10~11月は航空券が安い!チケットをお得にGETするおすすめの方法とは
秋深まる10~11月頃、実は飛行機に安く乗れる時期でもあります。航空券の価格は一定ではなく、時期によって変動します。安い時期と高い時期では、チケットの正規運賃で1万円前後の差がつくことも。
今回は、航空券をどのタイミングで予約したらお得になるのか、ベストな時期や予約方法を紹介します。
飛行機のチケットはどの時期が安い?航空券が安い時期は4つ!
航空券の価格は、飛行機を利用する人が減る時期に安くなります。1年の中で、航空券が安い時期は4つほどあります。
◆航空券が安い時期
・1~2月(正月をのぞく)
・4月上旬~中旬
・ゴールデンウィーク明け~6月
・10~11月
1~2月(正月をのぞく)
1~2月は年末年始のイベントもおわり、気温も低く旅行には不向きなシーズンのため、旅行者も減ります。それにより空席も増えるため、航空券も安くなりやすいです。
4月上旬~中旬
新学期や新年度がはじまり、学生、社会人ともに新たな環境で忙しくなります。旅行にいく人も少ない時期となり、航空券は安くなります。
ゴールデンウィーク明け~6月
多くの人は5月のゴールデンウイークで旅行をするため、ゴールデンウイーク明けは旅行者が減り、航空券は安くなります。その後の6月は、梅雨を迎え雨が多く、旅行には不向きな時期であるため安くなるというわけです。
10~11月
8月の夏休み、9月の大型連休がおわった10~11月頃は、旅行者も減っていく時期です。国内の紅葉需要などはあるもののオンシーズンとまではいえず、航空券は安くなります。
「目的地」によって変動することもアリ
たとえば、航空券が安くなる1~2月でも、札幌の「雪まつり」は2月に行われ、その間は旅行者で賑わい航空券や旅館の料金が高くなることもあります。
また国際線においても、1~2月は中国のお正月にあたる春節の時期と重なるため、中国路線の航空券の価格が高くなる可能性があります。
航空券が高くなる時期は?
反対に、以下の時期は旅行者が増えるオンシーズンとなり、航空券の価格は高くなりやすいです。
・年末年始と正月
・春先の3月
・5月のゴールデンウイーク
・7、8月の夏休みシーズン
など
時間帯や曜日の安いタイミングで予約を
航空券は、時期だけでなく、旅行客の少ない「時間帯」や「曜日」を狙うことでも、安く手に入れることができます。
時間帯
深夜や早朝は、航空券の価格が安くなります。旅行者やビジネスマンなども減り、需要が少ないためです。反対に旅行者の増える日中は、航空券の価格も高く設定されています。
曜日
航空券が安くなる曜日は、平日の月~木曜です。反対に金、土、日曜は利用客も増えるため、航空券の価格も平日より高めに設定されています。
特に「金曜日の夜」、「土曜日の朝」は人気の時間帯となり、価格も特段高めに設定される傾向があります。
航空券を安く購入する方法4つ
どうしても時期や曜日、
早割チケットを利用
大手航空会社、LCC問わず、早めに予約することで「早割」を適用できます。1週間前、1か月前、2か月前と予約が早いほど、価格もより安くなるのが通例です。
たとえばJALでは、75日前までに予約すると「ウルトラ先得」が適用され、最大で87%も割引されます。
LCCを利用
LCC(ローコストキャリア)の航空券の価格は、ANAやJALのような大手航空会社と比べて安く設定されています。またLCCは「空席連動制」を採用しており、空席が多いほど価格が安くなる仕組みとなっています。
ただしLCCは価格が安い分、以下のようなデメリットも存在します。
・座席が多く設置されており、個々のスペースが狭く窮屈
・シートが簡素、シートにエンタメ用のモニターがない
・食事、飲み物、アメニティなどの機内サービスがない(もしくは有料)
・荷物の預け入れが有料
など
LCCは快適性やサービスの面で不十分なところもありますが、価格の安さを重視したい人には選択肢としておすすめです。
金券ショップ
金券ショップでは航空券も多数販売されています。通常の半額以下で利用できる航空券や株主優待券などが販売されていることもあります。
出発当日であっても利用可能な航空券が販売されていることもあるため、急遽決まった旅行などでもあきらめず、金券ショップをのぞいてみることをおすすめします。
比較サイトで最安値のチケットを見つける
ネット上にある航空券の比較サイトでは、各航空会社の航空券を比較し、最も安いチケットを効率よく探すことができます。あわせてレンタカーや宿泊先の価格なども比較できるサイトもあります。とくに、時間がなく、急ぎで安い航空券を見つけたい場合には、こういったサービスは便利です。
航空券は、通常価格だと片道何万円もの高額な出費になります。一方で、時期、曜日、時間帯などを少し見直すだけでも、価格を大きく抑えられることがあります。購入する際には、一歩立ち止まって、さらにもう一段安く購入する方法はないかを探してみてはいかがでしょうか。