2025年4月13日、「大阪・関西万博」がいよいよスタートしました。開催前にはさまざまな課題もありましたが、世界各国の最先端技術や文化が集結し、連日多くの人でにぎわっています。そして関西旅行といえば、やっぱり外せないのが人気の「USJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）」です。

せっかく大阪を訪れるなら、万博もUSJも両方思いっきり楽しみたい！そんなあなたのために、本記事では効率的でお得な巡り方を詳しくご紹介します。

チケット代を抑えてもっと楽しもう！万博とUSJのお得な割引情報

大阪・関西万博とUSJ、どちらも魅力的ですが、チケット代が気になる方も多いのではないでしょうか。でも大丈夫です。

実は両施設とも、知っているだけでかなり得をする割引情報や特典がたくさん用意されています。まずはそれぞれの施設で使えるおすすめの割引や、お得な裏技を見ていきましょう。

大阪・関西万博のチケット割引

大阪・関西万博では、目的に合わせて利用できるさまざまな割引チケットが用意されています。たとえば「トワイライトキャンペーン」は、通常大人1日券7500円のところ、大人3700円で16時からの入場が可能です。

暑い日中の混雑を避けて、夕方以降の落ち着いた時間帯を楽しみたい方にはぴったりのおすすめプランです。また、平日限定のチケットの場合、通常より約1500円安い6000円で購入できます。

そのほか、15名以上で利用できる団体割引や、障害者手帳などをお持ちの方とその同伴者に適用される特別割引もあります。会場は広く、人気パビリオンは行列必至のため、あらかじめ見たいエリアを決めて効率よく回るようにしましょう。

USJの割引＆裏技

いっぽう、USJにもお得な情報がいっぱいです。無料で登録できる「Clubユニバーサル」は、誕生日月とその翌月に大人のスタジオ・パスが500円オフ、さらに同行者最大5名も割引になります。

また、子供と一緒に行く場合、その子が4歳になる誕生月には、チケットが実質無料になる特別なパスも用意されています。さらに、関西在住者限定の「関西 NO LIMIT! パス」であれば、大人1000円、中高生2000円、子ども500円の割引が適用されます。

それだけでなく、年に何度も訪れるなら年間パスも非常にお得です。誕生月には同伴者5名まで最大1200円割引になります。さらに、2025年夏には「ワンピース・プレミアショー 2025」や「NO LIMIT! クール・サマー」などのイベントも開催予定なので、年間パス保有者向けには、先行体験イベントなどの優待企画も期待できます。

万博チケットが10％オフ！嬉しいUSJとの連携キャンペーンを活用

遠方から来られる方や、「せっかくだからどちらも回りたい！」と思われる方は、万博とUSJをセットで楽しむプランを検討してみてはいかがでしょうか。実は現在、この2つの施設が連携したお得なキャンペーンが行われており、条件を満たせば万博のチケットが割引になる特典が用意されています。

大阪・関西万博では、USJと連携したお得なキャンペーンが実施されています。USJの公式WEBチケットストアでスタジオ・パスなどを購入した方を対象に、万博の入場チケットが10％割引で購入できる特典が提供されています。

チケット購入後に届く「ご購入・申込完了メール」には、万博チケット専用の割引購入サイトへのURLとパスワードが記載されており、それを使って専用ページにアクセスすれば、誰でも簡単に申し込むことができます。

対象となるのは万博の全券種で、割引は最大5枚まで適用可能です。実施期間は2025年10月5日までとなっており、USJと万博をセットで訪れる予定の方にとっては見逃せない内容となっています。

宿泊も交通もチケットもまとめてお得に！ツアーパックの活用術

USJと大阪・関西万博を両方楽しみたいけれど、「個別に全部手配するのは面倒」と感じる方には、旅行会社が提供するツアーパックの活用がおすすめです。交通、宿泊、各施設のチケットに加え、特典や送迎まで含まれたパッケージなら、旅の準備にかかる時間や手間を大幅に削減できます。

遠方から訪れる場合、万博会場のアクセスや混雑状況を考えると、移動手段や宿泊場所がセットになっているプランであれば安心感も大きいのではないでしょうか。費用面でも個別予約よりお得になるケースが多いため、グループ旅行や家族旅行に適しています。

おすすめの旅行パック例

たとえばJTBの旅行パックでは、大阪・関西万博とUSJのチケットに加え、手荷物配送サービス、ユニバーサルシティ発の万博会場行きシャトルバス、さらには「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の入場確約券が含まれたプランも提供されています。移動の負担を減らしながら、人気エリアを効率よく楽しめるのは非常に魅力的です。

また、HISや近畿日本ツーリストなどでも、東京・名古屋発の新幹線付きプランや夜行バスと宿泊がセットになった格安ツアーが販売されています。トラベラーズナビなどの比較サイトを使えば、プラン内容や価格を簡単に見比べることもできます。

さらに、大阪府が発行する宿泊割引クーポンを併用できるツアーもあり、そちらは1人あたり最大4000円の補助を受けることも可能です。この宿泊割引クーポンを使いたい場合は、旅行予約サイトや旅行会社の案内ページで、予約しようとしている宿泊施設が「割引クーポンの対象施設」であるかどうか、また「クーポンが使えるプラン」であるかを事前に確認しておきましょう。

旅行パックを選ぶ際のポイント

旅行パックを選ぶ時は、まず宿泊地の立地と交通手段に注目しましょう。たとえば、USJを先に楽しんでから万博に向かうプランなら、1泊目をユニバーサルシティ駅周辺に、2日目の朝にスムーズに夢洲へ行けるアクセスが整ったエリアに宿泊するのがおすすめです。

また、USJと万博会場間の移動には電車のほか、臨時シャトルバスや船の運行が計画されていることもあります。混雑を避けたい方は、移動付きパックや送迎付き宿泊プランを選ぶと良いでしょう。

それだけでなく、急な予定変更にも対応できる「キャンセル無料」や「キャンセル料が低め」など柔軟な予約条件のパックを選んでおくと、直前まで安心して準備ができます。公式サイトのセールや旅行予約サイトのクーポンも見逃さずにチェックして、賢く予約をしておきましょう。

日帰り？それとも1泊2日？最適なモデルプランで巡ろう！ 

万博もUSJも行きたいけれど、どの順番で巡るのが良いのか悩む人も多いのではないでしょうか。そこで、無理なく両施設を楽しめる理想的なモデルプランをご紹介します。

1泊2日でじっくり楽しむプラン

遠方から訪れる方や、両方の施設をじっくり楽しみたい方には、1泊2日で巡るプランがぴったりです。初日はUSJを朝からたっぷり堪能し、夜はユニバーサルシティ駅周辺や大阪港近くのホテルに宿泊。ホテルでゆっくり休めば、翌日の万博も疲れ知らずで挑めます。

2日目は朝から夢洲の会場へ向かい、事前にチェックしたパビリオンを中心に計画的に回ると良いでしょう。特に人気パビリオンは待ち時間が長くなるため、あらかじめ見学順をシミュレーションしておくとスムーズです。

これなら旅の満足度も高く、写真やお土産をゆっくり楽しむ時間も確保できます。

日帰りでも満喫できる効率重視の時短プラン

関西圏や近隣都市からの来訪であれば、日帰りプランでも十分に両施設を体験できます。朝は少し早めに出発して、まず万博会場へ。午前中の比較的空いている時間に、優先的に見たいパビリオンを回ってしまうのがポイントです。

お昼過ぎには会場を後にし、午後からはUSJで人気アトラクションを中心に楽しむのが効率的でしょう。その際、優先搭乗できるエクスプレス・パスを併用すれば、限られた時間内でも十分に回れます。

まとめ

大阪・関西万博とUSJをどちらも楽しむ旅は、計画次第で費用も時間も大きく変わります。チケットの割引情報や公式連携キャンペーン、さらにツアーパックやエクスプレス・パスなどを活用すれば、快適かつお得な旅が実現できます。

特に遠方から訪れる方や「せっかくだから全部回りたい！」という方にとっては、両施設をセットで楽しめる今が絶好のチャンスです。とはいえ、チケットの価格やキャンペーン内容は変更される可能性があるため、必ず公式情報を確認しながら、賢く旅の計画を立てましょう。