小学生の習い事ランキング、第1位は?費用は収入の〇%が目安

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新学期から、子どもを習い事へ通わせようと考えているパパ・ママも多いのではないでしょうか。そこで今回は、小学生に人気の習い事や学習塾について、またその予算などを調べてみました。
【2023年最新版】子どもが通っている習い事TOP10

学研教育総合研究所・2022年小学生白書Web版「小学生の日常生活・学習に関する調査」によると、学校以外に習い事に通っている子どもは72.5%。5人のうち4人は、習い事に通っていることになります。次に、2023年最新の子どもが通っている習い事ランキングを見てみましょう。
1位:通信教育・学習塾(オンライン含む)
2位:スイミング
3位:英会話(オンライン含む)
4位:ピアノ・楽器
5位:武道
6位:サッカー教室
7位:体操教室
8位:書道教室
9位:そろばん
10位:プログラミング(オンライン含む)
参照:子供の習い事図鑑 2023年「子どもの習い事人気ランキング」
2020年の同調査では水泳が1位でしたが、今年は通信教育・学習塾が1位に。学習塾や英会話はオンラインにも対応しており、コロナ禍でも通いやすかったことも人気の要因のひとつと考えられます。また、プログラミングを習っている子が増えているのも時代を表しているといえます。
親が子どもにやらせたい習い事TOP10

次に、親が子供にやらせたいと思っている習い事のランキングを、マイナビのデータから見てみましょう。
1位:英会話教室
2位:学習塾・くもん
2位:プログラミング教室
4位:水泳
4位:ダンス
6位:そろばん
7位:通信教育
7位:その他(自由回答)
9位:バスケ(ミニバス)
9位:ピアノ
9位:歌・ボーカル
9位:空手
9位:書道・習字
参照:マイナビ2021年「子どもの習い事、人気ランキング やらせたい習い事No.1は?」
英会話や学習塾、プログラミングが上位になりました。親の多くは子どもに国際力や知識、思考力などを身につけて欲しいと思っているのかもしれませんね。
小学生の習い事、いつスタートすべき?学習塾は?

音楽やスポーツなどの習い事は、就学前から始めている家庭も多いでしょう。しかし、就学してから新しく習い事を始める場合には、学校生活に慣れてきてからがおすすめです。学校生活に慣れないうちに習い事を始めると、どちらにも対応できなくなってしまう可能性があります。
また、スポーツ少年団への入団は、入学後数ヶ月経って募集されることがほとんどなので、募集が開始されるまで待ちましょう。
学習塾はいつスタートすべき?
中学受験をする場合、小学3年生の2月から学習塾に通うのがおすすめ。大手塾の多くは、中学受験カリキュラムが小学3年生の2月にスタートするためです。また、受験を目的としない補習塾や個人指導塾の場合は、本人の希望や特性、家庭の都合などに合わせてスタートすると良いでしょう。
習い事の予算の平均

文部科学省の 「平成30年度子供の学習費調査」によると、小学生の習い事にかける平均額は、公立小学校で約1万7833円/月、私立小学校で約5万3916円/月。
人気ランキング上位の通信教育の月謝は約2000~9000円、オンライン英会話の月謝は約1000~6000円と考えると、多くの子どもが複数の習い事をしていることがわかります。
習い事の費用目安
子どもの習い事の費用目安は、世帯の手取り月収の5%程度と言われています。家賃や光熱費などと同じように固定費として捉え、5%を目安に検討しましょう。手取り月50万円の家庭は約2万5000円、月30万円の家庭は約1万5000円が目安となります。
今回は、小学生に人気の習い事ランキングや予算目安についてご説明しました。子どもがやりがいを感じることができ、金銭的にも無理のない習い事をスタートできるといいですね。