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「50代で留学にチャレンジ」パラレルインカム・ストーリー#6

私達の新しい「お金と生き方」の選択肢「パラレルインカム」のはじめ方 泉 正人

「50代で留学にチャレンジ」パラレルインカム・ストーリー#6

一度しかない人生。“自分らしく”“豊かに”“自由に”生きたいと思いませんか?

この講座「『パラレルインカム』のはじめ方」では、そうした生き方の実現方法を、身近な生活のお金や会計、経済、資産運用などに関して幅広い見識を持つ「ファイナンシャルアカデミー」の代表・泉正人先生が、わかりやすくレクチャーします。

また3講座が終了するごとに、このメソッドを実践し、自分らしい生き方を手に入れた6名の「パラレルインカム・ストーリー」も紹介。

今、話題の「FIRE」の先をゆく新しいメソッド「パラレルインカム」。みなさんもぜひ、このメソッドを活用して、自由で豊かな人生を自らつくってみませんか?

やりがいを見つけ、次々と夢をかなえるM・Kさんの話

今回は、僕が運営するファイナンシャルアカデミーの受講生で、実際にパラレルインカムを実現している人に話を聞く、「パラレルインカム・ストーリー」の回。今回で、もう6人目になるかな。

そうですね。どの方もアグレッシブで、毎回話を伺うたびに刺激を受けています。今回はどんな方ですか?

経営者として会社を上場させ、趣味のトライアスロンを楽しんでいたけれど、「まだまだやりたいことがある!」と考え、不動産投資を開始したKさん。50代だけれど、不労所得を得たことでやりがいを見つけて、次々と夢をかなえる人生を謳歌しているんだ。

50代から夢を次々と…楽しみです。よろしくお願いします!

経営とトライアスロンに邁進する日々

私は広告業界で会社を創業し、経営者として事業の拡大に全力を注いできました。幸いにも、会社は2008年に念願の上場を実現。その後も、経営に追われるめまぐるしい日々を過ごしていました。

一方、プライベートでは40歳のときにトライアスロンを始め、そこから本格的にのめり込むことに。

どんなに仕事が忙しくても、エントリーしたレースには必ず参加しましたし、面白そうなレースがあれば、国内外を問わず、どこにでも駆けつけるようになりました。トライアスロンという趣味を持ったことで、素晴らしい仲間たちとの出会いも経験し、ますますトライアスロンの魅力に取りつかれていったのです。

そんなふうに、公私ともに充実した生活を送ってきたわけですが、長い間、自分のお金のことはほとんど考える機会を持たないまま過ごしていました。お金に関しては、ずっと無頓着だったように思います。

やりたいことは全部やりきりたい!

そうして仕事もプライベートも充実し、それなりに満足のいく生活を送っていた私ですが、「もうこれで十分」と考えていたわけではありません。

ほかにもまだまだ、「やりたいと思っているのに実現できていないこと」をたくさん抱えていたのです。

「人生は一度きり。やりたいことは全部やりきりたい!」そう思った私は、2010年頃から、やりたいことをすべて実現するための方法を真剣に模索するようになりました。そこで興味を持ったのが「不労所得を得る」ということです。

仕事をがんばって資産を増やしたとしても、お金を使うことに多少はためらいが生じます。これでは、やりたいことをすべてやりきるのに時間がかかってしまいます。

しかし十分な不労所得があれば、時間拘束がほとんどなく安定的な収入が入ってくるので、資産が減るというストレスが少なくなります。

お金と時間の自由を得て、やりたいことを実現したいと思っていた私にとって、「これは私に必要なものだ!」という確信にも近いような思いがありました。「お金を基準に選択する人生ではなく、自分の意志で選択できる人生を」。そんな誓いを立てて、不動産投資を通じて不労所得を得ることにチャレンジする決意をしたのです。

不労所得に不思議な感覚を覚える

仕事の都合でまとまった時間を取れなかったこともあり、不動産投資の勉強は短時間で一気に集中して行いました。

勉強を始めてから2~3か月で1棟目のマンション、価格は1億6,000万円でしたが、これをフルローンで購入しました。事前に綿密なシミュレーションをしていたものの、「借り入れをして本当に回収できるのか」という不安はありましたよ。経営者として借り入れをすることには慣れていましたが、不動産投資は初心者だったので、かなりドキドキしたのを覚えています。

ただ、勇気を持って取り組んだ結果、毎月150万円の家賃収入、つまり不労所得が入ってくるようになりました。

仕事で労働収入を得るときよりも、時間効率よくお金を得ることができ、「こんな世界があったんだ!」と、多少の違和感を感じつつも、新しいビジネス感覚を感じたことが今でも忘れられません。

その後も順調に物件を増やし、8年間で計6件の物件を購入して、不動産保有約5億円、家賃収入約4,500万円を得るまでになりました。

その過程では、自分で依頼したスタッフたちと一緒にマンションをデザインしたこともありました。私の本業はマーケティング関係なので、その経験をもとに周辺のマンションをリサーチして、そのエリアにおいて特徴的なデザインのマンションをつくったのです。

その結果、すぐに満室にすることができ、自分のアイデアが有効だったとの満足感が得られました。このように、不動産投資にはアイデアやプランニングしだいで収益を大きくする余地があるので、そこにはこれまでの経営に通じるものがあり、面白さを感じています。

経営者向けコーチングにチャレンジ

2019年に22年間勤めた会社の役員を引退し、今は次の夢に向かって新たなチャレンジに取り組んでいます。

そのチャレンジというのは、経営者向けコーチングです。コーチの役割は、経営者やマネジメント層に対してアドバイスをしながら、課題解決に向けて伴走していくことです。

コーチングは経営者としてのこれまでの経験も活かせますし、自分のコーチングによって経営者がポジティブに変わっていく様子を目の当たりにしたり、会社が大きく変化し、成長を共にし、感謝の言葉をかけてもらったりすると、大きなやりがいを感じることができます。

コーチングの可能性に魅せられ、もっと深く勉強したいと思い、現在はコーチングの本場アメリカへの留学を考えています。新たな仕事にチャレンジするだけでも大変なのに、勉強のためにわざわざアメリカに留学するなんて、と思われるかもしれません。

でも、私は不安よりもはるかにワクワクする気持ちを持っています。それは、不動産投資によってお金に対する不安のほとんどない環境を得ていることとも関係していると思います。

もし不動産投資を行わなかったら、取り崩されていく資産に多少なりともストレスを感じていたでしょうし、新たな仕事にチャレンジすること自体にも不安を感じたと思います。

不労所得は精神的な余裕と、何の制約もなく自由にデザインできる人生、言い換えれば、いつでもチャレンジへの切符をもたらしてくれると思います。

これからも私は、やりたいことを楽しみながら実現していくつもりです。仕事はもちろん、趣味のさまざまなスポーツでもどんどん次の夢を追いかけ、夢をかなえながら人生を謳歌していきたいと考えています。

~「50代で留学にチャレンジ」パラレルインカム・ストーリー#6 終~

次回は、「不動産投資で資産所得を得るための5つのポイント」について学んでいきます。お楽しみに!