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スマホ決済、何Pay使ってる?デジタル給与払いへの考え方は

みんなのお金感覚

スマホ決済、何Pay使ってる?デジタル給与払いへの考え方は

みなさんからいただいたアンケートの結果を公開する「みんなのお金感覚」。
今回のお題は、「スマホ決済サービス“何Pay”使ってる?」です。

2019年にも一度mymoで調査した「スマホ決済サービス」。
約3年経った現在、利用率や利用サービスに変化はあったのでしょうか?

さっそくアンケート結果の発表です!

参考記事:スマホ決済サービス「何Pay」使ってる?【アンケート結果発表】2019年版

1.現在、スマホ決済サービスを使っていますか?


 
※2019年データ出典元:https://mymo-ibank.com/money/2585

まず、現在スマホ決済サービスを利用しているかどうか、おたずねしました。
今回の調査では、スマホ決済サービスを利用している人は全体の8割以上という結果に。
2019年調査時の利用率は37%でしたので、この3年間で急速に普及したことが分かります。

これを年代別に見てみましょう。
最も利用率の低い60代以上でも、7割を超えています。
このように、現在はスマホ決済サービスをどの世代も利用していることが明らかになりました。

2.どのスマホ決済サービスを使っていますか?

 
では、具体的にどのスマホ決済サービスを利用しているのでしょうか?
今回の調査では、PayPayが最も利用されているサービスでした。
次いでd払い、auPAY、楽天Payという結果に。
その他の回答では、FamiPay、nanaco、AEON Pay、FUKUOKA NEXT Pay、OKI Pay、YOKA!Payなどが挙げられました。

3.スマホ決済サービスを利用する主な理由はなんですか?

前回調査と比較してかなり普及したスマホ決済サービスですが、利用する主な理由は何でしょうか?

まずは、ポイント派の回答から。
「ポイントを貯めるため」が約半数となり、理由のトップになりました。
自由回答でも、「貯まったポイントで決済」、「キャンペーンがあり、現金で支払うよりお得感があるため」といったスマホ決済サービスのお得な点が挙げられました。

次いで、キャッシュレス派の回答。
「お財布を出す手間を省けるため」といった利便性を重視している人が3割強でした。「現金を使いたくないため」も13%で3位です。
「お釣りで小銭が貯まるのを防ぐため」、「財布を持ち歩いていないため」といった自由回答もありました。

その他、マイナンバーカード取得で得られるマイナポイント事業を受けて、「マイナンバーの手続きの為に利用」という回答も。

4.今後、デジタル給与払いが解禁されたら、利用したいと思いますか?

最後に、「今後、デジタル給与払いが解禁されたら、利用したいと思いますか?」とおたずねしました。

現在、給与を受け取る方法は、現金や銀行等の金融機関の口座への振り込みしか認められていません。
これが2023年4月から、「一定の要件を満たすものとして厚生労働大臣の指定を受けた資金移動業者の口座への資金移動による賃金支払(※)」が可能になります。これがいわゆる「給与のデジタル払い」です。「給与のデジタル払い」が解禁されると、スマートフォン決済アプリや電子マネーで給与を受け取れるようになります。
※出典:厚生労働省

キャッシュレス決済が徐々に普及しつつある中、この「デジタル給与払い」については、みなさんどのように考えているのでしょうか?

今回の調査結果を見ると、「やや思わない」「とても思わない」を合わせて49.4%と、現段階ではみなさん「給与のデジタル払い」に消極的のようです。

ただし、年代別の結果を見ると、10代・20代は、他の世代に比べて「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた割合がやや多くなりました。

今回の調査では、2019年(前回調査)よりもスマホ決済サービスが広く普及している一方で、これから解禁される「デジタル給与払い」に対しては今のところ様子見や、消極的である人の方が多いことが分かりました。

それでは、次回もお楽しみに!

【基礎データ】
募集期間:2022年11月26日~12月1日
対象者:募集期間中、Wallet+アプリ内の募集記事からアンケートにご回答いただいた方
有効回答数:1059人
年代別回答数:10代:2人、20代:78人、30代:171人、40代:286人、50代:334人、60代以上:188人
性別回答数:男性:348人、女性:697人、無回答:14人