今年は「売れ 大利あり」!目指せ大儲け!【初心者株投資44話】
監修・ライター
大利を目指して千里を駆ける!?大儲けしタイガー!
新型コロナウイルスが確認されてもうすぐ2年となる2022年。オミクロン株増加のニュースで心配な中、新しい年が始まりました。
寅年のアノマリー(相場格言)は「寅、千里を走る」だそうです。
なんだかかっこいい響きですが、つまりはウイニングランなのか、はたまた敗走なのか。私の脳内には後者のイメージしか浮かんでくれなくて困ります。
「卯(う)跳ねる」「辰巳(たつみ)天井」という格言もあるそうなので、来年、再来年に向けて駆け抜けるということなのでしょう。
私個人としては、お正月に神社で引いたおみくじは大吉。「相場」のところには簡潔に「売れ 大利あり」とありました。
いや売りたいです。大利、欲しいです。でも持ってる銘柄は低迷で塩漬け、新たに買うのも尻込み必須の長引くコロナ禍。どこにあるの私の大利。今年もさまようことになるのかしらん。
始まったご祝儀相場!1月効果の恩恵にあずかれるのか?
1/4に始まった新年の相場は「ご祝儀相場」「1月効果」もあるのか、日経平均は好調です。ただマザーズ銘柄はかなり厳しく、大企業と新興企業では明暗が別れている様子。
私の保有銘柄の中では「日産自動車」<7201>に動きが。12/30の年内最終日終値が558円だったのに対し、1/4終値590円、1/5終値610円と、2日間でぴょんぴょんとジャンプアップ。
いや、跳ねる卯年は来年ですよ!?まあ、この上り調子で駆け抜けてくれたら「大利あり」も間違いなくてありがたいですけど。
これは円安に加えてEV関係のニュースが追い風になったからだそうです。
特に車関係では、1/4の上昇率はマツダ<7261>が4%超高と急上昇。トヨタ自動車<7203>は約4%高で年初来高値と、私がやっている相場と同じ土俵とは思えないような、おめでたい状況。
しかもトヨタ自動車、9月に株式分割して現在の価格が2000円台じゃないですか。「トヨタとか高くて買うの無理~」と高嶺の花に思っていたのが、急にちょっと手を伸ばせば届く存在になっていたなんて・・・俄然気になる調子のいい私。
これまで全然チェックしてなかったのに、急に「11月には1000円台の時もあったのかよ~、買っておけば~」といつもの調子です。予算10万円以下でしか探してないくせに、ね。
日産も健闘していますが、前回私が保有株の半分、100株を売った11月下旬は650円も越えたので、まだ売り時とは言えず。
ただこれ、「12月の底値530円台で買えていたら、610円で売れたら80円プラス、100株なら8000円プラスか~」などと、今日も皮算用がはかどります。
マイナスイメージ払拭!1年駆け抜けて、来年跳ねろ!
ここでふと気づきます。
もしやこれ、「千里を走る」ためにも、「大利を得る」ためにも、去年のうちに買い込んでおくべきたったのでは?
去年は最後、日産を売ることができて満足していたけど、次を見据えて動くべきだったのでは?そのことに、新年になってから気づくという。ああもう!自分の成長のなさにうんざりします。
でも12月って仕事も家庭もバタバタで、なかなか相場チェックもできないんですよね。そうだけど、なんとか卯で跳ねるためにやるべきこととして、年が明けておろしたばかりの今年の手帳をザザッとめくり、最後の12月のところに、「株を仕込め!」と記入してみました。
これで、忘れっぽい私でも覚えておくでしょうし、そこを目標に駆け抜ける1年にすることができそうな気がしてきました。
先の先にやるべきことを書き込む、それだけで、新年早々に浮かんでしまった敗走イメージは払拭されました。
今年は今年で、大利を得るべくコツコツ買う!そして1年駆け抜けて、来年は跳ねる!これで行こうと思います。