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春に庭自慢したい! 冬の間にやっておくべき庭のお手入れは?

5000円でかなうコト 金崎 順子

春に庭自慢したい! 冬の間にやっておくべき庭のお手入れは?

DeirdreRusk/iStock/Thinkstock

目次

寒くなると庭に出ることがおっくうになってしまって、ついつい植物の世話を怠りがち。と、こんなことではいけませんよね。春になったらきれいな庭を自慢できるように、冬の間にやっておくべきメンテナンス術を教えて!

Q1 冬のガーデニンングでありがちな失敗例はどんなことがありますか?

シクラメン

出典元:sakhorn38/iStock/Thinkstock

A1 おっしゃる通り、多くの人は、冬になると庭に出る回数がだんだんと減ってしまうようです。とはいえ寒くなると乾燥した日が続くので、草花が枯れてしまいます。地植えしている植物は朝露や雨でも十分だと思いますが、花鉢やプランターに入れているものには小まめに水やりをしてくださいね。朝は霜が残り、夕方だと夜にかけて水が凍る場合もあるので、冬場の水やりは比較的暖かい昼ごろがベストです。

また、冬場は室内に入れておいたほうが良い植物もあります。例えばハイビスカスは、近年の温暖化により屋外での冬越しも見かけるようになりましたが、もともとは寒さに弱い植物。品種による違いもあるかと思いますが、暖房をつけるころくらいを目安に室内に移してあげましょう。枯れたように見えるかもしれませんが、水やりを忘れなければ冬を越すことができますよ。

ちなみに冬に部屋で楽しむ花として、定番ですがシクラメンをオススメします。シクラメンは底面給水の鉢で作られているのがほとんどなので、水やりの失敗も少なく、春まで長い間楽しむことができます。上手にかわいがってあげると、翌年も咲いてくれます。

Q2 冬のうちに済ませておきたい庭木のメンテナンスを教えてください。

肥料を与える

出典元:michaeljung/iStock/Thinkstock

A2 野生の樹木と違って、鑑賞目的で植えている庭木は人工的に養分を与えないと育ちにくくなってしまいます。寒い時期に植物に施す肥料を寒肥と言いますが、1~2月の休眠期に肥料を与えることで、春の芽吹きやその後の成長を助けてくれるのです。春から夏までの長い間持続させなくてはならないので、ゆっくり長く効く遅効性肥料を選んでください。

また、4月から夏にかけて発生する病害虫への予防策として、冬季の消毒もおすすめします。石灰硫黄合剤やマシン油を数回散布するだけで効果があるのですが、石灰硫黄合剤やは匂いが強く近所迷惑にもなりがちなので、近年の都市部では使用頻度が減っているという話も耳にしますね。できれば石灰硫黄合剤も散布しておきたいところですが、トラブルになりそうな場合はマシン油だけでも十分だと思います。

Q3 1~2月が植え替えの好機だと聞きますが、なぜですか?

木の植え替え

出典元:有限会社HANAKO

A3 冬になると木も休眠する、というのがポイントです。つまり木は、眠っている間であれば根っこを切られたことに気づきません。そして、春を迎え気温や地温が上昇してくると、木は目を覚まして何もなかったかのように元気な根を伸ばし、新葉を出します。根から水分や養分を吸い上げ、葉で水分を蒸散させて光合成を行いながら成長していきます。

ところが、木が活発に活動している盛夏ごろに根を切られてしまうとバランスを崩してしまい、病気になったり、枯死してしまうこともあります。ですから、木も人間と同じで、「病は気から」ということわざが当てはまるんですよ。植物が生きていることを実感するエピソードでしょ?


冬だからガーデニングはお休みというわけにはいかなず、やるべきことはいっぱいなんですね。この冬は寒肥と消毒をして、春には庭自慢ができるよう頑張ります!

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