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お米炊くなら、土鍋と高級炊飯器どっち?光熱費やコスパ比較

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お米炊くなら、土鍋と高級炊飯器どっち?光熱費やコスパ比較

【画像出典元】「kai - stock.adobe.com」

ほぼ毎日食べるお米ですが、ぜひ炊き方にもこだわって、よりおいしくご飯を味わいたいですね。そこで気になるのが「土鍋」と「高級炊飯器」のどっちがいいのか問題。高級炊飯器は、至れり尽くせりのさまざまな機能がありおいしいご飯が炊けると話題。しかし、土鍋で炊くご飯の味もまた格別です。最近では使い勝手の良い土鍋も続々登場しています。それぞれの特徴や光熱費などを比較してみました。

炊飯器と土鍋、光熱費のコストはどう違う?

まずは、炊飯器と土鍋でご飯を炊いた場合の光熱費を比較してみましょう。

炊飯器には、本体の底で加熱するマイコン式と、内釜自体が発熱するIH式があります。最近では、より火力が強く一気に炊きあげる圧力IHが人気です。

最新モデルの圧力IH炊飯器の場合でも、コンパクトな3~4合炊きで年間電気代は1300円前後と意外とかかりません。一般的な家庭用の5.5合炊きの場合でも2000~2500円ほどです。ただし、炊いた後の保温時間が長ければ電気代はぐんと高くなってしまうので要注意。

一方土鍋の場合は、ガスを利用するものが主流です。土鍋でご飯を炊く時には強火や弱火・蒸らしなどが必要になるため、中火で都市ガスを20分使用したと仮定すると、1回につき12~18円ほどになります(料金は地域によって違いがあります)。毎日1回炊いたとして単純計算で年間4380~6570円にも。

さらにプロパンガスの場合であれば、都市ガスの2倍ほど高くなってしまいます。光熱費では土鍋よりも炊飯器の方が断然有利ですね。

炊飯器最大のコストは購入価格!

蒸気を出す黒い炊飯器
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炊飯器は機能の違いで価格の差が大きい家電。やはり高級炊飯器は、お米がおいしく炊けるので満足感が違います。最新の圧力IH炊飯器のうち、コンパクトタイプの上級モデルをご紹介します。

象印 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-US07

炎舞炊き
【画像出典元】「Zojirushi公式Instagram

4つの底IHヒーターを対面加熱させ、激しい対流を起こす「炎舞炊き」でお米がふっくら。ご飯の感想を入力することで理想の炊き方へ近づける機能も。他社にはあまりない4合炊きが便利。

象印 圧力IH炊飯ジャー 炎舞炊き NW-US07 
(4合 年間電気代1269円) メーカー公式通販価格:11万円(税込)

タイガー 土鍋圧力IH炊飯ジャー <炊きたて> 土鍋ご泡火炊きJPJ-G060

タイガー圧力IHジャー
【画像出典元】「タイガー魔法瓶公式HP

本物の土鍋を内鍋に使用。蓄熱性と遠赤効果で約220度の高火力を実現した「土鍋ご泡火炊き」により、お米の旨みと甘みを引き出します。

タイガー 土鍋圧力IH炊飯ジャー <炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPJ-G060
(3.5合 年間電気代1314.9円) メーカー公式通販価格:10万9780円(税込)


パナソニック 可変圧力IHジャー炊飯器 SR-JW058 

パナソニック
【画像出典元】「panasonic公式HP

大火力と可変圧力の「Wおどり炊き」で、少量でも甘くもちもちのご飯が実現。アミノ酸が生成されやすい温度でお米を浸水させる機能も。

パナソニック 可変圧力IHジャー炊飯器 SR-JW058
(3合 年間電気代1371.6円) メーカー公式通販価格:9万1600円(税込)

ご飯を炊くのにおすすめの土鍋!

土鍋で炊きあがったご飯と木のしゃもじ
【画像出典元】「moki - stock.adobe.com」

炊飯器はどのメーカーでも、より土鍋で炊いたご飯へと近づける工夫がされていますね。それほど土鍋で炊いたご飯がおいしいということではないでしょうか。

土鍋は、100円ショップで買えるものから鍋料理に使える大容量のものまでさまざま。最近ではデザイン性に優れたおしゃれなものや、IH対応などガスを使わずに調理できる商品も登場しています。なかでも、ご飯を炊くのにぴったりの土鍋をご紹介します。

FORMLADY ambai 土鍋 (3合) 

ambaiの土鍋
【画像出典元】「FORMLADY公式HP」

スッキリとシンプルでモダンなデザインで、直火にもIHにも対応。耐熱陶器のため保温性に優れ、余熱でじっくりお米の芯まで火を通す。木蓋が付属し、おひつとしても使用可能。そのまま食卓に置いてもおしゃれ。煮込み料理にもぴったりです。

価格:メーカー公式通販価格:1万4300円(税込)

FORMLADY

メイダイ おひつにもなる 美味しく炊ける釜戸炊飯器 (3合)

冷蔵庫の中の「おひつにもなる 美味しく炊ける釜戸炊飯器」
【画像出典元】「メイダイ 楽天市場店」


こちらは、直火の他に電子レンジでもご飯が炊ける土鍋。 約15分という短時間で炊け、余ったらそのまま冷蔵庫で保存可能。食べる時にまたレンジにかけられるので大変便利です。

価格:メーカー楽天市場店価格:4180円(税込)

メイダイ楽天市場店

HARIO フタがガラスのご飯釜2~3合

「HARIO フタがガラスのご飯釜2~3合」やおかずが並ぶ食卓
【画像出典元】「HARIO NETSHOP」

こちらは直火専用の土鍋ですが、フタがガラスになっていて炊ける様子が確認できるのがポイント。また、フタの取っ手にホイッスルがついているため音で炊きあがりがわかります。

同シリーズには、「フタがガラスのIH対応ご飯釜 雪平」や「ガラスのレンジご飯釜1~2合」など豊富な種類が揃っているため、光熱費を抑えられる商品を選ぶことも可能。

価格:メーカー公式通販:8800円(税込)

HARIO

最後に、「土鍋王道ブランド×電気釜」のハイブリッドな商品もご紹介します。

シロカ かまどさん電気 (3合)

シロカ かまどさん電気
【画像出典元】「シロカ公式オンラインストア- Amazon」



伊賀焼 窯元・長谷園の「かまどさん」をそのまま電気化した土鍋炊飯器。土鍋と電気釜のいいとこ取りで、簡単に極上のご飯が味わえます。

メーカー公式amazonストア価格:5万9800円(税込)

シロカ

 

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土鍋は、使い始めやご飯の炊き方にコツが必要ですが、慣れれば意外と簡単。必ず商品に記載されている使用方法を参照してください。高級炊飯器派も土鍋派も、ぜひ自分なりにこだわって、おいしいご飯を楽しんでくださいね。