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雇用統計ショック到来!強い銘柄を探せ!【初心者株投資87話】

ドタバタ!株投資ルポ うだひろえ

雇用統計ショック到来!強い銘柄を探せ!【初心者株投資87話】

残暑の中、株投資生活のハードルはまたも下がったものの…!?

暑い日が続く中、エアコンの効いた涼しい部屋で悠々自適の投資生活、なんて素敵な時間をみなさまお過ごしでしょうか。

私はと言いますと、6月から証券会社のサイトにログインするのに二段階認証が必要となり、メールに届く画像をクリックしないとログインできなくなってからというもの、そのひと手間が「めんどくさい」と感じるようになり、毎日の銘柄チェックが滞りがちです。

それじゃいかん!と面倒くささを乗り越えてログインすると、目に飛び込んできたのは、「金額指定購入」で100円から株が買えるようになったという楽天証券の「かぶピタッ™」というサービス。NISA口座で取引可能、楽天ポイントも使えるとのことで、またもや株投資のハードルがグッと下がりましたね。初心者にはもちろん、私のような少額投資家にも嬉しい限りです。

取引できる銘柄はどんなものがあるか見てみると有名どころがたくさん!私がずっと狙っている任天堂<7974>もありました。株価1万円以上で、今まではミニ株で1株購入しかできなかった銘柄も、100円から購入できるとなると、俄然楽しくなってきます。

しかも配当金も受け取れるし、取引手数料は無料(スプレッドはかかる)とのこと。さっそく試してみようとすると、スマホサイトからのみ購入可能とのこと。私は普段パソコンで株取引をしているので、スマホサイトでのログインはしたことがなく、一抹の不安が。

そう、普段はパソコンでやっていますから、新たにスマホでログインするとなると、猛烈に面倒くさいんです。ログインIDも確認、パスワードも確認して入力。普段パソコンで確認しているログイン追加認証コードのメールをチェック、確認してスマホに入力。やっとログインできました。

そこで待ち構えていたのは、スマホの小さい画面での小さい文字。アラフィフの老眼には厳しい…!

設定で文字を大きくしてみましたが、スマホ表示の限界が、私の老眼に負けました。拡大できない画像の中の文字が読めなくてストレスなんです。「老眼鏡を買おう…」とつぶやいて、サイトを閉じました。

雇用統計ショック!なぜトランプ大統領が激怒?

【画像出典元】「stock.adobe.com/ Aliaksandr Kisel

そんな夏を過ごしていると、投資関連のビッグニュースが連続で流れてきました。
「米国雇用統計発表、大きく下振れ」からの「米国の株式市場は下落、東京市場も日経平均が4万円を割る」、「トランプ大統領、雇用統計の担当局長を『不正操作を行なった』として解任」という「どうしてそうなった!?」という流れです。

米国雇用統計は、米国の経済指標の中でも特に重要視されている指標だということは、私でも知っています。

詳しく調べてみると、原則毎月第一金曜日に発表され、発表機関は「アメリカ労働省の労働統計局」、調査対象は「全米の約16万の企業や政府機関のおよそ40万件のサンプル」、発表内容は「失業率、非農業部門雇用者数、週労働時間、平均時給、建設業就業者数、製造業就業者数、金融機関就業者数」など計10数項目の指標なのだそうです。

特に注目されるのは「失業率」と「非農業部門雇用者数」で、発表時は為替が大きく動くと言われています。

アメリカの経済規模は世界のGDPの約20%を占めて世界最大であり、そのアメリカ経済の約70%を個人消費が占めているため、アメリカ経済の良し悪しは個人の雇用の情勢にかかっており、否が応でも重要視されるわけです。

そんな米国雇用統計、7月分が発表されると、非農業部門の雇用者数は市場予想(10.4万人増)を大きく下回る7.3万人増、過去2カ月分も合計で25.8万人下方修正され、失業率も前回4.1%だったのが4.2%に上昇。市場は即座に反応し、米国債の利回りは急低下、ドルが売られ円高が進行したのだそうです。

円高なら日本には良いのでは?と短絡的に思いましたが、輸出関連株が売られて日経平均は下落。しばらくは下落圧力が続くのではと言われています。

原因は「トランプ関税」による製造業や輸出関連企業への影響にあると言われています。だからトランプ大統領が「自分のせいではなく不正操作だ!」と訴えているのかな、と想像できました。

ピンチこそチャンス!強い銘柄をサクッと発見!

上向き矢印にまたがる女性
【画像出典元】「Roman Samborskyi/Shutterstock.com」

となると、私のような弱小投資家ができることは、「雇用統計ショック」で落ち込んだけど本来関係ないためここから回復するであろう銘柄を見つけて、しっかりと買っておくことですね。
実際、雇用統計ショックで日経平均が落ちた8/4でも、任天堂は決算の結果が良くて値上がりランキングに入るほどでした。買い時が見つからないほど強いです。

こういう時に値上がりランキングに入っている銘柄は「強い」ということですね。この日は決算後だったこともあり、任天堂の他には山崎製パン<2212>、イビデン<4062>が4~7%超高と大幅高だったそうです。これらは今後も要チェックです。

こうして調べることで、目が肥えていくような気になりますし、自信にも繋がります。実戦に役立てて、財布の中も肥えさせていきたいと思います!