豊かなモノ 〜ジーパン好きおじさん〜
監修・ライター
みなさま、こんにちは
「アラフィフ男の新婚生活」のひーぷーです。
このコラムを読んで下さっている方は必ずしも女性とは限らないわけで。
男性は「男のモノ」が気になるはずだ(下ネタも含む)。
時計・車・靴等々、男性が好んでこだわるモノも多くて、僕にとっては「ジーパン」。「デニム」なんてシャレた言い方は好きじゃない。僕の世代は「ジーパン」。何だかジーパンが好きというと、何十万もする「ヴィンテージ」を買いあさる芸能人を思い浮かべるけど、僕はそこまでお金も知識もないので、「共感できるジーンズ」をずっと履いている。
1、「ステュディオ・ダ・ルチザン チャンプルージーンズ 本土復帰40周年モデル」
アメカジブランドのダルチが沖縄の職人たちと平和を願って作ったジーンズで、2012年5月15日復帰記念日に発売。もうコンセプトに共感し職人の想いに惚れて即買い。國吉遊さんという沖縄の方が縫っています。もう何年も履き込んでいるので良い感じ。
ポケットの裏には復帰前の営業許可を表すAサインの刺繍。こちらも沖縄の後小橋川功さんの技。刺繍がホントに綺麗。ロットナンバー入り。
サイドにもさりげなくオキナワっぽさが。
2、「ステュディオ・ダルチザン チャンプルージーンズ HEIWA戦後70年モデル」
これは2015年8月15日の終戦記念日に発売された第二弾。まだあんまり落ちてないね。
こちらも刺繍でロットナンバーと70周年を表すマーク、そして左ポケットには書浪人善隆さんという、こちらも沖縄出身の方の書が。なんと一枚一枚手書きです。すごい。
パッチは石垣牛の革で、ポケットには平和のシンボル鳩のステッチ。
3、「ステュディオ・ダ・ルチザン チャンプルージーンズ 本土復帰45周年モデル」
これは2017年に発売された第三弾。去年の冬は毎日これを履いてた。っていうか前述の二本との違い分かるね?(笑)
ポケットはこんな感じ。書浪人善隆さんの手書きの書とシリアルナンバー。んで、第三弾の目玉はコレ。
石垣の藍染職人大浜豪さん作、豚革を染めたコインポケット。ホントに豪華なコラボ。
商品は「想い」が入ってるとただの「モノ」ではなくなる。このジーンズをプロデュースしているダルチの玉那覇有治さんもウチナーンチュ。沖縄からジーパンを通して平和を訴えるってとても素晴らしいと思う。
ちなみに僕のジーパンは、前述の國吉さんが僕の誕生日に作ってくれたジーパンをいれて全部で4本。今のところ、他のジーンズを買う予定はないな。
妻にはアラフィフらしい格好をしてと言われたりするけど、何歳でもジーパンが似合うおじさんでいたいぞ。