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上司の親族にご不幸が。参列の際におさえておくべきポイントは?

0円でかなうコト 木下 亜沙希

目次

会社に上司の親族にご不幸があったと連絡がありました。一体、何を確認していけばいいですか!? 参列するのは、お通夜? それとも葬儀・告別式? どんなことから手を付けたらいいのか分かりません。教えて、賢人!

Q1 ご不幸のお知らせが。まず、確認することは?

葬儀場

出典元:akiyoko/iStock/Thinkstock

A1 最近ではメールで訃報が届く場合も多いのですが、お電話等で直接確認をされる場合は、亡くなった方の氏名をはじめ以下の5つを聞いておきましょう。

1)お通夜、葬儀・告別式の日時と場所  2)喪主のお名前と続柄  3)宗教・宗派  4)供花や花輪の受入れ  5)お手伝いの必要の有無。以上5つが必要事項となりますので、ぜひ漏れなく聞いておいてくださいね。

また、上司の親族のご不幸とのことでしたが、お式に参列するのは、上司にあたる方のご両親・配偶者・子どもまでです。ご兄弟などの場合は、お香典だけも構いません。ただしこれは、一般的な場合です。面識があったり、お世話になっていたりすることもあるでしょう。その場合は、この限りではありません。会社内の人間関係ですので、一人で判断せず、先輩や他部署の上司の判断を仰ぎながら進めていくとよいでしょう。急なことで慌ててしまうと思いますが、周囲と協力しながら丁寧に確認を進めてくださいね。

Q2 参加するのはお通夜? それとも葬儀・告別式?

A2 故人と生前、親しくされていたら、お通夜、葬儀・告別式ともに参列するのがよいでしょう。そうでない場合は、どちらかの参列でもよいですし、両方参列しても構いません。

本来、お通夜は親しい間柄の方のみで集まるお別れの場でした。しかし、現在では葬儀・告別式に出席できない方が「せめてお通夜だけでも」というお気持ちで参列されることも多くなっています。葬儀・告別式に出席できる方は、そちらを優先されるのが良いと思いますが、難しい場合はお通夜だけでも大丈夫です。

Q3 お通夜、葬儀・告別式それぞれのふさわしい服装を教えてください。

喪服の男女

出典元:PhotoAC

A3 お通夜に喪服で行くのは「あらかじめ準備をしていた」ことになるためNGではないかと心配される方もいらっしゃいますが、クローゼットにしまうなどして、いつもすぐに着られる状態にある場合は、喪服で参加されても失礼にはあたりません。喪服の準備が難しい場合は、ダークカラーのスーツ、またはそれに準じる服装がよいでしょう。男性はネクタイだけでも黒に変えて参列されることをおすすめします。

葬儀・告別式の場合は喪服を着用します。女性は余分な装飾を避け、メイクも派手にならないようにナチュラルを心掛けましょう。髪が長い場合は低い位置でひとつ結びにします。そして気を付けたいのがネイルです。ナチュラルカラー以外はNGです。マニキュアならリムーバーで落とします。ジェルネイル等の場合もオフしたいところですが、難しい場合はベージュのマニキュアを上から塗って色を目立たなくするなどして式に出席するようにしましょう。

もし喪服がない場合は黒のスーツでもいいでしょう。靴やバッグもすべて黒にし、金具などの光るものが含まれるデザインは避けます。ふさわしいものがない場合は、この機会にそろえましょう。

葬儀参列の携行品

出典元:PhotoAC
 

また、袱紗やお香典袋、念珠などはあらかじめ準備しておくと慌てずにすみます。これに加えて、筆ペンや黒(白)のハンカチ、女性の場合はリムーバーもまとめてセットしておくと便利です。

Q4 参列の際に気を付けることがあれば教えてください!

A4 何よりも気持ちのこもった立ち居振る舞いが大切です。故人に対して慎み深い気持ちで式に参列しましょう。携帯電話のマナーモードへの切り替えは基本中の基本ですが、バイブレーションの音も意外と響きます。式が始まったら、音が一切出ない設定にするか電源を切り、1~2時間の式中は故人に祈りを捧げます。

また、葬儀・告別式に参加する場合は、ご出棺まで参列し最後のお見送りをします。特別な用事でない限りは途中退席せず、最後まできちんとお見送りをされるのがよいでしょう。

一連の式は宗教や宗派で様式が異なりますので、あらかじめ確認をしておくことが大切です。葬儀場で式がある場合は、作法についてアナウンスがありますが、基本的には喪主の礼拝の作法と同じようにすれば大丈夫です。

Q5 外せない用事や遠方に住むなどして、参列できない場合はどうしたらいいですか? また、そのほかに気を付けた方がいいことはありますか?

A5 弔電やお香典、お花をお送りしてはいかがでしょうか。訪問できる範囲にお住まいであれば、落ち着いたころ(49日が過ぎたころ)に弔問に行くのもよいでしょう。

そのほかに注意すべきこととして、後日ご遺族から香典返しが送られてきますが、これにお礼はしません。香典返しは「お礼」です。お礼にお礼を返す「繰り返す」行為は、不祝儀にそぐいません。

また、それと似た意味合いを持ちますが「忌み言葉」にも気を付けます。「たびたび」や「くれぐれ」などの繰り返し言葉や、「浮かばれない」「苦しむ」「迷う」はご挨拶や手紙を書く際に使用しないように気を付けましょう。

そして最後に、宗教・宗派には十分な配慮を。ご挨拶のことばも、仏式では「お悔やみ申し上げます」や「この度はまことにご愁傷様です」、キリスト教式では「安らかな眠りをお祈り申し上げます」が一般的です。

いずれの場合も、大切なのは「しっかりと気持ちを込める」こと。故人との最後のお別れになりますから、心を込めてお祈りを捧げる気持ちで参列しましょう。


今まであまり経験がないので少し不安でしたが、確認事項を把握しておけば慌てずにすみそうですね! 周囲の人たちに相談しながらしっかり確認をすれば、落ち着いて故人とのお別れができそうです。賢人! ありがとうございました。

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