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来年の金運を引き寄せるには？【12月後半のお金・恋愛・仕事占い】

カルロッタのハピリズム暦占いマリ・カルロッタ・フォルトナータ

2023.12.16 06:00 更新

監修・ライター

イタリア仕込みのタロット占い師

マリ・カルロッタ・フォルトナータ

占い師マリ・カルロッタ・フォルトナータが、12月後半の暦占いをお届けします。

12月後半は、二十四節気（にじゅうしせっき）の【冬至（とうじ）】の頃となります。
二十四節気の節目の中でも、冬至は皆さんもよく耳にする、なじみがある言葉かもしれませんね。

今年の冬至は12月22日です。この冬至の日は一年の中で夜が最も長く、そして昼が最も短い日です。そして、冬至を起点に昼は一日一日と長くなり始め、夜は短くなっていきます。このことから、古代中国では冬至に陰気が極まり、一転して陽気が増えていくものとされ、これを「一陽来復（いちようらいふく）」と言い表したそうです。

ここから「一陽来復」とは、冬至から陽気が高まり、運が上がっていくことを指し、幸運が開けることを意味するようになりました。

その後「一陽来復」の考え方は日本にも伝えられ、今でも冬至の日を祝う風習が、日本の神社仏閣などで続いています。東京早稲田近くの穴八幡宮や放生寺、築地の波除神社、京都の車折神社や奈良の葛城一言主神社、兵庫の越木岩神社など、多くの神社では、一陽来復守りをこの冬至の日に授与しています。

冬至の日には「ん」のつくものを食べると良い運がやってくるとも言われますが、これも「一陽来復」と関係しています。「いろはにほへと」のいろは歌の最後は「ん」で終わることから、終わったところから運が上がっていく一陽来復にかけて、終わりの「ん」にかかる食べ物は縁起が良く、冬至に「ん」のつく食べ物を食べると運気が上がるとされたのです。

皆さんも、みかん、れんこん、ぎんなん、だいこん、うどん等、縁起のいい「ん」のつく食べ物を、冬至の日に食べてみるのもいいかもしれません。

さて、今月後半、最も運気の良い日は、

◆12月19日◆

になります。この日は、

・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
・大安

という二つの吉日が重なります。

・一粒万倍日（いちりゅうまんばいび）
何か一つ、ちょっとしたアクションを起こすだけで、そこを起点として物事が広がり、大きな収穫を得られるという吉日です。

一粒万倍とは、『一粒の種まきで、千も万も、実りを得られる』という意味。あなたがこの日に、お金のご縁を増やすような行動を取れば、お金は増えていくでしょうし、新しいことに挑戦すれば、それはぐんと発展し、あなたに実りをもたらしてくれます。

恋愛のことでもお金のことでも、あなたのやりたいこと、何か善きことを少しでも始めれば、素晴らしい結果に繋がっていく日になります。

ちなみに、宝くじ売り場でも、この『一粒万倍日』にのぼりを出しているところもあり、ギャンブルのご縁の強い日でもあります。

ただし、マイナスのことをすると、それが膨らむという意味も持っています。増えてしまうと困るもの、例えば、この日に借金をするのは絶対NGです。

・大安
吉日と言えばこの日をイメージする方も多いのではないでしょうか。よく知られている、万事大吉の日です。暦占いである六曜のほとんどに『これをしたらいけない』という凶事があるのですが、吉日である大安の日にはこれが一切ありません。そこから、何をしても万事うまくいく、すべてのことが吉となる日となりました。

何かやりたいこと、チャレンジしたいことがあるのなら、この日に始めると、良い兆しが見えてくるでしょう。