お金

給料が高い仕事第1位の平均年収は〇万円!?職業別年収ランキング

ためる

給料が高い仕事第1位の平均年収は〇万円!?職業別年収ランキング

【画像出典元】「Dilok-stock.adobe.com」

世の中にはいろいろな職業があります。就職や転職の時でなくても「あの職業の年収はいくらなんだろう」と思うときもありますよね。

この記事では職業別の気になる年収をランキングでご紹介します。また、日本の平均年収である433万円を超えていて、「柔軟な働き方ができて高収入の仕事」や「休みもしっかり取れて給料がいい仕事」についてもピックアップしました!

あの職業の年収は?職業別年収ランキング

【画像出典元】「takasu-stock.adobe.com」

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査 結果の概況」のデータを元に、職業別の年収を算出したところ、平均年収が高い職業は以下のランキングになりました!

第1位 航空機操縦士(パイロット) 1660.3万円
第2位 医師 1428.9万円
第3位 大学教授 1065.6万円
第4位 弁護士・裁判官・検察官 971.4万円
第5位 大学准教授 860.0万円
第6位 歯科医師 810.4万円
第7位 経営コンサルタント 780.9万円
第8位 公認会計士・税理士 746.6万円
第9位 小・中学校教員 739.7万円
第10位 研究者 703.9万円
 

トップはパイロット、そして医師、大学教授と続きます。いずれも専門知識が求められる職業なので、収入が高くなっているようです。

高年収な職業には難関資格が必須?

【画像出典元】「metamorworks- stock.adobe.com」

高収入の職業は難関資格が必要なものや職に就くまでに時間がかかるものも少なくありません。また、長時間労働になるものもあります。

その一方で、肉体的な負担が少ない職業や柔軟な働き方ができる職業もゼロではありません。その中でも給料が高い職業は以下のようなものです。
(年収参考:令和4年度賃金構造基本統計調査

システムコンサルタント/設計者

プログラミングの技術を活用して、システムの構築や設計、保守運用をする仕事です。パソコンを使う仕事なので、肉体的負担は極めて少なくなります。近年ではエンジニア不足が問題となっており、将来性もあります。平均年収は660.4万円です。

秘書

ビジネスのサポートや来客対応などをする仕事です。最近ではオンラインでサポートする「リモート秘書」も登場しており、働き方の柔軟性はより高くなっています。平均年収は520.0万円です。

企画職

商品や広告の企画、マーケティング全般を立案する仕事です。アイデア力や企画力が必要ですがデスクワークがメインであることが多く、体力的な負担は比較的少なめでしょう。平均年収は630.3万円です。

休みが多くて高収入の職業はコレ!

【画像出典元】「metamorworks- stock.adobe.com」

厚生労働省の「令和4年就労条件総合調査の概況」によると、企業平均の年間休日総数は107.0日でした。したがって今回は、これより多い職業を「休みが多い職業」とし、その中でも平均年収が高いものをピックアップしてみました。

MR(医療情報担当者)

医療情報の営業のような仕事で、取引先の病院や医療施設が休みのときは仕事が休みになります。医療に関する多くの知識が必要なため、平均年収は650万と高水準です。平均休日数は130日です。

電気・ガス・熱供給・水道業

生活に不可欠のインフラに関わる職業は、全職種の中でもトップクラスの休日があることで知られています。比較的大規模事業場が多く、常用雇用者の割合が高いため、休日がしっかり取得できる環境があることが理由にあるようです。また、社会状況に左右されにくい職業なので、給料も安定しており、比較的高くなっています。平均年収は676.0万円で、平均休日数は119.7日です。

学術研究、専門・技術サービス業

学術研究を行う会社や、法律や財務、経営やデザインなどの専門知識を提供するコンサルタントなども平均休日数が多く、給料が高い職業です。平均年収は633.4万円で、平均休日数は118.7日です。

文系で給料が高い仕事はコレ!

【画像出典元】「polkadot- stock.adobe.com」

給料が高い仕事には理系の仕事が多いように見えますが、文系でも高収入の職業があります。

弁護士

日本でも最難関の司法試験を突破した人がなれる弁護士は、高収入な仕事の代表でもあります。独立して開業した場合や、法律事務所に勤務している場合によっても年収は異なりますが、平均年収は971.4万円です。

コンサルタント

企業の経営や戦略に関する課題解決をする仕事です。実力が給料を左右するところはありますが、論理的思考力や発想力があれば、20代で1000万円以上の年収になることもあります。平均年収は780.9万円です。

編集者

雑誌やWebサイトなどの企画を行い、内容をまとめていく仕事です。仕事量が多く体力的にも楽ではありませんが、やりがいが大きい仕事でもあります。平均年収は697.6万円です。

年収が高い職業に就くために必要なこと

【画像出典元】「Monet- stock.adobe.com」

年収が高い仕事もさまざまですが、これらの仕事に就くためにはどんなことに取り組むとよいのでしょうか。

資格を取る

年収が高い職業には、特別な知識やスキルが必要なものが多くあります。医師や弁護士のように長時間の勉強が必要なものもありますが、1年未満で取得できるものも少なくありません。将来性も考えながら資格取得を考えてみましょう。

語学力をつける

国際的な業務がある業界や、海外とのやり取りができる人材は給料も高くなります。英語はもちろん、中国語などの他の外国語でも会話ができると、就職時の強みになります。

就職エージェントを利用する

就職活動をサポートしてくれる就職エージェントは、これまでの経験やスキルを考慮しつつ、高年収の仕事に就けるよう支援してくれます。自己分析やアピールの方法なども教えてくれるので、希望年収の仕事にも就きやすくなります。

就職や転職を考えるときは、できるだけ年収の高い仕事を選びたいですね。しかし、給料が高い仕事が必ずしも自分に合っているとは限りません。給料と働き方の両方を考えて、自分にとって最適な仕事を見つけてみてください。