしむことを表す。もう季節の風物詩だ。

ランドセルといえば、男子は黒、女子は赤、という常識は、もはやない。「他の児童とは違うもの」を求める傾向が強まっている。手作りの高級品やブランド名を冠したものも登場。10万円を超えるのも珍しくはない。

ランドセルの代金は、祖父母が払うが61%。

ニッセイ基礎研究所の推計では、ランドセルの市場規模は2018年が546億円で、2008年の405億円から3割拡大。ランドセル価格の上昇が理由で、メーカーで構成するランドセル工業会によると、2019年のランドセルの平均価格は5万2300円で、2009年から5割も値上がりしている。

さらに同会の調査では、ランドセルの代金を支払うのは、61%が祖父母だった。1世帯あたりの子どもの数が減り、入学する「孫へのプレゼント」として定着してきたとある。

親が購入するならだいたい3万円台後半から4万円前後が予算の平均相場。平均価格を釣り上げているのは、どうやら爺さんと婆さんのようである。

この春で長女は、25歳となる。
ちゃんと教えてはくれないけど、どうやら彼氏もいるようだ。
10万円もするようなランドセルを孫に買ってあげられる爺さんになれるか!?
まったくもって自信がない。

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子ども達の卒業式がやけに美しいのは、その先に、未来があるからだ。
桜が潔く散るのは、来年もきっと咲くのがわかっているからだ。
ワタシに「ラン活」は、ちゃんとやってくるのか!?
3月なのに、ココロが乱れている。
どうすりゃいいのだ!?
教えてくれ!?

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