グラスの“ヒビ”を育てるって面白い! 僕だけのオンリーワンのグラス。
監修・ライター
ルックスの良さにグッときて、使い心地もバツグン! 使うたびに誰かにオススメしたくなる「僕らの愛用品」。今回は晩夏におすすめの特別な逸品をご紹介します。自宅で過ごす時間が続く中で少しでも“外(飲食店)”の雰囲気に浸れるような、そして残暑を爽やかにしてくれるアイテムです。その魅力をみなさんにシェアしたいと思います!
爽快な夏をお約束! オシャレな上、コスパ最高&ゴミゼロの炭酸水メーカー
1日10分間。極上のリセットタイムが手に入る、おうち時間の至福アイテム。
雪の花のような繊細な“ヒビ”が特徴的な〈SECCA〉のグラス
夏の終わり、秋の気配を感じる今日この頃。今年の夏は特に出かけもせずにあっという間に過ぎてしまいました(笑)。ご時世的にも、再びコロナ禍の影響でおうち時間が増えそうですね。
「もっと夏を楽しみたかった…!」「家で過ごす時間にマンネリぎみ」という人も多いのでは…?
僕も同感で、そんな思いが募った結果、暮らしのアイテムに変化をつけてみました。中でも買ってよかったのがこちら、〈SECCA(セッカ)〉のグラスです。
よく見る貫入グラスとはちょっと異なる、スタイリッシュなデザイン。リム(飲み口)辺りが広がった独特のシルエットで、“いかにも焼酎グラス”という印象がないスッキリとした佇まいがお気に入り。これなら飲み物の種類を問わずに幅広く使えます。
雪の結晶や霜のような“ヒビ”は、「雪花ガラス」という特殊な技法によって施されたもの。このヒビは時間とともに増えるそうで、経年変化で模様が変わっていくのだとか。悠久のロマンです…。
ヒビが増えて大丈夫?と思う方もご心配なく。グラスは内側が3層構造になっていて、硬いガラスの中に柔らかな雪花ガラスが挟まれている仕組み。表面はつるりとしていて何の問題もなく使えますよ。
ちなみに、このグラスを手がけているのは福岡県在住のガラス作家・青木耕生さん。閑静な山間に工房を構え、内ひび貫入ガラスにオリジナルのアイデアと技術を取り入れた「雪花ガラス」を考案して注目を集めている存在。そんな匠が一つひとつ思いを込めて丹念に作ったグラスは、引き出物や贈り物としても数多く選ばれているようですよ。
ヒビには個体差があり、角度や光の加減によって模様の表現が変わるのも面白くて、ずっと眺め続けていられるほど不思議な魅力を放ちます。
耐熱性を持つので、温冷どちらのドリンクもOK。飲み物の色によって表情が変わるから、そういった変化も飽きさせません。爽やかな気分に浸りたいときは、キンキンに冷やしたビールやアイスティーを。なんだか夏の余韻を感じることができて、僕的には嬉しい光景。グラスに氷を入れた時の「カランカラン」という音もいいですよ!
秋冬はホットワインやお湯割りの焼酎を注ぐのも良さそう。雪の花が舞う美しい銀世界を彷彿とさせそうですね。特別な逸品でいただくドリンクは、飲食店さながらの高級感を味わえます。自宅でのティーブレイクや晩酌がグレードアップすること間違いなし!
使い続けていく中で、運が良ければ、ヒビが入る瞬間に繊細に響く「ピン」という澄んだ音が聴けるとか! サボテンの花が咲いたときの感動に近そうだな。
生き物を育てるように、この“ヒビ”を愛でる“日々”を楽しみたいと思います。(お後がよろしいようで…)
【アイテム詳細】
〈SECCA〉
ティーグラス
9,680円(税込)
材質:ガラス
サイズ:直径8.8cm×高6.8cm
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