男が結婚相手に求める貯金額とは。30代独身貯金なし女性でもOK?
「そろそろ結婚したいけれど、貯金がない」。そんなお悩みを持つ30代独身女性が増えています。男性は貯金のない女性をどう捉えるのでしょうか。男性が30代の女性と結婚するとき、彼女にいくら貯金があってほしいのか本音を調査しました。また、30代独身女性のリアルな貯金額も紹介します。
貯金がなくても結婚はできる!?
男性が、30代の女性と結婚するときに、相手に求める理想の貯金額を見てみましょう。
なくてもいい:20.95%
50万円未満:5.49%
50~100万円:8.73%
100~200万円:13.22%
200~300万円:13.97%
300~400万円:10.22%
400~500万円:11.72%
500~600万円:4.24%
600万円以上:11.47%
(参照:マイナビウーマンによる調査)
意外にも「なくてもいい」という答えが 1/5 以上に。5人に1人は、相手の女性の貯金はゼロでもいいと思っているということです。逆に考えると5人に4人は貯金していてほしいと思っているともいえるでしょう。さて、この 1/5 という数字、あなたは多いと思いますか?
結婚にかかる費用の平均はいくら?
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、結納から新婚旅行まで結婚に関する費用の平均は、合計371.3万円。このほか新居費用なども含めると、総額400万円超となるでしょう。
しかし結婚式などは両親の援助やご祝儀などもありますので、すべて自分たちでまかなう必要はないケースが多いでしょう。また、自分たちの考え次第で減らすことも可能。まずは内訳を見て削れそうなところを考えてみましょう。
<結婚式等にかかった全国平均費用>
結納式:16.6万円
顔合わせ:6.6万円
婚約指輪:35.8万円
結婚指輪:26.1万円
結婚式・披露宴:303.8万円
新婚旅行:29.6万円
新婚旅行お土産:4.3万円
合計:371.3万円
(参照:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」)
リアルな30代独身女性の貯金額は?
2つの数字を見てみましょう。
金融広報中央委員会の調査によると、男女合わせた30代・単身世帯の資産額の合計は、平均値は327万円、中央値は70万円でした。なお、327万円のうち貯金は167万円です。
(参照:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2020年」)
また、30代独身女性に限定した平均の貯蓄額は以下の通りです。
30~34歳:平均294万円
35~39歳:平均581万円
平均437万円
(参照:「4MEEE 20~30代 未婚女子のリアル」)
意外に貯金が多いと感じますね。次に、貯金ゼロの人を見ていきましょう。
30代で貯金ゼロの人はどれくらい?
こちらも2つの数字を見てみましょう。
「令和元年 国民生活基礎調査」よると、30代独身女性で貯金ゼロの人が16%でした。
(参照:「令和元年 国民生活基礎調査」)
また、金融広報中央委員会による「家計の金融行動に関する世論調査」によると、30代単身のうち、36.3%は金融資産がないと答えています。
(参照:「家計の金融行動に関する世論調査」)
30代独身の3割超が貯金ゼロと考えると、貯金がない相手との結婚は珍しくないのかもしれません。
貯金ゼロでも結婚はできるのか!?
30代独身女性で貯金額ゼロの人は多いものの、5人中4人の男性は貯金をしていて欲しいと考えているのも事実。貯金ゼロでも結婚できるかどうかは、お相手の男性次第ともいえるのかもしれません。
いずれにせよ、貯金ゼロというのが気になるなら、早いうちに打ち明けてしまいましょう。貯金ゼロは絶対ダメ!という人ならそこまでになってしまう可能性もありますが、話し合いによってはゼロでもいい、という人もいるはずです。
お互いの金銭感覚・働き方の価値観などをすり合わせる機会になれば、貯金ゼロでも結婚に向けて前向きな話し合いになるかもしれません。将来的には、老後資金など貯金は必要なので、これからに向けて実りある話し合いができるといいですね。