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今さら聞けない医療保険~最終回~気になる病気の治療費を知りたい!

そなえる お金を知る

これまで医療保険の基本から入院日額などを決めるヒントをみてきました。シリーズ最後は、具体的な疾病ごとの費用の目安や保険適用外の治療について確認していきましょう。

疾病ごとの医療費はいくらかかるの?

年齢別死因をみると、自殺や高齢者の肺炎を除けばどの年齢も三大疾病の割合が高いことが分かります(下記図表参照)。

年齢別の死因
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メディアで芸能人の罹患を知ることも増えており、実際に身近な人が患っているという方も少なくないでしょう。

ここでは、公益社団法人全国病院協会の「医療費の質の評価・公表推進事業」で公表されているデータを基に三大疾病などの医療費を考えていきます(下記図表参照)。

医療費等の目安
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表にもあるように、例えば、急性心筋梗塞の場合は、1入院の医療費総額が約180万円もかかっていることがわかります。健康保険で3割負担の人なら約54万円となりますが、第2回で解説した「高額療養費制度」を利用すると、月の負担上限を超える分は健康保険から補われ負担は随分抑えられます。

もし同じ月内で入院が完結するなら、実質的な負担額は約9万5000円(第2回を参照)が目安になります。もし月をまたぐ場合は、その倍くらいの負担を考えておくといいでしょう。しっかり備えを考えたいなら、月をまたいだことを想定し見積っておきましょう。

▼第2回記事はこちら
今さら聞けない医療保険~第2回~入院保障はいくらがベスト?

わずか100円程度でOK!「先進医療特約」で健康保険が使えない治療に備えよう

病院のベッド
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今までお話ししたのは、健康保険が適用される場合でしたが、病状によっては、適用外の治療を選択することもあるでしょう。その場合の治療費は全て自己負担となり、当然ながら高額療養費制度からの給付もないワケです。

そんな治療の仲間として挙げられるのが「先進医療」。ただ、この治療はたった100円程度で備えられるものでもあります。

先進医療とはどういうものかというと、厚生労働省によって認められた治療で、今は健康保険の対象になりませんが将来的に認められる可能性がある治療法です。現在は104種類あり、一部の医療機関で受けられます。

先進医療の治療費
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先進医療の代表格は、高額な費用がかかる「ガンの重粒子線治療や陽子線治療」。300万円程度かかるといわれており、その実態は上記図表からも伺い知れます。また、治療の実施数がもっとも多い「多少点眼内レンズを用いた水晶体再建術」という眼の治療では50万円程度が目安となり、決して負担は少なくありません。

ただ、前述のように医療保険などにたった100円程度の費用をプラスして「先進医療特約」を付けるだけで備えることもできます。保障は最高2000万円など治療の実費分をまかなってくれる、いざというときに心強い保障でもあります。こうした先進医療のケースはまだまだ少ないため、保険料が安く設定されているのもうれしいですね。

さいごに

ここまで3回にわたって解説をしてきました。病気になるかどうかは誰にも分かりませんが、罹患したときのファイナンスリスクの対処法は考えておきたいものです。この対処法は2つあり、専門的には「リスクの保有」「リスクの移転」といいます。前者は、貯金をして自己負担できるように備えること、後者は、リスクを外に逃がすため保険に加入すること。今回のシリーズが医療保険を考える上で何らかのヒントになれば幸いです。

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