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コロナ禍で、貯金増えた?減った?【アンケート結果発表】

みんなのお金感覚

コロナ禍で、貯金増えた?減った?【アンケート結果発表】

みなさんからいただいたアンケートの結果を公開する「みんなのお金感覚」。
今回のお題は、「コロナ禍で、貯金増えた?減った?」です。
アンケート結果の発表です!

コロナ前後で貯金は増えた?減った?

今回の調査では、みなさんに「新型コロナウイルス感染拡大前(2020年3月以前)と比べて、貯金は増えましたか?減りましたか?」とおたずねしました。

「増えた」人は4割、「減った」人は6割という結果になりました。

増えた人はどのくらい増えた?

まず、貯金が「増えた」と回答した方の貯金額は、どのくらい増えたのでしょうか。

「10万円未満」が21%、「10万以上50万円未満」が33%、「50万円以上100万円未満」が19%、となりました。

貯金が増えた方の過半数以上は、50万円未満ということになります。

では、貯金が「増えた」要因は何でしょうか?

最も多かった要因は、「自粛により支出が減ったから」でした。
その他でも、「子供のオンライン授業で通学の交通費が要らなくなったから」等の回答が見られましたので、外出を控えたことによる影響が出ています。

次いで、「節約を始めたから」、「収入が増えたから」の順になりました。

その他、「積み立てNISAを始めた」や「投資で利益が増えた」等の回答が見られました。

一方、貯金が減った人は

次に、貯金が「減った」と答えた方にも、その要因についておたずねしました。

「支出が増えたから」が最も多く、次いで、「コロナ禍で収入が減ったから」、「家や車など大きな買い物をしたから」という結果になりました。

その他の回答では、「在宅生活における余暇用品の購入」など、在宅生活にかかる費用増が見られました。

また、「コロナでお客さんが減り、早く帰る時間が増えたから」や「収入がなくなった」、「失業」など、仕事への影響に関する回答が目立ちました。

現在の貯金額は?

最後に、気になる現在の貯金額について、教えていただきました。

今回の調査では、半数の方が200万円未満であり、全体の1割の方は貯金が無い、という結果に。


コロナ禍の仕事への影響は大きく、収入が下がり、かつ在宅生活によるコスト増で、6割の方の貯金額が減ったことが、分かりました。
また、増えた方の多くは、収入が増えたというより、自粛による支出の減少や節約によるものでした。
感染拡大が家計に及ぼした影響は大きいですね。

それでは、次回もお楽しみに!

■調査概要
募集期間:2022年3月4日~3月11日
対象者:募集期間中、Wallet+アプリ内の募集記事からアンケートにご回答いただいた方
有効回答数:931人
年代別回答数:10代:9人、20代:100人、30代:168人、40代:257人、50代:236人、60代以上:161人
性別回答数:男性:345人、女性:563人、無回答:23人