結婚・出産前にやっておけばよかったこと、焦らなくていいこと
目次
監修・ライター
結婚して夫婦になると、生活や環境が大きく変化します。
結婚しなければ経験できないこともたくさんありますが、その一方で不自由に感じることもあるでしょう。
そこで今回の記事では、結婚して4年経った私が今だからこそ思う、結婚・出産前にやっておけばよかったこと、焦らなくてよかったことをまとめてみました。
結婚・出産前にしておけばよかったこと
私は大卒で就職したのち25歳で結婚。その後、26歳で第一子となる娘を、28歳で第二子となる息子を出産し、現在に至ります。
また、娘が生後10カ月を過ぎた頃に、突然主人の異動が決定。関東から出たことがなかった私たちが、生まれて初めて県外へ出ることになりました。
そうした中で、結婚・出産する前にやっておけばよかったなと思うことを、それぞれ紹介します。
結婚前にやっておけばよかったことリスト
結婚前にやっておけばよかったことをリスト化してみました。
- 貯金
- 親孝行
- 旅行
- 自分一人の時間を充実させる
上記の中でも、もっとしっかり意識しておけばよかったなと感じるのが「親孝行」です。
正直、一緒にいるときはあまり気づきませんでしたが、結婚すると両親と会う時間がぐっと減ってしまいます。また、仮に帰省しても子どもが生まれた後ではゆっくり話す時間が取れません。そのため、できれば結婚する前になるべく親孝行をしておくことをおすすめします。
親孝行といっても難しく考える必要はなく、両親と旅行へいったり、記念日にプレゼントをあげたりと、無理せずできる範囲で行動に移しましょう。
出産前にやっておきたかったことリスト
結婚前とそこまで大きく変わりませんが、出産前にしておけばよかったこともリストとしてまとめてみました。
- パートナーとゆっくりデートする
- 子連れで行きにくい場所を訪れる
- 妊娠中の写真をたくさん撮っておく
妊娠中の体調にもよりますが、可能な範囲で、パートナーとゆっくりデートしたり、子連れではなかなか行きにくい場所に出かけてみたりしましょう。
子どもができると、家族で訪れる場所がどうしても子ども優先になります。
また、子どもが小さいうちはどうしても騒いでしまい、おとなしくできないことからちょっとした雑貨屋さんや本屋さんですらゆっくり見ることができません。
そして、妊娠期間は長いようであっという間に過ぎ去ってしまいます。後から振り返って気付きましたが、娘の時も、息子の時も妊娠中の写真がほとんど残っていませんでした。
特に2人目以降はゆっくりマタニティフォトを撮ることが難しい場合も多く、意識的に写真を残しておくとよいでしょう。
結婚・出産前に焦らなくてよかったこと
対して、結婚・出産前に焦ってしなくてもよかったなと思うことはそれぞれ次の通りです。
- 実家への顔だし(転勤族を除く)
- 友達と会う(転勤族を除く)
- 高価な買い物
私の場合、転勤に加えコロナの感染拡大も関係し、東京に2年間戻ることができませんでしたが、そうでない周りの友達は比較的実家へ顔を出せています。
そして、「結婚・出産後は友達と会いにくくなるのでは」と不安を抱いている方も多いかもしれません。
私もそう思っていた一人でしたが、子どもが生まれる前であれば比較的自由に友達と会う時間が確保できました。そのため、「人と会う」ことに対してはそこまで焦らずともいいかもしれません。
もう一つ焦らなくてもよかったと思うのが「買い物」です。ちょっと高い洋服やカバン、靴などを買っても、出産後はほぼ使う機会がありません。
私も結婚前に冬のコートやワンピースをいくつか購入したものの、子どもが生まれた後はどうしても汚れるリスクが高くて着られず、もう何年もクローゼットの中で眠っています。
また、家具や家電も同様にそこまで高価なものは買わないことをおすすめします。実際、テレビは何度クレヨンで落書きされたかわからず、その他の家具も同様に落書きの被害を受ける羽目に。
ソファーなども水やお茶、ミルクなどをこぼされることが多く、そこまでいいものを買わなくてよかったなと感じています。
夫婦で相手の意向を尊重することも大切
独身のころと比べると、心置きなく自由に一人時間を過ごすのが難しくなるのは確かです。ただ、その一方で夫婦になったからこその楽しみもたくさんあります。
また、お互いに相手に対してなんでもかんでもわがままを言っていいというわけではありませんが、必要以上に制限をかけないことも大切です。
よほど高額なものでなければ、お互いにある程度好きなものを購入していますし、週末も協力し合って一人の時間を作るようにしています。
貯金も大事だけど、お金は後からでも貯められる
結婚や出産にあたって、手元の貯金が一気になくなってしまうことに不安を感じる方もいるかもしれません。確かに私たち夫婦も、結婚・出産でまとまったお金が必要になることから、結婚当初にお互いが貯めていた貯金は随分と減ってしまいました。
しかし、先にも述べたように「旅行」や「親孝行」、「自己研鑽」などにある程度お金を使う意識を持つことをおすすめします。
今になって思うのですが、子どもが幼稚園に上がれば幼児教育・保育の無償化の対象となることもあり、未就園児のころに比べいくらか貯金をしやすくなります。
そのため、その時にしかできないこと、後からしようと思ったら何年も先になってしまいそうなことに対しては、惜しまずにある程度お金を使うことも必要だというのが私の持論です。
一方で、家具や家電、洋服などはそこまで焦って買わないようにするなど、メリハリをつけてお金を使うように心がけましょう。
これから先、ライフイベントの変化が控えている方は、結婚・出産前にしておきたいことをリスト化し、ひとつでも多く実行できるように準備しておくとよいかもしれません。
計画的に好きなことを行動に移し、心置きなく楽しい結婚生活が送れるようにしましょう。